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イラストを描いたら,それを彫刻してみませんか.

昔?ちょっと前まで?手でWood Burningしていました.ちょっとしたものでも,4時間くらいは,かかっていました.木の板にうっすらと鉛筆描きしたものを電熱ペンでなぞっていくのです.木目に引っ張られることなく,下書きをトレースするためには,それなりに力も加えないといけないのです.

これはこれで,楽しい工作の時間なのですが,手首が痛いお年頃のオッサンには大変辛い作業でした.

そんな痛みとはおさらばできるのがレーザー彫刻機です.

ヨレたりゆがんだりすることなく,綺麗な直線を描いてくれるのです.本当にありがたいxTool D1 Pro

木をレーザーで焼くのですから,結構な煙が出ます.
(木材の種類によっては,もくもくです.ちょっとした焚き火くらい煙がでます.)

部屋の中では,やらない方がいいです.換気は必須です.レーザーヘッド部には,ファンがMaxで回転し続けているので,ノイズも結構うるさいです.私は,玄関先かベランダのコンセントの近いところでやります.

レーザー彫刻

秋晴れの気持ちいい日にやっていたのですが,1枚に1時間程度かかりました.調子に乗って2作目をやろうとすると,フレーミング(レーザー彫刻前に,四角形で時計回りに一周して彫刻範囲を教えてくれる)の時に『火災を検知しました』という恐ろしいメッセージダイアログが出て,停止してしまうというトラブルに見舞われました.

レーザーを照射してもいないのに火災検知?は変だと思い,ヘルプなど見て調べてみると,リミットスイッチの接続を確認してくださいという記事がありました.

リミットスイッチ

複数箇所のリミットスイッチの接続を確認してもエラーが解消できない...

火災検知というエラーだったので,レーザー周りを見てみたら,結構なすすが付着していました.それらを綺麗に拭いてみてもエラーが解消されない...

レーザー部横のエアチューブを取り外してみました.

レーザー照射部とエアチューブ
エアチューブアダプタ

矢印部分にしっかりと煤が付着していて,ほとんど空気が流れない状態でした.はい,これが原因でした.

本来は,エアアシストを購入してしっかりと空気を送り出さなければならないのに,エアアシスト装置を取り付けてもいないのに,エアチューブだけ付けてました.およよ.
だってこの装置,1万5千円くらいするんですもの.

エアアシスト装置

というわけで,風通しの良い場所で,エアチューブなしで彫刻してます.

エアチューブなし

はい,順調です.

収穫の秋.お芋掘りもいいですが,
レーザーで,りしてはいかがでしょう.


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