第4回 敵を知る①医者になる3つの方法

こんにちは。ネットに強い友人はあちゅうさんの提案でゲスの極みドクターという名前を拝することになりました、笑。もっとゲスい話題も書いてほしいとリクエスト頂いたので、番外編でゲスい話題もかけたらと思います。

今日も、実践的に話題からは外れるのですが、

医者とはどんな背景の人がなる仕事なのか

ということについて書きたいと思います。医者がどんなバックグラウンドがある人間なのか知ることで、相手の価値観に近づけるかもしれません。

今回は第一弾として医者になる3つの方法についてお教えします。どうやって医者になったかを知ることにより相手を簡単に知ることができます

まず医学部には大きく2つあります。

①国立大学 ②私立大学 です。

国立大学の授業料は他学部と同じで年間50万円です。医学部は6年制なので、総額300万円で医者になれます。一方で人件費や諸費用など含め、「医者一人を育てるのに6年間で一億円かかる」といわれているので、国立大学の医学部に入った時点で、国から一億円貰っていると同義なわけです

しかし、当然ながら、甘くはなく、壮絶な受験戦争に勝利する必要があります。国立医学部にも格付けがあり、

SSS 東京大学、京都大学 SS 大阪大学 S旧帝大学(北海道、東北、名古屋、広島、九州)+大都市圏大学(東京医科歯科、千葉、京都府立、神戸、名古屋市立)A旧設医大(金沢大学、新潟大学、岡山大学、長崎大学 、熊本大学)

などのAランクまでの大学は東京大学の他学部より難しいです。また、Aランク以下の地方の医学部、いわゆる駅弁大学の医学部でも東京大学の他学部と同等に難しいです。

すなわち、国立大の医学部に入るには最低でも東大にはいるくらい難しいとざっくりいって差し支えないかと思います。

しかし、もうひとつ医学部に入学する方法があります。それは

私立の医学部へいくことです。私立の医学部も慶応、慈恵をはじめとして一部、国立大学と同等に難関な大学もありますが、基本的に試験に入ることだけを考えたら、国立大学よりもリーズナブルです。しかし、その代わり学費が国立大学と違います。

最も安い順天堂大学でも総額1800万円総額5000万円以上が最低必要になる大学もあります。これはあくまでも最低額であり、私立大学の場合は補欠を繰り上げるときに親に「youの家、寄付金いくら払える?」とか聞いちゃうゲスい大学もあるようです。また、留年とかしたらもっと学費はかさんでしまいます。相手が私立大学出身だったら学費を調べることによって相手の両親の経済レベルが簡単に推定できます、笑。

さて、これで大きく医者が出身大学によってカテゴライズされたと思います。

①国立大学出身→東大に入るくらい難しい。全国の秀才が集まる。真面目で優秀な人が多い。お金はかからないが、親が教育にお金をかけている場合が多く、家は中流以上の家庭が多い。

②私立大学出身→一部大学を除き、試験に受かるだけなら国立よりは簡単。ただし、学費が異常に高い。上流家庭じゃないといかせられない。

さて、基本的に医者は国立か私立かで大きくカテゴライズされるのですが、もうひとつ第3の方法として学士入学というのがあります。

これは国立でも私立でもやっているのですが、大学卒業者を対象とした医学部編入制度です。だいたい、2年か3年時に編入する場合が多いです。年間5人程度と狭き門のところが多いですが、東海大学など数十人の学士編入を認めている大学もあります。

こういう社会人出身の人は、自らお金を貯めて医学部へ入学する人が多いですが、やはり国立は年間50万、私立は年間数百万以上という学費がかかるのは変わりません。なので、大きくは国立か私立かで、その人の家の収入レベルが推定できます。

次回は、どういう人が国立大学/私立大学に多いのか。国立大学/私立大学出身の人はどのような恋愛、学生時代をすごすのか。具体的に語りたいと思います。

読んでくださってありがとうございます。

大黒。

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