Dr.Uのミュンヘン留学日記 #22 ドイツ版Uber eats!? "Lieferando"で出前をとってみた 2020.12.20
Guten Tag! Dr.U@ロックダウンで巣ごもり中です。
2020年12月16日よりドイツではロックダウンが強化され、学校、美容室やデパートなどの店舗が閉鎖されました。また、ミュンヘンがあるバイエルン州では、21時から翌朝5時まで外出禁止令が出されています。
ロックダウンが強化されると発表されるやいなや、たくさんの人が美容室に殺到し、駅近くの美容室では行列ができていました。密にならずに髪を切るのは難しいかなと考えながら、だめもとでロックダウン前日朝に近くの美容室に行ってみたところ、開店前なのに店を開けていました。待っている人もいなかったので、"ohne Termin OK? (予約ないけどいい?)"と確認したところ、大丈夫とのことでトルコ系の若いお兄さんが散髪してくれました。
カットのみでシャンプーはありませんでしたが、料金11ユーロと格安で散髪してくれました。平日の朝は狙い目かもしれません。
そんなロックダウンの中、ミュンヘンの街角で目をひくのが、オレンジ色の服を着て自転車でさっそうと走る"Lieferando"の配達員さんです。
料理の宅配サービス"Lieferando"
この"Liferando"、私はドイツへ来て初めて知ったサービスで、日本でいう"Uber eats"のようなものです。アプリを通して料理を注文すると、自宅まで宅配してくれます。
ミュンヘンの街中ではしょっちゅうLieferandoの配達員さんを見かけますので、ミュンヘンではかなり普及しているサービスのようです。
まず会員登録
ロックダウンの中、食事を買いに行かなくてすむのは非常に助かるので、さっそく使ってみることにしました。
まずApp storeで、Lieferandoのアプリをダウンロードします。ダウンロードしたら、次に会員登録をします。登録手続きは簡単で、名前やメールアドレス、電話番号などの基本情報を入力すると、メールアドレス認証のメールが届きます。
送られてきたメールの"Confirm Account"をクリックすれば、登録完了です。登録作業は数分でできますし、英語表記なのでドイツ語が読めなくても大丈夫です。
アプリでお店を探す
登録が完了したので、さっそく料理を注文します。
アプリを開くと、スマートフォンの位置情報を自動で取得し、近くにある宅配可能なレストランが表示されます。
店の情報として口コミの点数、宅配にかかる時間、配送料、最低注文金額が表示されています。"Italian style pizza"、"Sushi"、"Chinese"などジャンルも選択可能で、店を絞り込むことができます。
ロックダウンの影響で宅配の需要増加にレストラン側も対応しているからなのか、予想していたより対応している店舗数が多かったのが印象的でした。
注文も簡単!
今回はドイツに来てからまだ一度も食べていない、インドカレーを注文してみることにしました。ジャンル選択で"Indian"を選択し、口コミの点数が高いインドカレー屋さんを選びます。
そして、メニューの中でまずハズレがなさそうな"Butter Chiken"を選択します。
辛さを選択できたので甘口(mild)を選択し、ついでにナンも追加して、"order"を選択します。
この時点で料理の代金に宅配料が1.5ユーロ上乗せされています。宅配料は店によって異なるようで、"free"という店舗もありました。
続けて、配達先住所の確認、宅配時間、支払い方法を選択する画面になります。
宅配時間は"as soon as possible"以外に時間指定が可能でしたが、"as soon as possible"を選択しました。
決済方法は"Klarna" 、"PayPal"、"Credit card"から選択できます。
私は"Klarna"という決済を知りませんでしたが、最近欧米で普及している決済サービスのようです。
"Credit card"を選択すると、カード情報を入力する画面になります。
カードブランドはアメックス、マスターカード、VISAの3つに対応していました。自分のカードのブランド、カード番号等を入力し、支払いが完了すると注文も完了です。
注文が完了すると画面には何分くらいで料理が到着するかが表示され、注文確認のメールもちゃんと届きました。
予定時間より早く料理が到着
夕食には少し早い時間に頼んだからか、アプリに表示されている時間より10分ほど早く家のベルがなりました。
玄関まで料理を受け取りにいくと、普段着(予想していたオレンジ色の服は来ていませんでした)のお兄さんが立っていて、料理をスマイリーに渡してくれました。
料理を受け取ってからスマートフォンを見ると、アプリの画面には「あと11分」と表示が出てましたので、(Uber eatsとは違って)配達員の現在地の情報や到着予定時間の修正までは対応していませんでした。
ライスはついていないと思ってナンを追加しましたが、蓋をあけてみるとけっこうなボリュームのライスもついていました。
できたての料理をもってきてくれるので、温かい料理がいただけるのは良いですね!ドイツ初のインドカレーをおいしくいただきました。
まとめ
・アプリのダウンロードから登録まで数分でできる
・日本のUber eatsとほぼ同じで、注文も簡単
・Uber eatsと異なり、配達員の位置、正確な到着時間まではわからない
ドイツの外食はちょっとお値段がはりますが、ロックダウン中に外へ出かけたくない人や仕事で疲れて料理を作る気になれない人には便利なサービスだと思います。今後もぜひ継続的に使ってみようと思いました。
もちろん早くロックダウン、コロナパンデミックが終わって、1日でも早くレストランでゆっくり食事とお酒を楽しめる世界が戻ってくることが一番です!
この記事が皆さんのお役に立てると嬉しいです。
今後もミュンヘンの状況、自分が経験したことを書いていきます。アウトプットの励みになりますので、スキ、フォローをよろしくお願いします。
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