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子宮頸がん(HPV)ワクチンの有害性 


アメリカでは子宮頸がん(HPV)ワクチンによって妊娠の可能性の低下が指摘されたが…?

ほとんどの先進国では子宮頸がんは順調に減少してきていました。ただ、なぜか近年ではやや微増しています。それでも先進国の子宮頸がんでの死亡率は10万人当たり2人にも満たない状態です。(日本は2を少し超えますが)がんの死亡率の順位でも子宮がんを子宮頸がんと子宮体がんで分けると、子宮頸がんは13~17位程度でしかありません。つまり、他のがんよりも死亡率は非常に低いのです。そのようながんの予防のためにワクチンを接種するのであれば、当然その安全性も非常に高くなければならないと思います。

しかし、現実には様々な問題点、有害性の指摘が多く報告されています。ある研究では、妊娠が低下する可能性が指摘されていましたが、その論文は撤回されました。(論文はここ)研究に問題があったのか、圧力があったのかはわかりません。その論文の内容は、「2007年から2014年の間にアメリカに居住する25~29歳の女性800万人を対象に、国民健康栄養調査で収集された情報を分析した。HPVワクチンを受けなかった女性の約60%が少なくとも1回は妊娠していたが、ワクチン接種を受けた女性は35%しか妊娠していなかった。既婚女性の場合、予防接種を受けなかった75%が妊娠したと考えられたが、ワクチンを接種された女性の50%だけが妊娠した。
女性が受ける接種回数が増えるにつれて妊娠​​の可能性が低くなる。ワクチンを接種しなかった女性と比較して、1 回接種を受けた女性の妊娠の可能性は0.41倍だったが、3 回接種を受けた女性の妊娠の可能性は0.31倍だった」

本当のところはわかりません。しかし、これが本当だとするならば、その原因の一つは卵巣機能不全かもしれません。

卵巣機能不全の報告もいくつかあるが…

オーストラリアでHPVワクチン接種後の3人の早発性卵巣機能不全の報告がされました。(論文はここ)彼女たちは様々な地域に住んでいて、もちろん予防接種もそれぞれ別の場所で受けています。血縁関係もありません。

1人目は13歳で初潮をむかえ、その後14歳の時に3回のワクチン接種を行いました。その次の年から月経が不規則になり、その次の年には月経回数が非常に少なくなり、その次の年には月経が止まってしまい、ホットフラッシュをきたすようになりました。そして16歳の時に早発性卵巣機能不全の診断を受けました。

2人目は初潮は11歳、軽度の脳性麻痺などいくつかの疾患を持っていました。ワクチンは12歳9ヶ月で投与されました。13歳の誕生日の2回目の予防接種、13歳5か月の3回目のを受けました。14歳から無月経がはじまりました。18歳で早発性卵巣機能不全と診断されました。

3人目は初潮は10歳で始まり、その後は定期的に月経が始まりました。最初の2回のワクチン接種は14歳で受け、3回目のワクチンは15歳でした。3回目のワクチン後の月経は2週間遅れました。月経が遅れたのはこれが初めてでした。その次の月経は2か月後、そして次の最後の月経は9か月後、最後のワクチン接種から1年後に起こりました。ほてりが増加し、体重も増加しました。16歳で早発性卵巣機能不全と診断されました。

これら3人の女性に起きたことは、ただの偶然なのでしょうか?ワクチン接種に関連するかどうかは不明です。しかし、このワクチンの安全性研究では卵巣に対する安全性の検討が不十分である可能性があります。

通常の卵巣機能不全は症状が出て診断に至るまで2年ぐらいかかり、長い時で5年かかることもあるようです。発生率は年齢とともに増加するので、10代では非常にまれでしょう。それまで通常に月経がちゃんとあったのに、ワクチン後から月経周期が異常になり、無月経になってしまっています。

HPVワクチンの卵巣に対する毒性はかなり高いのではないかと考えられます。

そして、自己免疫疾患との関連…

アメリカにはワクチン有害事象報告システム(VAERS:the vaccine adverse event reporting system)というものがあります。VAERSは、ワクチンの安全性を評価するための監視ツールとして1990年以来、CDCとFDAによって共同で維持されている疫学データベースです。ワクチンは自己免疫疾患を誘導する可能性が指摘されています。

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