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東京プリンセス賞

南関東牝馬3冠の2冠目
浦和桜花賞→東京プリンセス賞→関東オークス
①プリンセスアリー(浦和)
④シトラルテミニ
⑤ミスカッレーラ(船橋)が参戦

ローテーションの詰まった馬が多い中で
桜花賞1着のプリンセスアリーが
初大井、初白砂、初右回りのコースに
どう対応出来るか

3.4角からの攻防からの
直線約386mは地方最長でスタミナも必要

出走馬

①ローリエフレイバー 野畑凌

○継続騎乗・大井実績・斤量-1.0
△前走大敗のメンタル面

東京2歳優駿牝馬・大井16①
スタートまずまずから馬なりで好位2番手確保
向正面から4角で先頭に立ち直線
併せた2着馬を振り切って完勝

雲取賞・大井18⑪1:59.1
ゲート内動くも好スタートきって先行集団のイン
向正面ジワリ上がるも3角手前からムチ入れ
4角直線では余力なしで馬群に沈む

前走は中央勢+牡馬戦だった中での大敗で
相手関係上位だった分と捉えるならば
今回の牝馬戦は条件好転
昨年の対戦では完勝した相手で見直し可
大井の馬場経験値は十分でスタートセンスの良さを活かしきれる最内枠で巻き返し

普段よりテンション高めの周回
早足になる所が多くみられる
併馬の追い出しにあわせてから
鞍上促して先着

②イマヲトキメク 山田義

○斤量-1.0
△中1週・テン乗り

ユングフラウ賞・浦和14⑧
スタートまずまず前団伺いながら前5番手
向正面他馬に迫られ追い出し開始
4角でムチ入れ直線では余力なし

東海クイーンC・名古屋17⑦
スタート決めてスタンド前で6番手確保
向正面では早め進出開始も伸びあぐね失速
直線では見せ場なし

3走前の大井・桃花賞競争ではフォルトリアン
ムサシジェリーナ、フェルディナンドに僅差先着もシトラルテミニの2着には0.7秒差の1:45.6
近2走は相手関係上がって苦戦の競馬
さらに上位の牝馬が相手となると

馬格の割に完歩は浅めで前が強め
距離もやや不安残る体型な印象

③フォルトリアン 本田正

○継続騎乗・中7週・斤量-2.0
△スタート・ジリ脚・距離延長

クロッカス特別・大井14②
小頭数7頭立て
スタート押して反応鈍くインの4番手追走
向正面ハナの馬外に逃避で前々バラけながら3角
じっと構えて4角直線で外目に出して追い出すも
キレ味劣り捕まえられずの2着

ムスカリ特別・大井16①
小頭数8頭立て
スタートまずまずも前団見る形で後方から
向正面中団馬群の真ん中5番手を追走
直線外に持ち出し僅差ながら先着

前走1600mで初勝利も元々は1400mでの出走が多い馬で今回の距離延長は課題になりそう
直線追ってからの鋭さに欠ける所があり
前々消耗の展開利と成長分、斤量でどこまで

馬格はある牝馬
やや胴が詰まり気味にうつる
一杯に追われて鋭い動き

④ミスカッレーラ 御神本訓

○継続騎乗・大井実績・叩き2戦目

東京2歳優駿牝馬・大井16②
スタートまずまずから先行4番手
向正面から勝ち馬の外から徹底マークの3.4角
直線多少外膨らむも追い上げるが脚色劣り2着
しかしながら後続は引き離す

浦和桜花賞・浦和15⑤
外枠スタート決めて先行集団とりつく
向正面6番手追走から3角辺りから追い出し
直線では鋭さ欠いて5着まで

前走はキャリア5戦目で初の馬券外
久々の競馬ながら-11kgが堪えたか
好位での競馬で運びづらいコースの外枠から
条件好転の今回は良化を見込めそう
懸念材料はデビュー当時からの馬体重減
中3週でどこまで立て直してくるのか
当日の馬体重とパドックは注視の1頭
ポテンシャルは上位

横の比較でも恵まれた馬体
距離は問題なさそうに思える
軽めの単走ながら大きなフットワーク

⑤シトラルテミニ 矢野貴

○継続騎乗・立ち回り・馬群折り合い
△馬格

'24桃花賞競争・大井16①
スタート決めて3番手の外から追走
向正面じっと構えて3.4角から進出開始
多少の接触あれど直線突き抜けて完勝

浦和桜花賞・浦和15④
スタート慌てず騒がず中団インから追走
中団7番手あたり馬群の3頭の真ん中
4角から外に持ち出して追い上げも
内の前々3頭には届かずも健闘の4着

近走の内容見ても競馬巧者のイメージ
同世代との比較でワンパンチには欠けるも
しっかりまとめてくる能力はあり
コーナリングも上手く立ち回り次第で
上位をうかがえそうな1頭

