慶太無双!?いやっ、春馬無双!!(おカネの切れ目が恋のはじまり第2話より)
どーも、中小企業診断士の「どばしんだんし」です。
TBSドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」第2話を見ましたので感想を書きたいと思います。
第2話あらすじ
<公式サイトより>
玲子(松岡茉優)は、慶太(三浦春馬)の“ほころび”を繕うために、仕事も私生活でもおカネの使い方を徹底的にチェックしていた。
しかし、あまりにもかけ離れた価値観でなかなか噛み合わない。
そんな中、玲子は偶然鉢合わせた営業部の純(北村匠海)と、慶太の話で意気投合。
一方、純は玲子への好意を確信する。
慶太は元カノのまりあ(星蘭ひとみ)の婚約相手・山鹿(梶裕貴)が社長の富彦(草刈正雄)にモンキーパスの赤字事業である「わくわくスポーツランド」のリニューアルを提案していることを知り、対抗心が芽生える。
そして、あるアイディアを思いつき、玲子、純、早乙女(三浦翔平)も巻き込み、6人でテニスコンペを開催することに!
しかし、そこで慶太のおせっかいが玲子の怒りを買ってしまう。
しかも山鹿の裏の顔まで判明してしまい...。
※以下ネタバレあり
第1話はまだまだ掴みかねていましたが、少しづつそれぞれのキャラクターが立ってきました。
前回は玲子のキャラが固すぎる?振り幅がなくて面白味が無いと感じていましたが、第2話では見事に弾けてます。
テニスがうまかったり、怒ったり、笑ったり、泣いたり(子供時代)と様々な顔が見られて玲子のキャラが際立ち始めました。
それもこれも起点は慶太なんですよね。
前クールの「私の家政夫ナギサさん」では自分の殻に閉じこもるナギサさんをメイが振り回すことで色々な変化が生まれていた様に、今作では慶太が良くも悪くもその天真爛漫さで周囲や自分自身に変化を生んでいくのでしょう。
(※以前「私の家政夫ナギサさん」について書いた記事も併せてお読み頂ければ幸いです。)
慶太無双!?春馬無双!!
それにしても慶太の無双っぷりがすごいです!!
作中で経理部の同僚女性が言っていた様に
「イケメン × 甘えん坊 何気に最強説」
まさに慶太無双。
いや春馬無双!!
そのスペックは
・イケメン
・実家が金持ち
・甘え上手
・天真爛漫
・人のことをちゃんと見ている
パッと思いつくだけでもこれだけあります。
これだけ高スペックであれば多少金遣いが荒かろうが、ウザかろうがそれを凌駕して余りあるほどの魅力。
何なら「金遣いが荒い」、「ウザい」も「太っ腹」、「人なつっこい」という風に思えてきてしまうから不思議です。(これを心理学では「ハロー効果」というみたいです)
コンコルド効果
作中で「コンコルド効果」の話が出てきます。
コンコルド効果とは「埋没費用効果 (sunk cost effect)」の別名であり、ある対象への金銭的・精神的・時間的投資をしつづけることが損失につながるとわかっているにもかかわらず、それまでの投資を惜しみ、投資がやめられない状態を指す。超音速旅客機コンコルドの商業的失敗を由来とする。<引用元;Wikipedia>
慶太の元カノのまりあは結婚願望のなかった山鹿に対し時間をかけてやっと婚約まで漕ぎ着けました。
しかしながら自分のことをちゃんと見てくれていない山鹿にこのまま本当に結婚して良いのか迷いが生じてしまいます。
そんなまりあに対し玲子が語ったのが「コンコルド効果」です。
そしてそれは15年以上も早乙女に対し報われない!?片思いをし続けている玲子自身に言い聞かせている様でもありました。
確かに恋愛に限らず仕事や子育てなどでもこれまでやってきた時間や努力、お金が無駄になると思うと辞めるに辞められないなんてことあるあるですね。
かく言う私も中小企業診断士という資格を取ろうと思い勉強を始めてから合格するまで4年掛かりました。
その途中でこんなに時間や労力を費やしたのに何で合格しないんだと諦めかけたこともありましたが、4年目はには「中小企業診断士に必要な知識や能力が身についていれば結果を自ずとついてくる」という変な悟り?開き直り!?状態になり、それが良かったのか運よく合格することが出来、今に至ります。
「損得」か、「好き嫌い」か
「理論」か「感情」か
「成功」か「幸福」か
という判断基準においてどちらを選ぶのかという自分自身の立ち位置をはっきりさせるきっかけとしてこの「コンコルド効果」の話が出てきたのかと思うます。
ドラマではこの「コンコルド効果」の話しをターニングポイントとして
まりあは自分のことをしっかりと見てくれない山鹿のもとを去り、
玲子は報われなくても早乙女との関係はこのままで良いと決意するのでした。
、、、と思ったら早乙女の方から玲子にデートのお誘いがありましたけど笑
最後に
今回は玲子やまりあ以外にも「損得」か「好き嫌い」かという選択肢がいくつか出てきました。
「損得」で公務員の彼女を結婚相手と考えるものの、いまいちしっくりこない板垣
「損得」でいうとメリットがありそうな山鹿の提案を断った猿渡社長
そう言えばこのドラマの題名にも「おカネ」と「恋」が入りますから、今後もこの様な選択が作中で描かれるのでしょうか?
まずは早乙女と玲子がどうなるか次週を楽しみに待ちたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。(了)