ポンコツのための初期研修医マッチング攻略法
0.はじめに
この記事は「学生時代に学業、部活、バイトその他の分野で特にこれといった実績がない人」かつ「どちらかというとハイポ志向の方」のためのものです。
1.病院選びと見学(インターン)
よほどの人気病院でない限り見学は5年生の夏からで良いと思います。
この時は部活の先輩がいる病院だったり、レジナビとか口コミとかで気になった病院を見に行く感じで大丈夫です。
私は病院の口コミを調べる時は以下のサイトを重宝していました。
ホクトレジデント https://www.hokto.jp/
見学生の感想の他に給与、定員などが分かります。
見学に行った時の印象や待遇を見て自分の価値観に照らし合わせて病院選びをすると良いと思います。
ただ、「同級生で仲の良い人が志望しているから」という理由で選ぶのはあまりオススメしません。
マッチングの際にどちらかが落ちてしまうことが結構な頻度で起こり、その際に人間関係が気まずくなります。
2.志望病院が決まった後
自分の行きたい病院には3回くらい見学に行きましょう。また、テストや小論文がある場合はマッチング試験の過去問を解いておきましょう。
全国の各病院のマッチング試験の情報については「ハローマッチング」という本に載っているので読んでおくと良いと思います。
3.マッチング試験、登録
マッチング試験は自分の第一希望の病院の倍率が高そうな場合は自分の大学病院をはじめとする「ここでなら研修してもいいかな」と思える倍率の低い滑り止め病院を受けておきましょう。
2次募集以降は倍率が跳ね上がるのでただでさえガクチカのない私達ポンコツはまず簡単には受からないと思っておきましょう。私達ポンコツは国試や卒試も安泰ではないはずなのでそれらの勉強と並行して11月、12月と就活を続けるとなると行き着く先は国試浪人か卒留です。
4.最後に
正直私達ポンコツには倍率の高いところはかなり厳しいです。
しかし、医師の良いところは倍率が低くても割と良い労働条件のところがたくさんあるところです。大学病院の先生方は優秀な方が多いため、私達の希望するいわゆるハイポ病院に対して理解のない方もいるかもしれません。人気のハイパー病院を勧めてくる先生もいます。しかし、彼らは私達とは別の人種なので話半分くらいに聞いておきましょう。
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