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さっちゃんとふくちゃんの5円玉

〜ドブリン初の単行本『さっちゃんとふくちゃんの5円玉』(青林工藝舎)が、5月21日より書店に並びました〜

自己紹介が遅れました。ドブリンと言います。青林工藝舎の漫画誌『アックス』で漫画を描いています^o^2021年にアックスマンガ新人賞で南伸坊先生個人賞をいただき、40歳で漫画家デビューしました。世の中的には遅咲きになるのかもしれません^o^しかしまだ咲いてないかもしれません^o^

デビューからちょうど3年、この度、初の単行本が発売されました。たくさんの方から、買ったよ!読んだよ!とご報告いただいております。ありがとございます。ご感想もとってもとってもうれしいです!ありがとございます^o^

この単行本には10話の短編漫画が収録されています。どの話も、こどもたちが主役です。どの話も、おれがこどものだったときに経験したこと、感じたこと、そしてずっとこころに残り続けたことが元になっています。

こどもの頃って、今思えばほんの些細な失敗も、この世の終わりくらいに激しく、重く、つらくって、消えてしまいたいくらいに大きなできごとじゃなかったですか?家でひとりお母さんを待つ時間は永遠みたいに長くって、このままずっとずっと帰ってこないまま、おれはこの世の中でたったひとりになっても、ずっとずっと待ち続けるんじゃないかって、思いませんでしたか?おれはそうでした。

この漫画を読むと、こどもだったときのことを思い出すかもしれません。こころの奥にそっとしまい込んだあの日のことを、また取り出してみたくなるかもしれません。


◎単行本紹介文より
穴があいた靴下。買えなかった駄菓子。お父さんから届いたクリスマスツリー。
悲しかった事も嬉しかった事も、子どもの頃の思い出をやさしくハグする、切なくも懐かしい短編10話を収録!

◎帯推薦コメントより
こころごとハグ!「じわーっ」と来て「じーん」とします…
あたたかくて懐かしくて新しい!
たまらないほど孤独な夜にぜひ読んでください
読むと寂しくなくなる、これが噂のほっかほかドブリンまんが☆
――杉作J太郎(DJ、詩人)

◎解説より
 他の作品でも、同じようにどこかで聞き覚えのある事実が見え隠れしたり、「これほんとのことなのかも」と思わせたり、幸せなようでそうじゃないような気分になったりと、ムズムズするラストが多い。これがドブリンの持ち味かもしれません。
――内田春菊(漫画家、小説家、俳優、歌手)

収録作品
「しずちゃん」「みんなでかけっこ」「ぼくのお父さん」「アイスキャンデー屋さん」「さっちゃんとふくちゃんの5円玉」「せのおさん」「ハイライト」「まちこ」「なえちゃんの1日」「ハッピーエンド」



ぜひ、本屋さんで、もしなければご注文ください^o^ よろしければ、アックスストアご利用ください^o^→ https://axstore.net/

よろしければご感想、教えてください。思い出したあの日のことを、そっと教えてくれたらうれしいです^o^

それじゃ!またね!キスキス!バーイ!^o^

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