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遊戯王 OCG デッキ紹介「Ⅱ-V-I」

はじめに

こんにちは。どぶと申します。昨年からカジュアル遊戯王のデッキ紹介書いてます。よければ見ていってください。
というわけで 2025 年 1 本目のデッキ紹介になります。読んでいただければ幸い。


レシピ


デッキ名はツー・ファイブ・ワンと読みます
久しぶりに 40 枚で組んだ (普段は大抵ちょっと足が出る)

コンセプト

今回使いたいカードはリサーガム・エクシーズです。

今月末発売のコート・オブ・アームズ —ゴッド・レイジの姿が映っています
なおリサーガム・エクシーズ自体は 5 年前のカードです

主な効果は一言で表すとフリーチェーンのランクアップです。
細かい条件などは下記の通り。

  1. コストとして手札から魔法カードを捨てる必要がある。

  2. ランクアップ前後で種族が同じ必要がある。

  3. ランクアップ先はランクが 1 つ上の「CX」または「CNo.」のみ。

  4. RUM 以外を手札コストにした場合、出したモンスターはエンドフェイズに EX デッキに帰る。

手札コストを要する・ターン終了時に戻ってしまうなどの難点もありますが割られなければ使い回せる点と相手ターンもランクアップできる点が魅力です。自分バトルフェイズに追撃してもよし。相手ターンになんか出して妨害してもよし。

本デッキで出力する CNo. は CNo.1 ゲート・オブ・カオス・ヌメロン-シニューニャCNo.103 神葬零嬢ラグナ・インフィニティの 2 種類です。

モンスター全体除外、文句なしに強い
声に出して読みたい効果名
「ガイダンス・トゥ・パーガトリィ」

ランク 2 機械族のシニューニャは出たときにモンスターの全体除外が発生するので、リサーガムによるフリーチェーンでのランクアップ効果と非常に噛み合ってます。
ランク 5 天使族のラグナインフィニティは打点が変動している相手モンスターを対象に取り、バーン+除外を撃ちます。フリーチェーンなので相手ターンに出す旨味も十分。対象を取るため躱されやすい点はやや厳しいものの、除外除去なのは強いし相手次第でクソデカバーンが決まる可能性を秘めているところも素敵。能動的に使うには他のカードで相手の打点を変動させてやる必要がありますが、その辺は後述。

具体的にどうやって出すかは下図の通り。

竜輝巧でくねくねします

ランク 1 組み放題モンスターズの竜輝巧でランク 1 機械族のファフ µβ’ とランク 1 デュラハンに重ねられるランク 4 天使族の駄天使を出していきます。
それぞれエル γ とゴーストリック・ショットという蘇生手段から繰り返し場に出しやすい点がランクアップ元として優秀です。
また、各テーマに属する流星輝巧群とゴーストリック・ショットがサーチ・サルベージのしやすい魔法カードなのでリサーガム・エクシーズのコストにしやすい点も嬉しいです。

採用カード

竜輝巧

今まで見分けがつかなかった
自分が使うようになってはじめて区別できるようになった

基本骨格。いっぱい並べてランク 1 とかリンクの素材にします。サーチ・リクルート札の魔法はダブついたらリサーガムのコストへ。
にっちもさっちもいかなくなったらコンセプトかなぐり捨てて DRA 出して相手全員殴ります。負けたくないから。

打点変動要員

ラグナインフィニティをサポートする人たち。前述のデュラハンでも打点変えられます。

大抵蘇生効果目的で使われているイメージ
このデッキでは 700 デバフ (と手札交換) が目当て

リンク先に X モンスターを置くことで相手の打点を下げます。相手ターン中にリンク先へラグナインフィニティを出すことでデバフをばらまいてそのまま除外効果につなげられる点が優秀。
このデッキでは儀式がいるときの手札交換も使えますが、大抵必要なパーツが揃った状態で出すことが多いのでまあ使っとくか……くらいのノリ。

つぶらなお目目

特殊召喚成功時に相手モンスターを攻撃力 0 ・効果無効にします。打点 0 は下げ幅が大きくなりがちでデカいバーンが狙えるため、こいつ出すときは毎回ウキウキ。バン α か弁天でサーチして流星輝巧群で出します。流星輝巧群のおかげで使い回しが効く点も助かります。儀式召喚以外でも効果が使えるので、大儺主水やア=バオア・クゥーの蘇生先としても優秀。

正直ランク 5 安定して出せるようにはなってませんが、出るとかなり強い

素材補充しながら場のモンスターの打点上げます。単純に味方の打点を上げてもよし、相手を上げてラグナインフィニティの対象にしてもよし、デュラハンを素材に仕込んでショットの回収につなげてもよし、ということでいろいろ使い道があります。② のモンスター効果無効もシンプルに強い。光属性かつ自力での素材補給が可能ということでア=バオア・クゥーの蘇生先としても優秀。

プリプリ~(鳴き声)

アイドルカード。相手からの攻撃でダメージを受けると殴ってきた相手の打点を受けたダメージ分だけ下げます。後述のスーパープロデューサーでデッキから直接貼れます。正直こいつの存在が相手を悩ませるシーンはほとんど見てませんが、それはそれとしてこれ貼った時の対面の「なんだコイツ……」みたいな反応が好きすぎるので続投予定。

