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帝王賞の答え合わせ

👑⑫キングズソード        2:06.9
🥈⑧ウィルソンテソーロ  2:07.2(1.3/4)
🥉③ディクテオン           2:07.4(1)

スタートから牽制し合う展開の入り
想定通りハナ主張②ライトの後ろ⑫キングズ
⑧ウィルソンが射程圏ぴったりマーク
内ラチ沿い経済コースの①グラン④サヨノ
前に④⑤外に③ディクテ⑪の徹底マーク受ける
⑦セラフィックコールが厳しいポジション
道中の動きなく静かな3.4コーナー
直線各馬一団で早め抜け出し
⑫キングズと徹底追走⑧ウィルソン
大外スムーズ早め仕掛けの③がノーマーク猛追

上位3頭⑫⑧③はスムーズな加速
掲示板①④は低評価ながら喰らいつく走り
人気上位の⑤⑦⑪は思った以上に伸び脚欠いた

⑦セラフィックは上位古馬戦の壁か
オメガパフュームのようなロンスパゴリ押しが
現状ベターな印象

⑤ノットゥルノは1コーナーの入り手前で
頭上げる仕草でスムーズさを欠く競馬
能力よりはテンション面の問題のようにも
前走逃げ大勝の次レースの難しさもあったか

⑪メイショウハリオは③ディクテオンと同位置
4コーナーから直線で追い上げ併せで力負け
一時期の頃のナタのキレ脚は鳴りを潜める

1000m1:03.8のスロー展開
ポジション後手の馬は苦労

藤岡佑介騎手(キングズソード=1着)「先行したいというのは(寺島)先生と一致していました。道中は(流れが)遅いな、と思っていたので、待たないでスパートしようと。あとは止まらないで行ってくれ、という感じ。成長して、ダートのチャンピオンホースらしい馬。これからも活躍してくれると思います」

川田将雅騎手(ウィルソンテソーロ=2着)「具合は良くなっていたし、精神的に大人になっている感じがした。スムーズな競馬ができたし、よく頑張ってくれた」

横山和生騎手(ディクテオン=3着)「動くのが早かったかもしれないが、砂を被っていいタイプではないので、馬を気分良く走らせるためにあの形になった」

坂井瑠星騎手(グランブリッジ=4着)「雰囲気は良かったし、スタートも良くロスのない競馬ができた。強い馬を相手に頑張ってくれた」

西啓太騎手(サヨノネイチヤ=5着)「もう少し流れてくれたほうが良かったが、いいポジションにつけられたし、力があるところは見せられた」

武豊騎手(ノットゥルノ=7着)「状態は良かったが最後は伸びがなくなった。ムラがあるね」と振り返った。


さすがの大盛り上がりで👍

⑤ノットゥルノの気になった馬場入場も
(いつもよりテンション高めだった返し馬)


①グランブリッジ 牝5 坂井瑠 55.0❹

○スタート・安定感
△牝馬・昨年3/1以来勝ち星なし

牝馬ながら立ち回りの良さで4着掲示板確保
牡馬相手にもキッチリ自分の競馬

地方ダート初参戦から安定感抜群の成績
立ち回りも上手く馬群も気にしないタイプ
今回のテン乗りも問題なさそうだが
続けての馬体重減は若干気にはなる
近走の内容も決して悪くはないが
①先行されて追いつけず
②先行して外からの捲りに追いつけず
の競馬で苦渋を飲んでおり
他馬にペースメーカー的な目標にされる内容
テン乗りの直線長い大井2000mで
鞍上の手腕が問われる所


②ライトウォーリア 牡7 吉原寛 57.0❻

○スタミナ・勝負根性
△番手

想定通り先手ハナの競馬
緩いペースで着順はまずますも展開利

前走厳しい競馬での勝利は高評価
他馬が積極的に運ばないならこの馬が先手想定
向正面からの展開がカギだが1対1の併せなら
多少の無理は出来るスタミナあり
後方からの二の矢、三の矢の差し追い込みで
どこまで受けの競馬ができるか
まずは1コーナーでハナのペースメイクをする事が絶対条件ではある


③ディクテオン 騸6 横山和 57.0❸

○上がり上々の末脚
△展開待ち・スタート・テン乗り・大井白砂

鞍上判断冴える3着
違う展開の競馬になれば疑問も
白砂に対応出来たのは収穫

末脚特化のスタイルで地方ダート参戦で連勝
今年は4着3回で展開後手の印象
左回りダートを多く使われており
今回の初大井・初白砂の右回りでどうか
相手関係も上がりまとめて一気の競馬が
どこまで通用するかやや不安


④サヨノネイチア 牡5 西啓太 57.0❺

○大井(12-2-0-0)・継続騎乗・馬群折り合い
△初JpnⅠ

走破タイム2:08.2でタイムの課題はクリア
地方馬で舐められた印象のオッズも
掲示板確保は立派

派手さのない競馬だが大井実績では最上位
スタート、折り合い、スタミナ面は問題なし
直線抜け出してからやや決め手に欠ける印象も
中央馬相手に決して見劣りはしない
時計面の懸念はあるもののメンバーが上がれば
数字もついてくるものと信じたい
立ち回りの器用さを武器にいざ下剋上


