不動産投資におけるトラブルが怖い(新築老人ホーム建設編)
連載名
ドクターのドクターによるドクターのための不動産投資
タイトル
不動産投資におけるトラブルが怖い(新築マンション建設編)
不動産投資におけるトラブル(新築編)のご紹介です。ちょっとレベルの高いお話ですが、こんなお話もあるのだと皆様頭に入れて頂けますと幸いに存じます。
建築確認申請に必要な書類を出すときに、会社の実印を押します。印鑑には気を付けて!!
以前にもお伝えしましたが、新築投資におけるトラブルはつきものでございます。今日お話しするのは、「建築会社の常識」と我々お医者さんのような「普通の投資家の常識」とはかけ離れているという事実です。このお話をすると本当に悲しくなってしまいます。なぜなら、一般の常識が彼らには通じないからなんです。本当に我々医者が患者さんに誠実にやっているのに、なぜ不動産に関わる業者さんたち、とくに建設会社の方たちはこうまでして我々に「不安」を与え続けるのか・・・本当に残念でなりません。少しずつお話ししていきましょう。。。
さて、私は週に2回しか事務所に帰らない・帰れないのですが、その帰宅した時のことです。いつものように5 cm程ある書類をパッパッと整理していました。すると、1つの郵便物が・・・、そこには西日本の建設業者からの委任状一式が入っていました。「ドクターbru先生、お世話になっております。〇〇の工事に必要な書類です。お手数ですが、署名・押印の上弊社まで返送頂きたいです。お忙しいところ申し訳ございませんが、大至急必要なので、何卒宜しくお願い申し上げます。会社名は合同会社〇〇アです。。。株式会社クソテック 〇井〇美(会社社長妻)
さて、中身を見てみますと、まず1枚目は建築主等変更届出書でして、こちらには建築主等住所氏名の変更欄と代理者住所氏名変更欄、工事施行者住所氏名の変更欄があり、敷地の位置(地名 地番)、確認済証番号及び交付年月日(第 確認建築近確000 号 令和 年 月 日)、変更理由などが記載されていました。さらに、確認済証及び確認申請書の副本を添付してくださいとなっておりました。まぁ工事に係る書類なんだなぁというのは見て分かりました。
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