選挙のある1日

こんにちは。
今回は選挙のある1日を紹介していきます。

公務員にとって、選挙はとても憂鬱なのです。
地方の県知事選、県議選、市区町村選など...
特に、比例代表のある国の選挙は選挙区と両方集結をしなければならないため、帰りも遅くなります。
そう、今回の参院選がそれです。

前提に、選挙は日曜に行われます。
翌日は休み?振休?

いいえ、翌日も仕事です。
係内では、誰が翌日休むかは奪い合いになります笑
国の選挙であれば、国から交付金が出るので、そこから人件費が賄われます。
だいたい、2万いかないぐらいです。

では、1日の紹介です。

まず、私の市町村は役所に6時までに出勤します。
6時30分までに、選挙会場に着いていないといけないので、担当会場のメンバーが集まり次第向かいます。

その後、前日に会場作りはしているので、投票用紙などの準備をします。
また、選挙管理委員や立ち合い人も到着したら、流れの説明をします。

7時開始
最初の投票者に投票箱に何も入っていないか一緒に中を確認してもらいます。

投票は受付で名簿と照らし合わせ、投票用紙を渡していくのですが、投票用紙を渡す担当者は緊張します。なぜなら、数があわないと全国ニュースになるからです。
何度もくっついていないか確認しながら渡していきます。
一気に人が来ると、うっかりなんてこともあるためつらい役回りです。
今回は選挙区と比例もあるので、名簿係2名、投票用紙2名、庶務1名(責任者)の5名の職員で対応します。
衆議院とかは、4名で対応。

19時まで、長い1日の始まりです。

19時終了
長い1日はまだ終わりません。
投票が終わったら、投票箱に鍵を選挙管理人にしてもらい、開票所まで運んでもらいます。

20時開票
警察やら、選挙管理委員がいる中で開票です。
会場ではスマホとかは、一切いじれません。開票情報が漏れないようにするためです。

投票箱を開けたら机の上にあけ、中に残ってないことを確認します。机に乗り、箱を持ち上げて、周りに見えるようにします。
注目されるのでこれがちょっと恥ずかしい...

開票自体はそこまで時間はかかりません。
だいたい21時には仕分けが終わります。

ここからが長いのです。
それは集計。

課長クラスの方たちが、枚数を数えたり、疑問票を振り分けたり、パソコンが止まったり、パソコンがとまったり、パソコンがとまったり...2時間ぐらいは毎回待たされます。

集計が終わると、私の勤務する役場では、直様後片付けが始まり、23時半には退庁という形になります。

1日が長く、毎回選挙は憂鬱ですが、年に4回ある時も...

以上、選挙のある日の公務員の1日でした。

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