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海外を知りたい?ならthe Voice Globalを見よう①
まあ、いつものことですが、今日はここ暫く書きたいと思っていた事をつらつらと。
わたしは、コロナ禍でYouTubeを見まくった。まだ見まくっているけれど、とにかく時間を忘れて見続けてしまう番組がある。
歌のオーディション番組である
ザ・ヴォイス
の世界版です。
2010年にオランダで放送が始まってたちまち大ヒット。各国でフォーマット化され、世界180か国で放送されている音楽オーディション系リアリティ・ショー。未来の人気歌手を発掘することを目的とした番組は従来も『アメリカン・アイドル』など多数あったが、当番組がユニークなのは参加者の外見・年齢・スター性が審査と全く関係がなく、参加者の歌声と歌唱力だけを審査対象にしていること。筋書き無しの激闘はドラマティックで熱い興奮と感動を呼ぶ。
アメリカ版のサイトから
2010年から始まっているので、知っている人も多いと思うけれど、芸能界の事情なのか、契約金の問題なのか、一向に日本版は制作されない。アメリカ、イギリスを始め、韓国も中国にもある。(現在の中国版は、契約金を払ってないとか、何とかで正式なものかは不明だが、まあ中国好声音と言う番組として続けてある。これも結構好き。)
まあ、日本版がない事をどうのこうの言っても仕方がない。ただ、これも日本の世界エンタメ界におけるガラパゴス化の一つなのか?とは思ってしまうけれどね…。
今日この事を言いたかったわけではないのです。今日言いたかった事は
海外に行きたいなら、円安とかコロナとかまだ行きにくいですよね?ならば、YouTubeで先ずはthe Voice GlobalやらBest of the Voiceやらを見て、各国の文化を知るってどう?って事です。
何しろ180カ国で放送してます。
その一部をダイジェスト版で見られるんです。
実に楽しいんです。
わたしの楽しみ方は、もちろん世界中の歌上手さんの歌唱を見る事が一番ですが、
あとは各国の審査員(コーチ)たち=各国のトップスターたちを見る事。
アメリカイギリス以外の国のトップスターなんて、その国に興味ない以外知らないじゃないですか? 日本の芸能人だって、海外からしたらほとんど知られてないでしょう?それと同じです。
オランダを始め、オーストラリア、ドイツ、フランス、イタリア、ブルガリア、ノルウェー、ロシア侵攻前のウクライナもあるし、もちろんロシアもあります。カザフスタンやモンゴルもありました。アジアではミャンマーやタイ、マレーシア、インドシア…、韓国や数年前の中国のも見かけました。あと、そうそう南アフリカもあったなあ…。
番組に登場する審査員(コーチ)はトップスターですからね、かなり、かなり個性が強烈です。
ファッションが奇抜だったり、
タトゥーが当たり前だったり、
楽しいですよ〜。思わず検索しまくりです。
これだけの国のオーディションを受けに来た人々や審査員を見ていると、
黒人、白人、アジア人でも日本人のような北アジア人、そして東南アジア人、オーストラリアの場合ならマオリの人とか本当に様々で、
人種問題とか性別とかルッキズムとか気にならなくなります。
だって、歌が上手い人、みんな殆ど上手いので、ここでは魅力的な人としましょうか…、
魅力的な人は人種や性別関係なく魅力的なんです。
(わたしは普段何か別の事をしながら見ていて、お!っと思うと目を上げると言う繰り返し。笑)
ただ、編集の偏りがあるかもしれませんが、言語は英語の曲がほぼほぼです。そこは 各国の文化を知るって言うのにはそぐわないかもしれません。でも、その国々の人々を知るっていう点ではオススメの番組かなと…
あまりにも見過ぎてて、オススメがありすぎるのですが、一つだけ↓掲載しておきます。10人出てきます。
その中で、わたしのオススメポイントをご紹介。
2人目のRunning (サファイヤ・タマレマイさん)。オーストラリアです。グッと胸に来るマオリ女性の歌声。審査員にはボーイ・ジョージ様おります。あと、個性的ファッションではボーイ・ジョージ様に負けていない女優でもあるケリー・ローランド。それよりわたしはガイ・セバスチャンがお気に入り。(お気に入りなので写真を載せる。)
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それから、5人目でビリー・アイリッシュのLovelyは2020年のウクライナ(人名がキリル文字で読めず)。今年はきっとない…。また製作される事を祈るのみです。
ちょいと呑気な事を書くと、審査員のひとりダン・バランはルーマニアの人らしいけれど、「恋のマイアヒ」を歌ってた人らしい。「恋のマイアヒ」って、何やねんその曲って思ったら、きっとみんな知ってるあの曲だった。
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6人目のCALLING YOU も超オススメ。圧巻です。歌っているのはドロタ・オシンスカさん(ポーランド)。番組が2013年とだいぶ昔のものでしたので、今では何枚もCDを出す歌手のようです。日本語のwikiまでありました↓。
あと、最後のピーター・ドネガンさん(イギリス)映像はオーディションに受かった後のインタビューの様子。審査員のSir.トム・ジョーンズは当時80歳で、ピーターの父ロニー・ドネガンがかつて彼のために作曲した歌を一緒に歌おうと誘って歌うシーンです。その歌声たるや…80歳なんてウソ〜。サスガ、あだ名がヴォイス!他の審査員も家族も感動感動でした。
本当はもっともっと気に入って、勝手に書きたい歌手がたくさんいたので、今回は①として、続きを思いついた時に書いていきます。
今日はここまで。