マンガの『ネーム』というのは,高度なブレインストーミング
Procreateを使ってます.ロゴデザインや3Dプリントしたい小物のスケッチに利用しているに過ぎず,本格的なマンガを描くなんて,とてもじゃないが私には無理.でも,Apple Pencilの書き味が気持ち良すぎなんです.iPadでの落書きから離れられそうにない.
ちょっとしたアイデアや浮かんだデザインを描いて,そこに都度思ったコメントを色々書き足したりしています.
単なるお絵描きソフトといった使い方ではなく,日常使いのビジネスシーンにおけるブレストにも十分役立っています.
しかーし,マンガ作成アプリには必須の機能である『コマ割り』がない.確かにProcreateは,マンガ制作を意図したアプリではなく,イラスト制作に主眼が置かれている.別に『コマ割り』機能がなくても,描画ガイドをオンにしてグリッドを表示させ,定規を使えば枠を任意に作成できます.
でもそれは,地味に面倒なんです.
新規ビジネス構想,新製品の使用シナリオ検討,機能安全のブレスト,様々なロボットのテストケース立案などなど,マンガを描かないビジネスマンにも,コマ割りを考えることで,アイデアを深掘りできると思うのです.
自分のアイデア(ビジョン)を他の人に分かりやすく説明する事前準備に最適だと思うのです.
というわけで,最近はMediBang Paintのコマ割りを使っています.
MediBang Paintを使ったことがないビジネスマンにコマ割り手順を書き残しておきます.
1.コマ素材追加
枠線の太さやコマの上下間隔を設定
2.コマ割り
ナイフのアイコンで,任意に分割
3.コマ修正
コマを個別に,位置や大きさ,線の太さを変更可能
これをテンプレートファイルとして出力し,GoodNotesに取り込めば,オリジナルToDoリストもできあがりです!