天皇賞(秋)
秋古馬3冠の第一関門、秋の天皇賞
今年は活きの良い3歳馬の参加がなく
充実一途4歳馬vs威風堂々5歳馬のガチンコ勝負
(6歳馬ステラヴェローチェやノースブリッジも)
世代最弱のレッテルをはがす為にも
世代最強のさらなる証明の為にも
負けられない1戦で名勝負必至
土曜11RアルテミスS
ブラウンラチェット 1:33.8(33.3)
12.2-11.1-11.8-12.6-12.5-11.5-11.1-11.0
内を立ち回ってのセンスある勝ち方
負けたとはいえ2〜6着馬も上がり33秒台を
出せていてタイムの出る良好な馬場
①ベラジオオペラ 横山和🏇
➕相思相愛・安定感・立ち回り
➖上半期ダメージ
大阪杯・阪神20❶
スタートまずまず二の脚で積極番手
向正面捲る馬鞍上確認しながら折り合って
好位2番手からの競馬
3.4コーナー内目の進路確保しながら追い出し
直線インからしぶとく立ち回り最先着
宝塚記念・京都22❸
好スタートから積極先手から番手控えて
向正面先団4番手での競馬
3コーナー手前やや控えて外から進出開始
直線一瞬抜け出すも外から勝ち馬強襲で
早め仕掛けにいった分の3着まで
前走懸念だった1Fの距離延長で3着も
0.4差3着で前受け競馬が出来ており地力上位
重馬場激走+酷暑の夏のダメージ残り受けての
陣営コメントの「まだ覇気が足らない」は
気になる所ではあるが
実績格上の年長馬相手に
どこまで見せ場を演出できるかは楽しみ
ダービー以来の関東遠征で
内枠を最大限に活かしての立ち回りに期待
②マテンロウスカイ 横山典
➕鞍上不気味・非根幹(3-2-2-3)
➖距離延長
ドバイターフ・メイダン18⓯
スタートまずまず他馬窺いながら積極ハナ主張
向正面隊列をひっぱる形
3コーナー外確認しながら先行粘り込みはかる
直線残り400mから大幅失速で馬群に沈む
毎日王冠・東京18❽
スタートまずまず中団から
向正面馬なりでの追走
3.4コーナーやや抑えながら
直線最内から前追うも鞍上は手を動かさず
前走は海外帰りからの久々中26週でノーカン
一度叩いての良化は見込めそうも
東京コースでは未だ勝ち星なし
格上相手のキレ味勝負では分が悪いか
坂のあるコースでは前々ペースメイクで勝ちはあるが懸念材料は距離延長
内枠をうまく活かしたい所だが
③ステラヴェローチェ 佐々木
➕
➖ワンパンチ・テン乗り
札幌記念・札幌20❸
スタートバランス崩すも内へ進みリカバリー
向正面中団のインから追走やや鞍上抑えながら
3.4コーナー中間あたりでムチ入れ進出
直線最内から脚伸ばすも前を捕らえ切るまでは
オールカマー・中山22❻
好スタートから勝ち馬の外目にマーク
向正面ややポジ下げて勝ち馬の背後キープ
3.4コーナー抜けるあたりから外目に追い出し
直線追い上げるも前々との差ジリジリつけられ
古馬になってからは苦戦続き
タイム差ほど大差はついてないが
直線での決め手不足は明確で相手関係厳しそう
鞍上変更で積極的な騎乗に期待
④タスティエーラ 松山
➕手戻り(1-1-0-1)
➖久々の中25週・ジリ脚
大阪杯・阪神20⓫
スタートまずまずから控えて好位追走
向正面鞍上抱えながら先行3.4番手のイン
3コーナーから早め促し先団食らいつき
直線追い出しも余力なく残り200mで失速
天皇賞(春)・京都32❼
