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フジロック2023その1

7月26日
一年で一番ワクワクする瞬間なのかもしれない。
おいらは明日からフジロックに行くのである。

第一回は天神山だった。台風直撃。バスツアー&ホテルで日程を組んでいたおいらは夜になって冷え込む現場でガタガタ震えていた。雨風にポンチョでは歯が立たなかった。まだ昼間はよかったんですけどねえ。それでも電気グルーヴ、アタリ・ティーンエイジ・ライオット、マッド・カプセル・マーケッツ、エイフェックス・ツイン、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンなどなど楽しめた。最後のレッチリはもう寒くて寒くてそれどころではなかったけれども。2日目は中止になった。そりゃあそうだろう。ウィーザー観たかったなあと思いながら昼過ぎには新宿に早すぎる到着をしたのを覚えている。現場を出発するとき、バスの運転手さんが冗談で「富士急でも行きますか」とアナウンスして場を和ませてくれたのを今でも覚えている。
ちなみにこういう体験をすると人間そう簡単に「死にそうだ」とかの弱音は吐かなくなる。
これ以上の体験はない。

二回目の東京も2日目だけだが行った。ミッシェル・ガン・エレファントは何度も中断し、KORNで暴れた。暑いが昨年のつらさはまったくないのでぜんぜん平和だと思った。ほらそう簡単に「死ぬ」などといわなくなる。

そんでもって、合計20回ぐらいはフジロックに行っている。このくらいの数になると回数はどうでもよくなる。自分でも驚くぐらい毎年当たり前のようにかみさんと苗場へ行っているのですな。

で、このフジロックの前日、正確に言うと前夜祭から参加なので前乗りする前日の水曜日の夜が一番わくわくするんですな。

7月27日
そしてほぼ毎年のように学習せずに失敗するのが新幹線。越後湯沢へ上越新幹線なのだが行くかあと思う時間(14時から16時台ぐらい)の新幹線が1時間に一本ほどしかない。考えりゃそりゃそうだよな、平日の昼間なんかに乗るわけがない。これを見事なまでに忘れている。切符を買っておにぎりと飲み物を買って乗車。越後湯沢までは1時間20分ぐらいなので弁当買うほどでもない。食い物は現地にたんまりあるしな。

7月28日
今年はいつもとちょいと違う気合いが入っている。
去年はコロナで行けなかったからな。2年分楽しませてもらいますよ、とはいえ3日間の長丁場なのでそれなりにセーブしていかないと。
おいらの一発目はFEVER333、いろいろな意味で放送できるか不安になるライブでした。ベースの人がねえ・・・。
腹ごしらえに毎度おなじみのハイジのカレー。安定のおいしさ。

普通だが美味い

印象に残ったバンドをふたつほど。
IDLES、イギリスのポストパンクバンド。予備知識なしで観たのだがこれが大当たり、というのがフジロックの楽しみでもある。今回だけなのかいつもなのか知らないが、女装(ワンピース?)が1名。なぜか思い出したのはバットホール・サーファーズ。あそこまで狂ってはいないが面白かった。
eastern youth、久々のフジロックだったが、いつものイースタンであった。吉野さんのかなりの気合いの入りっぷりに感動。泣きそうになってしまった。それぐらい今回のライブはよかった。大満足。

初日はこんなんで終了、セーブしたけれども二万六千歩歩いてるんだもんなあ。
あ、永ちゃんかっこよかったなあ。

あと、スキー場の施設なのかなんなのか知らんが
レインボースライダーなるものがありまして。

この斜面をチューブに乗って滑るのだが…
なかなかに怖い。
お好きなかたは夏休み期間やってるそうなので、ぜひ。

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