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同棲を辞めて半年くらい経過

久々にこのnoteを見て、過去の自分がすごく悩んで悩んで、同棲をやめたことを思い出した。同棲していた頃のことをすっかり忘れていた。

けっきょく、別れてからも定期的に彼とは会っているから、別れた感じがしていない。他人から見たら「え、付き合ってるんじゃないの?」と言われてもおかしくない距離感だろう。ただ、次付き合う時は彼に結婚の意思が芽生えてからがいいと思っているので、彼が付き合う意思を示すまでは実質永遠に付き合えない。

中途半端に寂しさがなくなっているせいなのか、結婚についての焦りが1mmもない。仕事がんばろう、20代の頃よりももっとたくさんの経験をしよう。そう思って自分を充実させるようにしているせいか、焦りがなくなった。30代に突入してしまったせいもあるのだろう。

この年齢になると周囲も気軽に恋愛話や結婚話を振ってこないので気が楽だ。その手の話題が出ると、話題がこちらに来ないようステルス対応してくれる。たまに何か聞かれても「独身です!独り身最高!」と満面の笑みで言えばだいたい話はそこで終わる。世間の偏見バンザイである。

同棲を辞めるときは断腸の思いだったのに、半年経ったら「え、同棲してたっけ?」という程度の記憶しかないことに少し驚いている。人生そんなもんかぁという学びを得ることができた。絶対に失ったら辛いと思い込んでいることも、離れれば案外忘れるなぁと思った。離れた後の時間をとにかく暇にしないよう、たくさん行動したのも効いたかもしれない。

とはいえ、同棲を続けていたとしても、半年前のことなんてほぼ忘れてしまっていただろう。どちらの選択をとっても半年前のことは忘れてしまっていたならば、正直どちらの選択をとってもそこそこ幸せで、そこそこしんどいことに変わりはなかったんだなぁと思う。ただ、別れたことで執着心が消えたので、私の場合は別れを後悔せずに済んだだけだった。

人生はひとりひとり違うから、自分の選択が正解かどうかは選択してみないと見えてこないので、面白くもあるけど答えが知れたら少し楽なのになぁとも思う。そんな人生は面白くないだろうけど。悩むことも人生の醍醐味だろう。

また同棲していた頃のことをふと思い出したら筆を取ろうと思う。

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