![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/152518732/rectangle_large_type_2_bd926d74374ee1a7d82d2115db9ee04b.png?width=1200)
文章を書く練習をする
小学生在宅夏休みにエロ漫画を描くのは不可能すぎる
下の子が保育園を卒園、小学校に入学し、今年初めて二人の子供がほぼフルで家に居る夏休みを過ごした。
自己紹介をさせていただくと、男性向けのエロ漫画を描いて15年ぐらい食ってる女です。はじめまして。
子供が保育園にいた頃は、預けている間に描けばいいのでどうにでもなっていた。上の子が小学校に通うようになっても、夏休みは学童に行ってもらってたのでどうにかなっていた。
しかし、上の子ももう高学年。学童には飽きて行きたがらなくなった。
下の子は「お兄ちゃんに与えられる権利は全てぼくにも与えうる」と考えているので、お兄ちゃんが自宅で過ごす権利を有しているなら自分もそうだと主張する。
かくして小学生2児在宅夏休みエロ漫画家の爆誕である。
とりあえず、エロ漫画の存在の是非については横に置いた上で読み進めていただきたい。
いうて、子供がテレビを見ている時などにちょこちょこ作業を進められるかな…?とも思っていたんですよね。
けどまあこれは全然無理でした。
テレビ及びYouTubeでビビッときたものがあると、リビングから作業部屋までダッシュで走ってきては「ママー!」と報告が入る。
この状況でクリップスタジオを立ち上げ、愛撫だの挿入だのピロートークだの描く度胸は私にはない。
実際開きもしなかった。
かろうじて出来たのは事務メール、趣味でやってるYouTubeのサムネ作成ぐらいであった。
漫画作業が遅々として進まない中何度も考えたのは、「文章だったらどうにかなってたのにな…」ということであった。
クンニ
例えばクンニである。
女性の股間に男性(私が描いているのは男女エロ漫画なので)が顔を埋めて性器周りを口でどうにかする行為のことだ。
子供に見られたらどうだろう。
一撃必殺すぎる。
恐らく性知識がなくても、絶対に日常生活にありえない、おかしなことをしていると分かるんじゃないかと思う。
もし見られたら、なぜ裸なのか、なぜ股間に顔がくっついているのか、なぜびしょびしょなのかと説明要求の嵐になるだろう。
私もそれは本当に心底避けたい。
しかし、これが文章ならどうだろう。
もし誤って「クンニ」という単語を一瞬見られてしまったとしても、おっぴろげ股間に顔面くっつけびしょびしょ男女の絵よりは双方のダメージが格段に小さいと想像される。
文章中にカタカナがたくさんある、つまり「電子レンジ」「カマキリ」「クンニ」「ユニバーサルスタジオジャパン」という状態であれば、子供が最も興味のある「ユニバーサルスタジオジャパン」に気を取られ「クンニ」に気付かないことすら有り得る。
もしユニバーサルスタジオジャパンで電子レンジでカマキリをチンしながらクンニする絵を描いたら絶対に一番クンニが目立ってしまうにも関わらずだ!
子持ちとエッチな文章
そんなわけで、子持ちかつエッチなもので飯を食う人間にとって文章が書けるメリットはとてつもなくデカい。
そしてエッチなものでなくても文章書けて全然損はない。
なので、文章を書く練習を始めることにした。
とっかかりは短編の小説とかがいいのかな?とも思っていたが、やろうとしてみると短編でもまだ負荷が重い…と感じたので、noteで日記を書くことから始めることにする。
XでもpixivFANBOXでもなんぼ大量のテキスト自体は打っているのですが、なんといいましょうか…みんなそうだと思うのですが…あそこでは意識してオタクの共通言語文体に寄せている部分がある…ので…、長文を書いてもあまり発表用の文章の練習にはならないと思い、改めてnoteを立ち上げてみました。
今後とりとめのないnoteをちょこちょことやっていくと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
そしていつか私は文章が書けるようになり、ノクターンノベルスでエッチな小説を連載するのだ。