好スタートから控えて中団からの競馬
1周目スタンド前ややポジ上げての追走
向正面中団あたりインでじっくり
3コーナー手前坂の頂上で鞍上促して
直線前開いてムチ入れ追い出しも
ジリ脚で前々捉え切るまではいかず
3歳戦での勢いは影を潜め同世代の活躍尻目に
近走は高く分厚い世代の壁に苦しむダービー馬
若い時の気性面は改善されたが
勝負所でのワンパンチに欠ける競馬が続く
血統的にもパンパンの良馬場よりは
持続力が活かせる時計のかかる馬場で再考も
久々の中25週でどこまで良化しているか
当日の馬体重やパドック気配には注視
⑤ノースブリッジ 岩田康
➕スタート・相思相愛
➖キレ味
QE2世C・シャティン20❸
スタートから押して先頭積極策
1コーナーから向正面イン譲らず前々での競馬
3.4コーナー後続ひきつけながら
直線追い出しもやや走りづらそうな印象の3着
札幌記念・札幌20❶
大外枠
好スタートから番手確保掛かり抑えながら
向正面単騎逃げ馬行かせて2番手の競馬
3.4コーナーじわじわ詰め寄って射程圏
直線一気に突き離して後続振り切る
3度目の秋の盾への挑戦する不屈の北橋さん
前受けの競馬が得意で上がりのかかる馬場で
真価を発揮するタイプ
地力末脚勝負よりは天候の一押しが欲しい所
同型多く少しでもロスなくスムーズな立ち回りが求められる
今回唯一の6歳馬が波乱の助演賞ゲットなるか
⑥ソールオリエンス 横山武🏇
➕継続騎乗・東京(1-1-0-0)
➖キレ味
大阪杯・阪神20❼
馬体重-10kg
スタートまずまずから中団外目での競馬
向正面後方の②ローシャムの捲りから
1テンポ遅らせての追走早め仕掛けの捲り
3.4コーナー先行勢取り付いての4番手
直線内から⑧のプレスから1歩後退
追い込むもジリ脚で着順上げれず
宝塚記念・京都22❷
好スタートから中団外目キープ
坂下りて勝ち馬の後ろから終いにかける競馬
直線前カットの不利もあったがもう一伸び
最後は前を交わして復権の2着
そして亜咲花の絶叫へつながる物語
前走はフォトパドックの変わり身気配が
結果に繋がるも惜しい2着
4歳レベルの疑惑を少しは晴らしたか
陣営は今回も終いを活かす競馬で臨むようで
日本ダービーで輝いた舞台での巻き返し期待
同世代には負けていられないはず
⑦ドウデュース 武豊🏇🏇
➕一蓮托生・逆襲の末脚
➖
ドバイターフ・メイダン18❺
馬っ気
スタート出遅れ最後方からの競馬
向正面後方5番手あたりのイン追走
3.4コーナー内々の進路から待機
直線狭い内の進路から仕掛け窺うも馬群開いて
進路開くのが残り100mでは加速不十分
宝塚記念・京都22❻
スタートまずまず馬なりで後方に控えて
やや掛かりながらの1コーナーも想定内
向正面後方3番手の内々の進路
各馬ペースアップも抑えて脚温存
4コーナーで外持ち出さずに内を選択
直線伸びてはいるが外からの末脚には劣り
黄金世代の映えあるダービー馬おドウ
前走は海外帰りからの重馬場で要見直し
軽快な末脚よりは剛の末脚でパワー寄り
今年引退の不退転の決意で臨む秋古馬3冠
伸び盛りの4歳馬相手に先輩の意地を見せる事が出来るか
フォトパドックは相変わらずテカテカビカビカ
追い切りも迫力のある高脚の走法で好気配
⑧キングズパレス シュタルケ🏇
➕持続力ある末脚・相手なり・手替わり
➖展開次第・持ち時計
