Dr.Uのミュンヘン留学日記 #17 ドイツの格安SIM(?) ALDI TALKを使ってみた 2020.12.10
Guten Tag! Dr.U @プリペイドSIMで生活中です。
ドイツに到着してからずっとお世話になっているのが、ヨーロッパで使用できるプリペイドSIMカードです。
渡独する前にiPhoneをSIMロック解除し、楽天市場で下のSIMカードを購入しておきました。
そして羽田からフランクフルトへの飛行機の中で、日本で使用していたものからこのプリペイドSIMカードに交換しておいたので、フランクフルト空港に着陸した直後からスマートホンでインターネットが利用できました。
このプリペイドSIMカードは、フランクフルト空港やミュンヘン市街地では特にストレスなくLTE回線が利用できました。しかし、このSIMカードは3GBしかデータ容量がありませんので、ずっと使い続けるわけにはいきません。そんなとき、知り合いの先生から教えてもらったのが『ALDI TALK』です。
今回はALDI TALKを購入して、使い始めるまでについて書いていきます。
みんな使ってる?ALDI TALK
ミュンヘンにはALDIというスーパーのチェーン店があちこちにあります。そんなスーパーのALDIが販売しているSIMカードがALDI TALKです。
ネットで調べてみると使っている日本人の方も多いようで、たくさんブログ等で紹介されています。料金も安いですし手続きも簡単なようなので、ALDI TALKを使うことにしました。
ALDIでスターターセットを購入
私が宿泊しているホテルのすぐ近くにもALDIがあるので、さっそく買いに行ってみます。しかし一生懸命探してもALDI TALKが見当たらないので店員さんに聞いてみたところ、駅近の小さなALDIだからか「ここでは売っていない」とのことでした。
電気屋さんのSATURNに探しにいきましたが、店員さんに「ALDI TALKはALDIでしか買えないよ」といわれました。そのALDIに売ってなかったんだけどなと、少しくじけそうになります。
そして、別の買い物のためにPasing駅の駅前にある"Parsing Arcarden"という大きなショッピングモールに行ったときに大きな店舗のALDIを発見したので、ここなら売っているかもしれないと探してみたところ、レジ前の金券等が売っているところにALDI TALKを発見しました。
ALDI TALKのカードをレジへ持っていくと、店員さんがカードをスターターセットの本体に交換してくれました。
アクティベートしてみる
アクティベートの方法については「ALDI TALK」、「使い方」でググるとたくさん日本語の説明が出てきますので、私の説明でわかりにくければ他の方のブログも参考にしてみてください。
事前に必要なものは、ALDI TALKのスターターセット、パスポート、スマートホンです。あと登録する住所は必要で、オンラインで手続きをするのでインターネット環境は必要です。ちなみに住所については、Wohnungsgeberbestätigung(住居証明書)の提示は求められませんでした。
1:"ALDITALK Aktivierrung"というアプリをダウンロードします。
2:スターターキットをあけて、SIMカードがついている白い台紙に記載されているSIMカード番号、PINコードを確認します。
3:アプリを使って、住所やパスポート番号など必要な情報を入力していきます。アプリの説明文はドイツ語なので、私は辞書を使いながらすすめたこともあり、15〜20分程度かかりました。
ちなみにこのときはまだALDI TALKのSIMカードはスマートホンに挿入せず、ホテルのWifiを使って手続きをしていました。
4:入力をすすめると、プランを選択する画面になります。
私は日本で月5GBくらいのデータを使用していたので、余裕をもって"Paket L"を選択しました。月18ユーロ程度かかりますが、日本の大手キャリアと比べるとかなり格安です。
4:続いて、職員とのビデオ面談前に説明動画を見ることができるようなのですが、なぜか私のスマホでは動画が再生できませんでした。仕方がないのでここはスキップしました。
5:そして職員とのビデオ面談です。アプリでコールしてから20秒ほどで、私服を着た男性の担当者とつながりました。最初に「英語で話してください」とお願いすると、快く英語で対応してくれました。
パスポートをカメラに写して本物か確認したり、事前に入力した誕生日やパスポート番号を口頭で確認されたくらいで特に難しい質問はなく、なごやかな雰囲気で面談は進みました。
最後に「通常24時間以内にSIMカードがアクティベートされるから、通知のメールを待ってね」と言われ、数分で面談は終了しました。
職員の方は身振り手振りで親切に説明してくるので、英語が苦手な人でもなんとかなると思います。
アクチベート完了
アクチベート完了まで約24時間かかると言われましたが、実際には1〜2時間程度でALDIからアクティベート完了のメール(もちろんドイツ語)が届きました。
さっそくSIMカードをALDI TALKに交換してみます・・・。
iPhoneを起動させると以下の画面が出てきますので、PINコードを入力します。PINコードはSIMカードがついていた白い台紙に書いてあるPIN1という4桁の数字です。
「あと3回試行できます」という言葉からかなりのプレッシャーを感じますね。
4桁のPINコードを入力すると、無事に開通していました!
そしてiPhoneの設定画面を確認すると、電話番号も取得できていました。もちろん通話もできます。
ちなみにパケットのプラン変更などはMein ALDI TALKという会員用サイトを使えばオンラインで変更できます。
駅の看板などで年間100GBプランの広告をたくさん見ますので、ALDIは年間会員への移行をすすめているのかもしれません。
まとめ
・ALDI TALKは簡単な手続きで開通可能
・スターターセットは小さなALDIには売っていないことがある
・ビデオ面談など手続きにはネット環境が必要
ほんとうに簡単に開通できましたので、英語に自信がない方でも使えると思いますし、通信にお金をかけたくない人にはおすすめだと思います。
今後もミュンヘンでわからなかったこと、経験したことを書いていきます。アウトプットの励みになりますので、スキ、フォローをよろしくお願いします。
追記
iPHONEを再起動するたびにPINコードの入力を求められますので、必ずPINコードはどこかに記録しておくことをおすすめします。
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