小柄ながら非力さは感じられず
踏み込みもしっかり
軽め単走ながら四肢の運びの良さ目立つ

⑥フェルディナンド 安藤洋

○継続騎乗
△距離延長・相手関係

'24桃花賞・大井16④
スタートまずまず内に入れて4番手の外目追走
向正面やや掛かり抑えつつ3角から大外追い出し
直線内の馬と接触ありながらの前追うも
余力なく内々の馬と併せ一杯

3歳一.二三・大井14①
スタートまずまず伺いながら追走
馬群分かれた前行集団後方からじっと構えて
4角外目から追い出し直線抜け出し

馬体戻した前走距離短縮で1:29.0の完勝
そこから相手関係上がり2Fの距離延長 
克服する課題は多いが

馬体は悪く見せないものの
後肢の送りがやや硬め

⑦ウインアザレア 丹内祐


△スタート・中2週・初白砂・斤量+2.0

椿OP・川崎16③
スタートもたつき他馬との接触もあり後方から
向正面中団後方のイン追走
前々が仕掛ける中後ろからジリジリ上げて
直線外目持ち出し追い上げるも3着まで

クラウンカップ・川崎16⑨
牡馬混合戦
スタート出るも後方からの競馬
向正面縦長の展開で最後方追走
4角直線最内通ってショートカットも大差負け

スタートの鈍さある競馬で川崎コースのみの経験
初大井の白砂で右回りも初、さらに斤量増
クリアすべき課題が多すぎるのは不安材料

コンパクトな馬体もメリハリ欲しいところ
胴の長さからも1800mはどうか

⑧ムサシジェリーナ 笹川翼

○継続騎乗・斤量-1.0
△中1週

ムスカリ特別・大井16③
小頭数8頭立て
スタートから鞍上促して前団に喰らいつき
向正面好位の2番手追走から前の馬つつき
3.4角で外からの併せに応戦しながら
直線余力なし外膨れムチ入れで内入るも3着まで

マーガレット特別・大井16①
小頭数7頭立て・最内枠
スタートまずまず促してハナ
向正面番手にぴったりマークされつつ主導権
4角直線のコーナリング上手く追い出してからは
差を広げての快勝

前走は間隔取っての出走でリフレッシュ
自らレースメイクをする競馬で
走破タイムも2.0秒短縮する圧巻の競馬
メンバーの並びみても前々の競馬は出来そう
あとは距離延長でどんなペースを刻めるか
中1週で状態維持できていれば
手戻りの笹川騎手とは2戦2勝

身体のメリハリはまだまだも
落ち着きある周回
意欲的に追われて回転数の多い走り
追い切りの動きでは状態は悪くなさそう

⑨プリンセスアリー 森泰斗

○桜花賞勝ちの実績・継続騎乗
△初大井・外目の枠

ユングフラウ賞・浦和14④
スタートまずまずも前カットで中団から
向正面中団のイン後方からジワリ進出
4角から鞍上追い出し開始
直線良い末脚も前々止まらずそのまま4着入線

浦和桜花賞・浦和15①
スタートまずまず好位4番手のインから
向正面折り合って前集団をピッタリ追走
4角から追い出しながら直線
前の馬を交わす際寄られる所もあったが
怯まず抜け出し最後まで加速

しっかり折り合える気性の良さは武器
距離延長もレースセンスある馬でこなせそう
浦和での実績は文句なしも問題は大井の白砂
初右回りで初1800mなのはもちろんだが
大井白砂でパフォーマンスを落とす馬が多い中
小柄な馬なだけに懸念されるところ
比較的内目の枠が多かった近走からの9番枠で
スタートからのロスをどう抑えるか

身体のハリ等で目立つ所はないが
機敏さは感じる印象
鞍上促して加速一気

⑩キャッスルハート 篠谷葵


△8戦0勝・中1週・初大井・スタート

ツインマッチ特別・浦和14⑨
スタートやや煽りながらやや置かれた中団
向正面縦長の隊列中団のイン追走
各馬仕掛ける中ジリジリ後退で直線見せ場なし

3歳・船橋15③
スタートやや煽り後手の競馬
向正面馬群の後方から3角追い出し開始
直線外に持ち出し追うも内馬と脚色同じで3着

実績不足は否めずでさらに大井の白砂
ゲートの不安もあり課題山積

周囲を気にする素振りでソワソワ

⑪ベイデンマリーナ 西啓太


△新馬以来勝ち鞍なし・テン乗り・中1週

ムスカリ特別・大井16⑦
小頭数8頭立て
スタート鞍上促すも反応鈍く後方から
向正面馬群かたまり3角から早仕掛け
直線余力なく後退

マーガレット特別・大井16③
小頭数7頭立て
スタートまずまず
向正面馬群後方から4角追い出し
直線前との差は詰まらずバテた馬交わしての3着

大井白砂に変わってから苦戦続く競馬
前走は上手く乗っての展開利のイメージ
持ちタイムでも見劣りする分での詰まったローテ
でしかもテン乗りでは

気負い気味でやや早足の周回

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