七夕賞・福島20❷
スタートやや体勢崩し後方からの競馬
向正面縦長の展開後方5番手あたりで追走
3.4コーナー追って追って外目持ち出し
直線やや加速鈍く勝ち馬には届かずも
ロングスパートから前々を交わしての2着
新潟記念・新潟20❸
スタートまずまず先行の馬を見ながら
向正面縦長の展開控えて中団やや後方追走
3.4コーナーじっくり構えて脚温存
直線外に持ち出し追うも前々ペースメイクに
僅か届かずもどかしい3着
善戦はするものの何かが噛み合わず勝ち星遠い
サマーシリーズでも好内容ではあるが
人気通りの走りかと言えば疑問符はつく競馬
持続力ある末脚が武器で直線長い東京では
堅実な上がりを出せており侮れない1頭
どうしても勝ち味に遅く初GⅠで手が伸びづらいが追える騎手のシュタルケ配し上位狙う
フォトパドックからは
夏のダメージはさほど無さそうに映り
追い切りもこの馬場なりに軽快
⑨ホウオウビスケッツ 岩田望
➕スタート
➖同型次第・距離延長
函館記念・函館20❶
斤量57.5
好スタート逃げ馬の後ろ番手確保抑えながら
向正面単騎逃げ行かせての離れた2番手
3.4コーナージワジワ差を詰めながら追走
直線一気に交わして突き離し完勝
毎日王冠・東京18❷
スタートから積極先手策の競馬
向正面鞍上宥めながらもハナ主張
3.4コーナー舌ペロ👅しながら
直線後続引きつけて追い出しも僅差2着
前走は味のある引きつけで前哨戦2着
馬場の恩恵や展開はあれど夏場の勢いそのまま
スムーズで積極的な競馬が出来れば
見せ場はつくれそう
懸念材料は1Fの距離延長
速い時計にはまずまず対応は出来そうだが
相手関係が上がる分どこまで通用するか
⑩ダノンベルーガ C.デムーロ🏇🏇
➕末脚安定・鞍上信頼
➖3歳以来勝ち星なし
ジャパンC・東京24❻
スタートまずまず中団から他馬窺いつつ
向正面縦長の展開中団後方のインで脚温存
3.4コーナー早め追い出し
直線外に持ち出して末脚発揮も前との差は
詰められず大差での6着
ドバイターフ・メイダン18❸
スタートまずまず鞍上促して中団馬群の中
向正面中団やや後方からの追走
3.4コーナーインから追い出し開始
直線前開かずもじっと我慢の競馬
外の勝ち馬と手応えは劣らずも追い出しの
僅かな遅れで3着まで
現役最強の2勝馬wのイルカ🐬
共同通信杯から期待値は高かったが
そこからは長い足踏みが続く
東京メインで使われる事が多く
そろそろ3歳2月以来の結果が欲しい所
2000mは守備範囲と思いたい
個人的にには暮れの香港狙いよりここをメイチに国内勝利の走りを見てみたいが
⑪ジャスティンパレス 坂井
➕実績上位
➖前走大敗・キレ味・テン乗り
ドバイSC・メイダン18❹
スタートやや狭くなるも立て直して内側確保
向正面先行4番手のインからやや気負い気味
3.4コーナースローの道中離された4番手追走
直線追い上げるもキレ負けの印象強い4着
宝塚記念・京都22➓
ゲート駐立悪く出遅れ控えて後方から
向正面中団馬群の間での競馬
3.4コーナー外目持ち出し早め進出
直線入って手応え鈍く左ムチ入れも伸びず
前走は鞍上コメント通りの瞬発力不足に加え
重馬場でさらに削がれて大敗の結果
大箱コース替りは歓迎のタイプ
前哨戦を使わず本番を迎える割には
1週前と最終追いで続けての坂路調教で疑問符
重馬場激走と夏負けの影響か?
