欧州MBA入学後3週間の感想つらつら
みなさんこんにちは、もりおです！
2024年9月にスペインマドリードにあるIE Business Schoolに入学し、約3週間が経過しました。
私自身初めての留学ということもあって色々と感じた部分もあるので、記録として簡単に残しておこうと思います。
今後MBAに興味があったり、今まさに受験中で欧州MBAに興味がある方の何か参考になればいいかな～くらいで気楽に書いていきます。
・やっぱ英語はムズい
はい、わかってたことなんですが、やっぱ英語はムズいっす！
「米国MBAと違ってノンネイティブが多いしいけるっしょ！」みたいに思っていた部分もあるのですが、全然そんなことなかった。
ネイティブに言わせれば教授もクラスメイトも結構英語崩れているようなのですが、私目線ではそれでもかなり速いし、ラテン訛りなかなかまだ慣れないし、かなり集中しても言ってることの70%くらい分かれば良い方、と言う感じです。
イメージとしては、欧州系の英語ドラマを字幕無しで目の前で見ている感じ、そらわからんわ。ただ少なくともSUITSみたいな米英語じゃないのでまだなんとかギリ食らいつく余地は見えている。
僕はグループメイトにも「僕の一番の伸びしろは英語！英語力で苦戦してるけど、みんなともっと話したいから助けてね。耐えてね。」みたいな感じで開き直って伝えています。
そうすると、みんなも「Your English is getting better day by day!」みたいに言ってくれてうれしい気持ちになります。グループメイトの為にも精進します。
・色んな国に友達ができて嬉しい
一般的に、欧州MBAには世界各国から生徒が集まります。
スペインにある学校なのでラテン系が多い(体感40%-45%くらい)のは間違いないのですが、今まで何のアンテナも立てたことが無かった国の人たちと友達になるので好奇心の輪が広がっていきます。
実際にうちのグループはアメリカ、インド、日本(ぼく)、コスタリカ、スイス、チリ、ペルー出身の7人組で組成されていて、今のところ文化や習慣をぶつけ合っているだけでも面白いです。
・インド人いいやつ
インドにバックパック担いで行ったときの勝手な印象から、インド人って結構コラボレーションきついイメージだったのですが、今のところみんないいやつでとても話しやすい。
ラテン系が友達同士の挨拶でガッチリ握手しがちなのに対して、インド人メイトは原監督的な片手グータッチを使用するのもかわいい
・みんなめっちゃ手挙げる
これはある程度想像通りだったんですけど、みんなめっちゃ手挙げる。先生が「お前らもうわかったから、次にいかせてくれ！」と言うくらい。
これは全然楽しいし、日本の教育現場もこうなっていくといいなと思う反面、生徒によっては発言が長かったりトピックから逸れてたりするので、こういうのは日が経つごとにめくれてくる印象。
良い意見はウェルカムだし、よくわからねえ意見は「もうええって」ってなっていきそう。ただ、「もうええって」って思われるかどうかを気にしない、みたいなのが日本との大きな違いかなーという気がしている。
・授業の内容は基礎的
一般的に、どのMBAも最初は広範に基礎をさらっていく感じですよね。
ファイナンス、アカウンティング、マーケティング、オペレーション、アントレプレナーシップ、クリエイティブシンキング、イノベーション、えとせとら。
座学系は本当に基礎から始まるので、英語に慣れる必要はありつつも日本である程度知識を仕入れている人だったら楽しめると思います。ちなみに、USCPA持ってる人はアカウンティングで無双できると思います。笑
・おもろいのはグループワーク
座学が基礎的ということもあって、面白いなーと思うのはやっぱグループワークです。前述の7人でプレゼンを用意したり、ビジネス機会を探ったり、アカウンティングのおさらいをしたりします。
それぞれのバックグラウンドが違うので、知識から使用するツールまで全然異なり、自ずとコミュニケーションの必要性が上がっていきます。
うちのグループはアメリカ出身の女性がスタートアップのPdM上がりで、しっかり最新のツールとか使いこなしながらリーダーシップ取ってくれていて、かなり楽しく、効率よく、且つ熱くやれていると思います。感謝しかねえ。
ちなみに、グループワークの初日はみんなが何言っているかわかんねえし、自分の発言も遅すぎてペースを乱しちゃうしで、ただただヘラヘラしてるやつ。みたいな感じが結構つらかったのですが、翌日以降はなんか開き直れて楽しくやっています。
tips的には、グループで固まるときは真ん中の方の席に座るのが大事。端に座ると聞こえないしカットインしづらい。そしてCoachingの考え方はかなり使える。助言よりも問いによって議論を発展させる方が英会話的にも楽だし、且つ建設的なことも多い。
・マドリードばちくそ住める
そしてマドリード、めっちゃ良い街。ご飯は美味しいし、治安も良いし、物価もそんなに高くないし、天気も良いし、いまは日照時間がめっちゃ長くて気分が良い。嫁氏も「卒業後住み続けるって言われても全然ウェルカムなくらい好き」って言ってくれている。それが何より。
とまあこんな感じで、総論とても楽しくやっています。僕はDual Degreeで19か月滞在するので、まだまだスペイン・ヨーロッパを楽しみ尽くす！！押忍！！！
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