さて、始めるか。
皆さまこんにちは。
コロナ禍の2021ゴールデンウィーク、大学生の子供達も予定が空いたため、期せずして両親、兄夫婦と全員集合。楽しい会のはずが。。
オヤジが転倒、顔面から地面に落ちた。幸い顔に複数の擦り傷と、メガネ破損のみ。でも見た目は顔から大出血。
「もう、無理して歩くなよ。」
なんて言いながら車椅子を押す僕は、肺がんのStage 4闘病中の現役医師、スポーツ整形外科医。
2020年の秋、衝撃の診断から薬物治療で転移巣をコントロールして、主治医にお願いして手術を受けた、術後2ヶ月目。
術後しんどかった。退院後容態が悪く、再入院。集中治療室で過ごして、そして今。車椅子に乗っていた僕は、押す立場にいる。回復の最中、と言うか、しなければと。自分を鼓舞する。
さぁ、始めるか。
もっと社会に貢献したい、しなくちゃ。
がん患者でも、夢を見て、希望を持ち、生きなくちゃ。
この経験、誰かの役に立てれば。