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常識に従うと。

70歳と言えばお爺さんだ。
”普通”そう思うものだろう。
70歳と言えばもうすぐ後期高齢者になるような年齢だ。
あたりまえ。
でも、この当たり前はいつ出来た当たり前なのか。
自分が社会人になる1980年あたりの男性の平均寿命は73歳くらい。
それなら70歳は立派なお爺さんだ。
でも、2019年の男性の平均寿命は81歳、約10年くらい伸びている。
寿命73歳の時の70歳と、寿命81歳の時の70歳では、ずいぶん違うような気がする。
人生100年時代なんて嘘に違いないが、それぞれの年齢に対する感覚はアップデートすべきではないのかと思うことがある。

”普通”そうだと思っている事が、実は現実にそぐわ無い事があるんじゃないかと思う。
常識的に頭に入る情報ばかりで考えていると、その情報が古くなっていたら、古い感覚のままになっていないのかと思う。
70歳で達観して悠々自適の老人なんて、実際にはもうほとんどいないんじゃないかと思ったりする。
逆に30歳40歳が立派な大人なのかも疑わしい事がある。

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