⑤ノットゥルノ 牡5 武豊 57.0❼

○右回り(5-4-0-3)・斤量-1.0・継続騎乗

Xでも動画上がっていた
返し馬、馬場入場のテンションでは
△ムラっ気も追加かな😅

3歳時は右回りダートでオール連対の競馬
対古馬の翌年は苦戦したが白砂変わりの大井
JBCクラシック②東京大賞典④と持ち直し
今年の右回り2戦は格の違いを見せつける完勝と実績上位の走り
鋭い決め脚はないが好位からの立ち回りで

返し馬の入れ込みでスムーズさを欠いた分が
影響したのか

⑥トランセンデンス 牡6 安藤洋 57.0⓬


△実績不足

元々14〜マイルで使われていたのもあり
今回の条件は厳しい印象
2000mでの連対は
'22生田オープン(川崎)の2:12.0と
'24白鷺賞(姫路)の2:14.7で
過去帝王賞の走破タイムと比べても見劣る


⑦セラフィックコール 牡4 Dレーン 57.0❽

○スタミナ・鞍上信頼(2-0-0-0)
  右回り(4-0-0-0)・寺島厩舎2頭出し
△スタート・大井白砂

スタートから難しいポジション
しかもスローペースで道中踏むに踏めずで
スタートから外目確保の競馬を固めて欲しい気も

中央での出遅れはペースの違いもあって
地方ダート近2走ではさほど目立たず
右回りでは4戦4勝+鞍上手戻り2戦2勝も
最大の懸念は大井の深い白砂対応
時計のかかるタフな馬場は
ダートのトレンド母父マンハッタンカフェの
豊富なスタミナでカバー出来るか
成績崩れた2走はいずれも中3週での臨戦
中11週空けての仕上がり具合はパドック注視

向正面で外2頭に蓋をされての追走
ロンスパからのスタミナを活かす競馬が出来ず
人気を裏切る結果に

⑧ウィルソンテソーロ 牡5 川田 57.0❷

○手戻り(3-0-0-0)・脚質自在
△海外帰り

さすがの鞍上きっちりのポジション取り

前走は直線一気に賭ける競馬も
大井コースでは前目のポジションから
JBCクラシックでは初白砂で伸び一息
東京大賞典では経験踏まえて逃げ粘り
今回の同舞台2000mでどういう競馬をするか
JpnⅢでは3連勝も名古屋・盛岡・金沢と
ややメンバー手薄感はあり
大井JpnⅠでの2戦、評価の仕方は二分しそう
極端なオッズになるなら抑えまで…の印象
非常に判断が難しい人気馬


⑨マースインディ 牡9 藤田凌 57.0⓭


△実績不足・勝ち鞍2年前

近走は連対もなく距離もスプリントから中距離まで使われていてさすがにここでは


⑩バーデンヴァイラー 牡6 森泰斗 57.0➓


△実績不足

前走は展開がハマった印象の2着
前々での競馬で好走はしているものの
今回のメンバーでは不安が先に立つ


⑪メイショウハリオ 牡7 浜中 57.0❾

○2連覇実績
△海外での一頓挫・大井白砂

いつものポジションから差し一息
もう少しピリッとして欲しいとのコメント通りの結果
 

キレ味よりは長く良い脚を使うタイプ
近走はやや陰りの見える終いの一手の印象
年齢を重ねて距離のレンジが狭くなっているか
本来ならば1F短い1800mでの競馬が見たい
サウジカップの一頓挫も懸念材料
2連覇中のコースなだけに存在感を示す内容に期待したいが当日のパドック気配には注視


⑫キングズソード 牡5 藤岡佑 57.0❶

○距離延長・外枠・寺島厩舎2頭出し

全てが作戦通りの完璧な競馬
安心して見ていられた

近2走はマイル適正と馬場状態で持ち味出せず
ノーカンの競馬と捉えても実力見せる走り
速い流れでネジを締めて臨戦体勢整ったか
中央からのJBCクラシック一発回答で
大井白砂は問題なし
新馬以来のタッグ藤岡佑騎手の腕の見せ所

陣営と前々での競馬での作戦
他馬の出を窺うスローペースで先手確保
4コーナー一団から一早く抜け出し完勝
見事な騎乗であっぱれ🪭

⑬ヒロイックテイル 騸7 矢野貴 57.0⓫


△実績不足・大井白砂

前走は2着確保も勝ち馬ノットゥルノから
大きく離れた1.6秒差
地力の差をまざまざと見せつけられた内容
スタートからポジション取りに行くスタイルで
長い大井の直線でどこまでやれるか


最後まで読んで頂きありがとうございます
        🙇‍♂️感謝🙇‍♂️

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