ミュンヘン外国人局の緊急窓口(KVR: Notfallservice)に行ってきた Feb2023
ミュンヘンでビザ手続きをしたことがある人ならば、一度は見たことがあるだろう外国人局前の長蛇の行列。
これは通常の手続きの待ち時間が超絶長いKVRにおいて、緊急で手続きが必要な人向けの救済窓口を待つ人たちの行列なのです。
私もこの緊急窓口のお世話になったので、2023年2月時点での緊急手続きの状況をここに共有します。
※KVRは手続き方法を随時変更していますので、このnote情報が現在も適応可能かは念の為確認することをおすすめします。
外国人局(KVR)の緊急窓口を利用できる条件
ビザ手続きは基本的には予約をとってKVRへ訪れるという制度なので、緊急窓口で対応してくれる事項はかなり制限されています。
公式サイトによると緊急窓口を利用できるのは以下の条件を満たす人だけのようです。
以下、公式サイトから引用(和訳はDeepL)
早朝から行列に並んでみた
早朝から行列ができることで知られるKVRの緊急窓口。私はAM6時前には自宅を出発→AM6:20頃にKVRに到着しました。
すでに数人が玄関前で待っていました。
その後も徐々に人が増えてきましたが、AM6:50頃に警備員のおじさんが玄関前にやってきて、「ここのQRコードをスキャンしてください」と、待っている人全員に説明し始めました。
QRコードをスキャンすると、KVRの公式サイト(muenchen.de)につながりました。
このサイトにアクセスすると、まず「学生、大学卒もしくは自営業」or 「その他」を選択する画面になります。
自分は研究者(ポスドク)で留学しているので、この大学卒に該当しそうと判断して、上の"Student*in…"を選択しました(実際にこの選択肢で正解でした)。
すると次に以下のサイトへ移動します。
画面を下にスクロールしていくと、予約取得(Termin buchen)と書かれたリンクがあるのでここをクリックします。
続いて、以下の画面になるので、取得する予約枠を「1」と設定し、表示されている文字を入力します。
すると、緊急窓口の予約枠を取得する画面が表示されます。
この時点で理解したのですが、もう緊急窓口の受付予約も完全オンライン化されていたようで朝からKVRに出向く必要がなかったようです。自宅で予約枠が開くタイミングを待てば良かったのです!
警備員のおじさんがやってきたAM6:50頃に、当日枠が開放されていたので、枠がなくなる前に急いで予約をとります。
私は警備員がやってきてから、このリンクの存在に気づくまで10分程度かかってしまい、他の並んでいた人たちに先を越されてしまいましたが、それでも当日10時前の予約枠を取得することができました。
予約枠を取得すると登録したメールアドレスに確認のメールが来るので、そのメールに添付されているリンクをクリック→予約確認のメールが届くので、それでようやく予約完了です。
予約完了メールを警備員のおじさんに見せて、「これで大丈夫?」と聞いてみたのですが、警備員のおじさん自体この予約システムを全然理解していませんでした(ドイツ語もあまり上手ではないようでした)。
結局、他に並んでいたおじさんが確認してくれて、それで良いよと教えてくれたので一旦KVRを立ち去ります。
予約時間に再度KVRへ
予約時間が10時頃だったので一度オフィスへ仕事をしに行き、予約時間の20分前にKVRへ戻ってきました。
予約確認メールに、入口と待合場所が指定されていましたので、早朝に並んだ正面入口19Aではなく、19Cから館内へ入場します。
予約時間になると画面に予約番号が表示されます。私の場合、予約時間の5 分遅れくらいに番号が表示され、手続きをしてくれました。
担当の人に要件を伝えるのですが、「なぜ緊急なのか」を最初に伝える必要がありました。今回はドイツ語を話せる友人が説明してくれたので、スムーズに手続きが進みましたが、ドイツ語に自信がない方は事前に「なぜ緊急なのか」をドイツ語で書いてきたほうがよいかもしれません。
まとめ
KVR緊急窓口利用のポイントをまとめます。
今回は労働ビザ関係の問題があり、ドイツ語を話せる友人を連れて緊急窓口へ行きましたが、比較的スムーズに手続きができました。
この記事が皆さんのお役に立てると嬉しいです。
今後もミュンヘンの状況、自分が経験したことを書いていきます。アウトプットの励みになりますので、スキ、フォローをよろしくお願いします。
これまでに書いた記事一覧はコチラ https://note.com/doctor_u/n/nacb6a14e1a53
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?