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おいらにとっての名盤その22

幸福の条件/木魚

1.木魚のジ・エンド
2.疑惑
3.幸福の条件1
4.新宿三丁目
5.叫び
6.東京大飯店
7.同 (カラオケ)
8.そして私は
9.ラヴ・木魚
10.ちびくろサンボは空の雲
11.駄菓子屋無残
12.成長〜幸福の条件2
13.悲劇〜時の流れに

木魚のファーストアルバム、84年発売。
インディーズという言葉が出始めたころの話である。ナゴムレコードというところから出たLPにおいらは衝撃を受けた。実際に聴いたのはもう少し後だったような気がするが、感想は

パンクだ

別に速い曲ばかりではないが、とにかくパンクだ。
そして狂ってる。自分にはないもの(ここでは狂気といったところか)のある人たちには惹かれるものがあるもので、おいらにとってそこが魅力といったところだろうか。
ドアーズのカバーである(当然歌詞は全く違う)
「木魚のジ・エンド」バクにしば漬けを食べられてしまう歌だ。あんぱんにはあんが入っているのにうぐいすぱんにはうぐいすが入っていないのはなぜ、という名歌詞が聴ける「疑惑」。新宿三丁目のタイガーマスクのお面をつけて自転車を乗り回すおっさんを歌った「新宿三丁目」。やたらフレーズが耳に残る「ラヴ・木魚」。衝撃度は半端ない。
ライブは2回ぐらい観たかなあ。狂ってて面白かったなあ。若かりしころのおいらに強烈なインパクトをもらった木魚でした。

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