Dr.Uのミュンヘン留学日記 #26 ドイツでコロナの検査を受けてきた話 2020.12.24
Guten Tag! Dr.U @ロックダウンで巣ごもり中です。
留学先の研究機関から研究を始める前に、コロナの検査を受けてほしいと要望がありました。もちろん自覚症状はありませんが、もし陽性(偽陽性)になったら異国の地で隔離されると考えると、検査を受けること自体が正直不安でした。
でも、研究先で安心して自分を受け入れてもらうため、検査を受けることにしました。
ロックダウン下のミュンヘンでコロナの検査を受けてきたので、その経緯について書きます。
ミュンヘン空港にコロナテストセンターがある
まずどこで検査を受けるかですが、研究機関の担当者からミュンヘン空港なら簡単に検査を受けることができると教えてもらいました。
Googleで"munich"、"COVID"、"test"と検索すると、"Corona tests at the airport - Munich Airport"というサイトが出てきます。
この検査センターは、ミュンヘン空港から出発する旅客向けの"Test & Fly"と、ミュンヘン在住者向けの"CItizens testing"の2つを行っているようでした。
しかも、検査は無料のようです。
事前にオンライン予約
検査センターのサイトでオンライン予約が可能でした。
テストセンターのサイトを開くと、スマイリーな写真が表示されます。検査センターって言われると堅苦しい印象があるので、カジュアルな写真を見ると少しほっとしますね。
予約画面から自分の情報を入力し、検査の日時を選択します。予約自体は簡単で、数分でできました。予約が完了すると、確認メールが届きます。
その予約完了メールの中に検査ラボのリンクが貼ってあり、検査ラボにも個人情報を登録するよう記載されていました。
先ほどと同様に検査ラボにも氏名等の情報を入力します。登録が完了すると、QRコードと予約番号が記載された、メールが届きました。このQRコードを検査当日に提示する必要があります。
検査当日
そして検査当日。ミュンヘン空港のビルの4階に検査センターはありました。
大きな看板もあるので、場所はすぐにわかりました。
平日の昼すぎでしたが、少し人だかりができています。
入り口の警備員さんに予約があることを伝えると中へ入れてくれました。
中に入ると、すぐに受付がありメールで届いていたQRコードと身分証明書(パスポート)を提示します。すると検体採取の綿棒を渡され、「3番へ行ってください」と言われます。
3番の看板まで行くと、検査を行うブースが並んでいました。私の前には誰も待っていなかったので、すぐにブースに呼んでもらって検査を受けられました。
ブースに入ると、全身防護服を来たお兄さんが、私から綿棒を受け取り、口から喉に入れて、検体を採取してくれます。痛いほどではありませんが少しえづくくらい、念入りに喉をゴシゴシされました。
「終わったよ〜」とにこやかに言われ、検査ブースを出ると「出口」の看板があり、会計もなくそのまま検査センターを退出しました。
中に入ってから検査が終わるるまで5分とかかりませんでした。本当にあっという間です。入口と出口は分けられており、検査を受ける人が進む導線もすべて一方通行で、洗練されていました。
そして、検査は無料でした。
結果はメールで渡く
肝心の検査結果は翌朝メールで届きました。
メールにはパスワードでロックされたPDFが添付されており、そのPDFのパスワードは別のメールで送られてきました。
緊張しながら、PDFのパスワードを入力します・・・・。
すると、結果は陰性でした!
自覚症状もないし感染対策はかなり気をつけていたので、予想通りといえば予想通りなのですが、もし陽性だったら異国の地で2週間軟禁状態と考えるとさすがに不安でした。
とりあえず、無事に陰性確認できて良かったです。
もちろんこの結果をもって油断していいわけではないので、これからも感染予防対策をきっちり続けていきます。
まとめ
・ミュンヘン空港でコロナの検査を受けることができる。
・事前予約してあれば、ほぼ待ち時間なく検査可能。
・ミュンヘン在住者は検査は無料。
とりあえず陰性でほっとしました。偽陽性という問題もあるでしょうが、気軽に検査を受けられるのは住民サービスの面では良いかもしれませんね。検査が無料というところもびっくりです。
この記事が皆さんのお役に立てると嬉しいです。
今後もミュンヘンの状況、自分が経験したことを書いていきます。アウトプットの励みになりますので、スキ、フォローをよろしくお願いします。
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