アーティファクト

情報が出た時に一瞬おくびょうかぜが値上がりして笑った

ランク 5 を出したかったのと竜輝巧がリンク値稼げるおかげでダグザ出しやすかったのとで採用しました。単に最近ずっと使いたかったから入れたというのもある。
自分・相手ターンでそれぞれダグザの ① を起動してカドケウス・モラルタをセットし、相手エンドフェイズに自壊からの特殊召喚で 1 ドロー 1 破壊を行いつつ返しのターンにランク 5 を立てます。こいつデスサイズばっか伏せさせられてるイメージあるけど、お前本来こう使うんだよな?って思いながら効果起動してます。
効果使う前に殴られたりしますが、それはそれで死なずに相手ターンをやり過ごせるのでよし。
ちなみにドライトロンの皆さんが大抵フィールド外で効果を発動するせいで自分ターン中にダグザの起動するには適当な魔法を撃つ羽目になります。ダサすぎる。

その他

竜輝巧、いい感じの儀式モンスターをチョロッと出張できるのがとても良い

墓地に落ちた EX モンスターや弁天をデッキに戻します。シニューニャは自身の効果で除外・帰還するせいで EX に帰らないので、こいつで帰してやることで 2 発目の全体除外を装填します。前述のミスティガールにも言えることですが、打点が低いのでドライトロンやシニューニャ 1 体で儀式召喚できる点もかなり助かります。相手の墓地に触れるのも強い。

お膳立てが必要なもののランク 5 中随一の殺意

打点変動といえばこいつ。ミスティガールと合わせてゲームセット狙います。ランク 5 出せる時は大体ヴィマナ出すのであまり出しませんが、たまに出すとキル性能の高さに震える。

儀式入ってるととりあえず入れちゃう
とりあえず入れても強い

儀式といえばこいつ。① のデッキバウンスも強いし、除去の DRA・打点低下+効果無効のミスティガール・墓地干渉のフォアグラシャと相手ターンに特殊召喚して強い儀式モンスターが揃っているので ② のバリューが高い。

オシャレぶって採用した枠
正直そこまで使ってない

自分フィールドの表側カード割ってプリティ・ヒロインをデッキから置けます。相手ターンにダグザ割って墓地からモラルタ出すのが強い、というかそれがやりたくて入れてる。ヒロインはオマケ。リンク素材の悪魔族はデュラハンが担当します。
余談ですがデッキ組むとき裏側も割れると勘違いしてて相手ターンにモラルタ割れるやん!!って思ってましたが構築の途中で気づきました。オシャレぶって大恥かくところでした。ヒヤリハット。

便利すぎてここ最近作ったデッキのうち 3/4 に入ってる

デュラハン素材にして出せます。基本的に墓地に機械・天使・悪魔が落ちているため ② で 3 枚の手札交換が可能です。リサーガムを引けていない時はこいつでお茶濁しつつリサーガム引きに行きます。お茶濁しにしては強すぎ感、ちょっとある。
① の蘇生は儀式連中やヴィマナ蘇生するのも強いし、駄天使蘇生してラグナ構えてもよい。
相手ターン中にモラルタ割れるやん!!って思いましたがどう考えても蘇生の方が強くて割にあってないからやめました。

お手軽レベル変更

リサーガム持っている時にジェネレーション・フォース引いたときのサーチ先。竜輝巧のレベルを変更して無理やりランク 5 を組みます。発動後種族縛りがつきますが竜輝巧も先史遺産も機械族のためセーフ。

終わりに

ここまで得意顔で紹介記事書いてきましたが、デッキ案思いついた時にコンセプト被りないかニューロンで調べたらリサーガムでシニューニャ出すデッキめちゃくちゃ出てきたし、なんならシニューニャとラグナインフィニティ両方出すデッキも出てきました。新規性なし。
サムネではリサーガムの存在を伏せましたが、ある程度カジュアル遊戯王の経験値がある人にはモンスターの並びでネタが割れたんじゃないか?と思っています。どれくらいバレるか知りたいので記事読む前にやりたいこと見抜けた人は引用なりコメントなりで教えてほしいところ。

ということでメインギミックが既出でちょっと切なかった当デッキですが、最悪コンセプト先読みされても採用する儀式モンスターとかラグナインフィニティのサポートとかのチョイスで対戦相手を唸らせたいと思いながら組んだ次第です。
幸いリサーガム発動時に「あー出てくるのアレでしょ」みたいな反応をされたことはまだないです。組む前はビビってたけど意外とバレないし、もっとデカいツラして撃ってもいいかもしれないですね。

デッキ名 「Ⅱ-Ⅴ-Ⅰ(ツー・ファイブ・ワン)」は音楽理論のコード進行の有名なやつから取っています。リサーガムから出てくる 2 体のランクが 2 と 5 で基本骨格の竜輝巧のレベルが 1 なのでその辺からこじつけた形です。デッキ名は Ⅰ が最後に来るのに実際の動きはレベル 1 が起点なので全然噛み合ってないし、コードとかなんも詳しくないけど、デッキ名がコード進行だと強キャラ感出そうだからこれにしました。

というわけでお付き合いいただきありがとうございました。この記事を皮切りに今年もちょこちょこ記事を出して承認欲求を満たしていきたい (遊戯王承認欲求モンスターズ)。ということで面白かったらフォロー・いいね・拡散してもらえると嬉しいです。それでは。




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