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ウソをつくリスクの考察(ドラマ「お金の切れ目が恋のはじまり」第3話より)

どーも、中小企業診断士の「どばしんだんし」です。
9月29日に放送されたTBSドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」第3話の感想を書かせて頂きます。

あらすじ

九鬼玲子(松岡茉優)は、初恋相手・早乙女健(三浦翔平)との15年越しのデートを控えて、浮かれていた。
一方、板垣純(北村匠海)は、猿渡慶太(三浦春馬)に、早乙女が子供を連れていたことを報告する。
慶太は玲子に伝えるべきか悩んだが、玲子の姿を目前に言うことができずに、思い悩む。
そんな中、慶太は聖徳まりあ(星蘭ひとみ)に連れて行かれて、知り合いに結婚相手として紹介され、戸惑う。
そして、玲子と早乙女のデートの日。玲子は早乙女とのデートを楽しみ、人生一幸せな時間を迎えていた中、ある事件が起きる!
<公式サイトより>

※以下ネタバレあり

念願だった早乙女とのデートでしたが、終盤とある事件により早乙女が既婚者で子供もいることが玲子に伝わってしまします。

それでも早乙女が心配な玲子は、事件の首謀者を妻ではないかと疑う早乙女に対し、ある綻びから真犯人を見事に突き止めるのでした。

結局妻との離婚が決まり項垂れる早乙女に対し、玲子はこれまでの想いを告白し今後も支えていくことを告げましたが早乙女はこれを受け入れずフラれてしまします。

そんな玲子を励ます慶太ですが大きな雷がなりビックリした2人は図らずも抱き合う形に。

そして何故か?玲子にキスをする慶太。

あまりに不意のことに戸惑う玲子。

そしてキスをした慶太も何故か驚いた顔、、、

果たして玲子と慶太はどうなるのか?

次週の最終回が気になります。

ウソの代償

今回早乙女は結婚して子供がいることを隠して女性をターゲットにした高額セミナーを行なっていたことが世間から叩かれてしまいます。

公認会計士として世に出始めた頃、独身の方がイメージが良いということで結婚や子供がいる事実を隠していたわけですが、そのウソが何倍もの代償となって返ってきたわけです。

この「ウソの代償」ですが、今回の件により早乙女は仕事を失う、ないし損害賠償請求などを起こされる恐れもある「経済的な代償」と、奥さんと離婚をし子供とも離れ離れになる「精神的な代償」の両方を払うことになり、そのダメージは計り知れません。

ウソをつくことで得られたメリットよりもバレたときの代償の方が明らかに大きい様に思います。

そこでウソをつくリスクについて考察して参ります。

ウソをつくリスク

ウソをつくリスクを考えると、以下の様に因数分解できます。

ウソをつくリスク = 
ウソがばれる確率 ×   ウソがバレた場合の代償

ここで「代償」とはついたウソを償うのに必要な代わりのものであり、ウソが大きくなればなるほどその代償も大きくなります。

ということは

ウソがバレた場合の代償 = ウソの大きさ

とも言い換えられ

ウソをつくリスク =
ウソがばれる確率 ×   ウソの大きさ

とも表せます。

ウソがばれる確率

ここでウソがばれる確率ですが、これを係数で表すことは文系である私には不可能なことです。

ただひとつだけ確かなことは情報技術の革新によりいつでもどこでも世の中のありとあらゆる情報を入手できるだけに留まらず、一人一人が情報の発信源となることが可能で、その伝達速度もあっという間のスピードで拡散されます。

さらにデジタルタトゥーと呼ばれる様にネット上の情報は半永久的に残り時効はありません。

また、スマホのGPSや検索エンジンの履歴から行動や趣味嗜好までわかりますし、キャッシュレス化によってどこでいくらお金を使ったかもすぐにわかる様になってきています。

過去には権力やお金によって不都合な情報を隠蔽することが可能だった時代もありましたが、残念ながら今の時代にウソを隠し通せる可能性は限りなく0に等しいです。

つまり

ウソがばれる確率は

限りなく100%に近い

と言わざるを得ません。

ウソの大きさ

ウソの大きさに関しては数値化できる部分もあれば数値化できない部分もあります。

これを厳密に係数にすることはまたしても文系の私には出来かねるので、ウソの特性に着目します。

ウソの特性とは

ウソを誤魔化すためにまた別のウソをつく

というものです。

ということはひとつウソをつくとそれを隠すためウソをつき続け、

ウソの大きさ ×   ウソの大きさ ×   ウソの大きさ ×   ・・・・・

という様にウソの大きさは

二次関数的に増えていく

ことになります。

これでは倍返しどころか100倍返しもあり得ますね💦

まとめ

以上のことから

ウソをつくリスク=
ほぼ100% ×   二次関数的に増えていく

と表せます。

つまり

ウソはばれるしついたウソ以上の代償を払う羽目になるので絶対にやめた方が良い

ということです。

そしてもしウソをついてしまっているとしたらその傷口が最も小さいのは

「今」

ということになります。

最後に

今回は早乙女の失脚の件から「ウソをつくリスク」について深掘りしてみました。

これにて早乙女はドロップアウトし、玲子の恋のお相手は慶太と板垣に絞られたわけですが残り1話でどうなるのかが気になるところです。

次回の内容にもよりますが今のところ次回は

玲子、慶太、早乙女、板垣を

セロトニン、オキシトシン、ドーパミンのタイプに分けて書いてみようと思っています。

このタイプ分けは前クールの「私の家政夫ナギサさん」でもやっておりますのでよろしければ以下の記事をご参照下さい。


それでは最後までお読み頂きありがとうございました。(了)










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