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「これだけやれば大丈夫!労働衛生コンサルタント口述試験対策:頻出質問&模範解答集」5. リスクアセスメント

問: ハザードとリスクとは何ですか?

答:
• ハザード(Hazard):
危険性や有害性そのものを指し、それ自体が被害をもたらすわけではないが、一定の条件下でリスクを生じる可能性があるもの。
例: 爆発物、引火物、有害物質、挟まれや巻き込まれの危険がある機械や設備など。

• リスク(Risk):
ハザードが原因で被害が発生する確率と、その結果の重篤性を示すもの。




問:なぜリスクアセスメントが重要なのですか?

答:
• 労働災害の多くは「危険とは思わない場所」で発生する。
• ハザードが存在する限り、災害発生の可能性がある。
• 技術の進歩に伴い、化学物質や機械・設備が増え、ハザードが多様化・複雑化。
• 職場に潜むハザードを特定し、リスクを低減するために、リスクアセスメントが必要。


問:リスクアセスメントの手順は?


答:
リスクアセスメントは以下の手順で実施する。
1. ハザードの特定
• 事業所内の潜在的なハザードを洗い出す。

2. リスクの見積もり
• ハザードが原因となる事故の発生確率と影響の大きさを評価する。

3. リスク低減措置の検討と優先度の設定
• 必要なリスク低減対策を講じ、優先順位を決定する。
ここまでがリスクアセスメントになります。

引用元 職場の化学物質管理総合サイト ケミサポ

https://cheminfo.johas.go.jp/step/3-1.html

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