【感想】バイオハザードの映画を観に行った話。
ソニーピクチャーズの『バイオハザード ウェルカムトゥラクーンシティ』を観に行ってきました。前評判が良くないことを知りつつ、怖いもの見たさで鑑賞することに。
ゲームの世界観に忠実でゲームファンだったら楽しめるのでは。ただ脅かし描写が割と単調で途中から飽きてしまいました。
あらすじ:ラクーンシティーは医薬品大手のアンブレラ社の拠点だったが、移転が決まり町全体の過疎化が進んでいた。その最中町の人々に異変が起こり次々にゾンビと化していく。久しぶりに故郷ラクーンシティに帰ってきた主人公と唯一ゾンビ化を免れた警官たちが倒壊寸前のラクーンシティ脱出を目指して奮闘するお話。
ストーリー上の脚色がもちろんあるが、描写としてはゲームに忠実で感動した。スペンサー邸内部の描写、ラスボスをロケットランチャーで倒す描写、ゲームファンなら自身のプレイ体験と重なって興奮するだろう。ただシーズン1~シーズン3までを2時間半に詰め込むのはやはり無理があったと言わざるを得ない。
登場人物がそこまで多くない割に各キャラクターの掘り下げが浅く、そこまで感情移入はできなかった。また後半はほぼゾンビやクリーチャーの脅かしシーンで構成されており、正直疲れた。暗闇からのゾンビバーンみたいなシーンが多すぎて最終的にそこまで怖くなくなってしまったのも、ホラー映画としては微妙だった点。緩急って大事なんだなと思った。
ただ内容的には盛り沢山だった割によくまとまっていたし、酷評というほどでもないのでは?とも思いました。ただゾンビ映画に人間ドラマを求めるなら、昨年記事にもした新感染シリーズを見るのが良いかな。
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