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様々なワクチンを受けた赤ちゃんは健康になったのか? その1


感染だけが病気ではない

生まれてきた子供たちは様々なワクチンの予防接種を行います。現在何種類なのかは正確には把握していませんが、恐らく我々が子供の頃よりは増えているのだと思います。 予防接種の目的は、全て感染症に対するものです。ワクチン1種類で効果が期待できるのは1種類の感染症で、もちろん組み合わせたワクチンもあります。ワクチンで感染を防ぐことも重要ですが、インフルエンザや新型コロナウイルスのワクチンは感染予防とはなりません。

いずれにしても、予防接種を受けていると安心と思っている親も多いでしょう。しかし、人間は感染だけが病気ではありません。様々なワクチンを接種された子供は健康になったのでしょうか?感染は防げても不健康になったのであればそれも問題でしょう。

生後1年間のワクチン接種と発育遅延や疾患の発生率との関連は?

今回の研究では、アメリカで2005年11月から2015年6月の間に生まれた子供のデータを使用して、生後1年間にワクチン接種を受けた子供とワクチンを受けていない子供とを比較し、その後の発育遅延、喘息、耳の感染症、および胃腸障害の発生率を調べました。

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