後半末脚勝負よりは前々での立ち回りで
活路を見出したい所
⑫リバティアイランド 川田🏇🏇🏇
➕相思相愛・8戦5勝(5-2-1-0)
➖久々中29週
ジャパンC・東京24❷
最内枠・斤量54.0
スタートまずまず馬なりやや掛かりながら
向正面勝ち馬からやや離れた4番手追走
3.4コーナー縦長の展開勝ち馬ぴったりマーク
直線追い上げるも初速の違い歴然で
先輩撃破の健闘2着もホロ苦い初古馬戦
ドバイシーマC・メイダン2410❸
斤量54.5
スタートまずまず控えて先団窺いながら
向正面ややポジ下げて中団馬群の外目追走
ゆったりとした流れ
3.4コーナー前離してやや縦長の展開
長い直線外目運んで鋭い末脚発揮も
前々止まらず僅差の3着
堂々主役をはれるスーパーお嬢様
腹回りが太いだの牝馬ながらゴツいだの
香港登録で弱腰ローテだの
いらぬ雑音切り裂いての豪脚に期待
唯一の懸念材料は東京2000mが未経験
とはいえ重箱の隅をつつく程度で実績上位
久々のレースながらフォトパドックはビカビカ
仕上がり抜かりなしで1週前は猛時計
鞍上の怪我も大きな心配なく迎える大舞台
⑬シルトホルン 大野
➕スタート
➖相手関係
関越S・新潟18⓭
バランス崩してのスタートから二の脚で好位外
道中やや控えて隊列変わらず
3.4コーナー外目から前を窺いながら促し
直線残り400mから手応え鈍くズルズル後退
毎日王冠・東京18❺
スタートまずまずから二の脚で先行とりつき
向正面やや控えて好位3番手
3.4コーナー内から前々見る競馬
直線前の動き待っての追い出しも僅差キレ負け
前受けの競馬で好成績のタイプで
外枠発走は正直厳しい印象
未だ重賞勝ちがなく一線級のGⅠ馬を
相手にするには…
⑭レーベンスティール ルメール🏇🏇
➕鞍上信頼・スタート・非根幹(5-2-1-0)
➖初GⅠの壁・気性
エプソムC・東京18❶
好スタートから控えて先行集団の内目から
向正面控えて前を見ながらの競馬
3.4コーナー外の進路確保しながら追走
直線残り400m手前から鞍上手が動く
残り200mでムチ入れ抜け出して完勝
オールカマー・中山22❶
スタート好位で運ぶも掛かり通しの1コーナー
向正面でも掛かり続け道中苦労しながら
3.4コーナー落ち着かせてややポジ下げながら
直線狭い内ラチから逃げ馬の間を割って
更に残り100mもないところから差し切り完勝
初海外遠征からの新潟大賞典の凡走から
立て直して臨んだ近2走は鞍上のエスコート冴え
古馬戦相手に2連勝と勢いはあり上昇一途
初GⅠで鞍上コメントからも挑戦者の立場で
どこまで通用するか楽しみな1頭
懸念材料は道中のテンション
前走久々で一叩きしてのガス抜き良化あれば
追い切りはいつも動く馬で迫力満点も
個人的にはオールカマーのフォトパドックの方が良い映りに見えて過信禁物の1頭にも思えるが…
⑮ニシノレヴナント 田辺
➕
➖大外枠・スタート・持ち時計
メトロポリタンS・東京24❻
小頭数8頭立て
スタート行き脚つかず後方から
向正面やや縦長の展開後方2番手追走
3.4コーナー隊列変わらずペースアップ
直線大きく外に膨らみ鞍上内へ軌道修正
懸命に追うも脚色一杯
オールカマー・中山22❾
ややスムーズさを欠いたスタートから内へ
向正面後方2番手から前々追う競馬
3.4コーナー早めに促して馬群についていく
直線大外に持ち出し追い上げるも脚色鈍く
スタートの遅さから展開次第の競馬を
強いられてしまう組み立てが難しいタイプ
GⅠの大舞台で一発回答とまでは…
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