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ドイツ ミュンヘンで部屋探しに使えるサイト3選

Guten Tag!
世界的インフレの影響で、ここミュンヘンでも家賃が高騰しています。

ミュンヘンは住宅難が深刻なことで有名ですが、私自身もコロナ禍の真っ只中に急いで入居した賃貸アパートが契約を更新するたびに家賃が上がり続けたため、やむなく引っ越しました。

日本とは違い、ここミュンヘンでの部屋探しは競争率が高く、特にコネや職場の支援がなく、ドイツ語があまり話せないという日本人には、非常に厳しい戦いになります。

そんな厳しい部屋探しで頼りになるのが、不動産紹介サイトです。

そこで今回は、私が実際に利用した不動産紹介サイトの中で、特におすすめの3つをご紹介します。

※本記事は2022年秋時点での情報をもとに記載されています。私の引越しの概要をサッと知りたい方は以下のツリーをご参照ください。


ドイツで部屋を契約するまでの流れ

一般的なドイツの部屋探しの流れは日本の部屋探しとはまったく異なります。

まず気に入った部屋を見つけたら大家さんに内覧を申し込むのですが、大家さんのところには大量の申し込みがくるので、ほとんど返事がきません。

もし大家さんが自分を部屋の借主候補として気に入ってくれたら、返信が来るので内覧の日程を交渉します。

しかし、この内覧には自分の他に数人(5-10人ほど)の候補者が呼ばれていて、内覧の時に大家さんが部屋の紹介をしつつ、借主候補がちゃんと家賃を払えそうか、部屋をきれいに使うかといった点についてチェックします。

つまり、内覧は実質的にはオーディションのようなものです。
このオーディションを勝ち抜いて、部屋を借りるのがなかなか難しいのです。

そのため、私は内覧のときはジャケットとワイシャツを着て、自分が持っている中で一番高級そうな時計を着用し、家賃を払うお金を持ってそうであることを外見でアピールしました(効果があったかは不明ですが・・・)。

それでは本題の不動産サイトを紹介していきます。

Immoscout24

https://www.immobilienscout24.de/

Immoscout24は、ドイツの不動産情報サイトの中で最も有名なものの一つです。掲載されている物件数は、非常に豊富で新しい物件も連日アップされので、様々な地域や予算、条件に合わせた物件を探すことができます。

また検索条件を細かく設定することができ、家賃、部屋の面積など、自分の希望に合った物件を絞り込むことが可能です。

Immoscout24は無料で利用することができますが、有料会員(Mieterplus)になると便利な特典があり、私は有料会員になることでようやく部屋を見つけることができました。
料金は安くはないですが、急いで部屋探しをする方にはMieterplusはおすすめです。

Immoscout24の有料会員 "Mieterplus"

Mieterplusのメリット

Mieterplusに加入すると、会員だけがオファーできる物件への先行オファーができたり、内覧の申し込みをしたときに大家さん側のメッセージボックスに自分のメッセージが上位に表示される特典があります。

有料会員限定の物件の数はそれほど多くはないですが、私の経験では内覧をオファーしたときの返信率が、限定物件では限定でない物件より高かったので、有料会員のメリットは実感しました。

Mieterplusの料金は2、6、12ヶ月プランがありますが、私は短期決戦で部屋探しをしたので、2ヶ月プラン(29.99Euro/月)を選択しました。

WG gesucht

https://www.wg-gesucht.de/


WG gesuchtは、その名の通りシェアハウスやルームシェアなどのシェアタイプの物件が多い不動産紹介サイトです。ユーザー登録してプロフィールを作成すると、掲示板に自分が部屋探しをしていることを掲示できるのは魅力です。

WG gesuchtも掲載されている物件数は多いですが、Immoscout24と比べると少なく、私はImmoscoutをメインに使いながら、サブとしてWG gesuchtを使用していました。

Mr. Lodge

https://www.mrlodge.de/

 Mr. Lodgeは、ドイツでの短期滞在に特化した不動産紹介サイトで、日本で部屋探しをしてから渡独する方にはもっとも適しているサイトです
家具付きアパートなどの短期滞在向け物件を扱っており、他のサイトより高級な部屋を提供しているため、部屋を借りたがっているライバルが少なく、部屋を探し始めてから契約にいたるまでが圧倒的に楽です。

日本語表示が可能


しかもMr.Lodgeの公式サイトは日本語にも対応しているので物件を探しやすいです。

しかし、物件の多くは、高級物件や新築物件であり、家賃もそれに見合った高額なものが多いです。その分、専任のコンサルタントがつき、英語でも対応してくれるので、ドイツ語が不得意な方にはおすすめです。

Mr.Lodge最大のメリットは、大家さんによる内覧オーディションを受ける必要がないことです。部屋の内覧をして、気に入ったらMr.Lodgeが大家さんとの契約を仲介してくれるので、内覧はしたけど借りることができないということは、少なくとも私の経験ではありませんでした。

そのため、部屋探しにかける時間や労力を節約したい方、会社から家賃補助が出るなど経済的に余裕がある方には圧倒的にMr.Lodgeがおすすめです。


まとめ

・物件数で圧倒的なImmoscout24は部屋探しの必須アイテム
・Immoscoutの有料会員は本気で部屋探しするならおすすめ
・経済的余裕があればMr.Lodgeが時間も労力も圧倒的に節約できる

もし家賃を安くしたい、経済的に余裕がない方はImmoscout24、WG gesuchtで部屋探し(大家さんに選ばれるためのオーディションに参加)するしかありません。
もしお金に余裕があれば、絶対にMr.Lodgeで部屋探しすることをおすすめします。

ミュンヘンの住宅難はまだまだ続きそうなので、部屋探しをする皆さんがよい物件を借りることができることを願っています。

この記事が、ミュンヘンで部屋探しする方に役立つことを願っています。
また、私のブログでは今後もAIサービスやミュンヘンの状況などを書いていく予定です。アウトプットの励みになりますので、スキ、フォローをよろしくお願いします。

これまでに書いた記事一覧はこちらからご覧いただけます。
 https://note.com/doctor_u/n/nacb6a14e1a53

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