#あなたにとってポルノグラフィティとは
25周年を迎えて、ポルノグラフィティがこんな事をファンに問うてきた。
こんなの、「どんな人生でしたか?」と聞かれているようなもの。
なので、私にとってのポルノグラフィティとはを、この節目に綴ってみようと思う。
出会い
最初に聞いた歌がなんだったか、はあまり覚えていない。
家にアルバムがあり、fooやロマンチストエゴイストを聴いていた記憶はある。母が買っていたような気がする。普通に好きなバンドだった。
私がポルノグラフィティに“落ちた”きっかけがライブ74ersだった事だけははっきりと覚えている。まだ学生の頃だった。
ポルノグラフィティのライブがあるらしい、と聞いて、母と行ってみる?と話して調べたところ、既にほぼ売り切れ、追加公演がある、というタイミングだった。
コンビニに向かい、祈りながらチケットにチャレンジした。
母、妹、私の3人分のチケットが必要だったが、2枚、1枚という席でなんとか取ることができた。やったー!なんて奇跡的なタイミングなんだ!と喜んだ。
2枚のチケットは母と妹に使ってもらい、私は1人でライブに参戦することになった。
学生の頃の自分、よく単独でライブに行くことにしたなと思う。ライブ自体ほぼ人生初めてなのに。昔から結構そういう神経図太かったんだな。その度胸だけは褒めたい。
初めてのライブで見たポルノグラフィティの世界は、衝撃的だった。1人で寂しかったとか一切感じずただただ圧倒された。
74ersは今でこそレアな演出が盛り込まれた公演、という立ち位置だが、当時感じていた彼らのイメージそのものを浴びることができたとも思う。まぁとにかく刺さりに刺さったんですわ。
興奮して公演後母たちと合流し、母と私はその足でファンクラブ入りを決めた笑
そこからがもう、人生のはじまり。
20年
いつの間にかこんなに時がたってしまった。
自分の生活スタイルが変わるとともに、ポルノのライブへの参加の仕方も変わっていた。
家族と、友達と、恋人と、同僚と。もちろんひとりで行く事もある。
いつメンみたいなものがない。それでもライブに行きたいと言ってくれる人が周りに結構いるのは本当にありがたくて嬉しい。(半分布教活動してるところもある)
横浜ロマンスポルノ2024では、初めて妹夫婦を連れて参加することもできた。
今までなかなか一緒に遊んだりすることがなかった姉妹だが、今になってこんなこともあるんだな…と感慨深くなったりもした。
人生に山あり谷ありあるように、ポルノにも山があり谷があり、それに関わる私も山あり谷ありで、まとめて言うなら供給の波に合わせてとてもマイペースにファン活動していたと思う。
彼らのために〜をやらなきゃ!とか、あるもの全部把握しなきゃ!とかもなく、ただただ好きであり続け、曲を聴いていた。
(それはそれとして、ここ数年のポルノさんからの供給力が凄まじい。マイペースと言いつつ忙しい!でもその分返ってくるすごい!!)
ライブがきっかけになった通り、ポルノで一番好きなのはライブだった。
日々の忙しさの中で、ポルノのライブは欠かせない場所だったと思う。(これからもそうだと思う)
だからやっぱり、人生なのだ。
その場所がある限り私の足はそこに向かうし、音楽が流れれば聴きに行くんだと思う。
その時々で、自分にとってのポルノグラフィティがあって、この先も続いて行くのだろう。
なんて壮大な問いかけをされたのだろう。
責任とって、答え合わせを何度でもしてくださいよね。
#あなたにとってポルノグラフィティとは
私の人生の道標のひとつです。