ひりひり
テレビ通話を行うことで、異性と短時間会話してOKなら連絡先交換する流れのサービスを使ってみた。数人としか話していないけど、結果は惨敗だった。忘れていたけど自分はモテない。特に短時間で自己PRする類のものは本当にダメ。飲み会も苦手だし、使うサービスを間違えた感がある。
使った理由は、元彼のことを頭から追い出すためには、新しい異性に会うのもいいかなぁと思ったから。良くも悪くも、彼が頭の中にいる比重が大きすぎて、彼を脳内で客観視できていない。いろんな人と接すると、接した人の数だけ「良いな」と思える箇所が見つかって、彼を数多いる男性の中のひとりとして位置づけられると思った。
実際使ってみて、結果の惨敗は身にしみた。ひりひりする。自分を受け入れてくれうかなと期待した人に「あなたはダメでーす」と言われると、ちょっと傷つく。ボランティアじゃないからあらゆる人間を受け入れることが難しいことは理解しているけど、彼と一緒にいることで拒絶されることを忘れていた。
このひりひりした感じは、脳天を突き抜ける感じがするので、脳内の彼を一時的に遠くへ飛ばすことに大きく寄与している。本当は、別の趣味に没頭することで、これと似た状態にすることが望ましいのだろうが…。
彼を忘れるためという理由ではあったものの、出会いの場に軽く顔を出してみて良かったなと思った。自分が異性からどのように評価されるのか、なんとなく理解できたからである。今後また異性と出会うべく動くなら、今回見えてきた課題を改善してからの参加となるだろう。結婚をとっとと行うならば時間がないと焦ってしまいそうだ。
結婚したくて別れたのに、結婚への焦りがすーっと無くなってしまい「そんなに焦らなくていいや」とのんびりした気持ちになっている。自分の課題を克服して行いたいことは、やはり元彼と出会い直すことだなと思ってしまっている。こんなこと書いてて明日にでも「彼女できたから連絡とれないごめん」と言われる可能性もあるので、危ない橋を渡っている感じはする。
しかし、生きていたらいつどういう出会いがあるか分からないから、いきなり「この人!!!めっちゃいい!!!」と思って私も彼も電撃婚みたいなことをするかもしれない。今は今の気持ちを大切に、未来の自分の気持ちが変わったら未来の気持ちを大切にする。