野球鉄旅、ナゴヤリベンジ編(2)名古屋の天空駅
2022年3月19日、3年前"雨天中止"のナゴヤ球場リベンジ鉄道旅。前回は上小田井駅にやってきたところまで綴りましたのでその続きです。
鉄道ファンが上小田井駅から向かうところといえば想像つくと思います。そうです、小田井駅です。東海交通事業城北線小田井駅は名古屋市西区の住宅地にある駅で、上小田井駅から南方に数百メートル歩いたところにあります。同線や同駅の詳細はこの記事の読者はよくご存じのことだと思いますので省きますが、名古屋市郊外の住宅地を高架から一望できる非電化路線です。
同線には何度か過去に乗車経験はありますが、すべて西端の枇杷島から東端の勝川まで乗り通していたため、途中駅を訪問したことがなかったのです。今回は途中駅の中でもアクセスがしやすく、また駅構造が面白い小田井に立ち寄ることにしました。
11時25分頃、目の前にコンクリート構造物が現れました。名鉄犬山線の高架を乗り越えるため、かなりの高さがあります。ということは駅ホームもかなりの高い位置になります。
駅に到着しました。この高さです、さすがにエレベータは設置されていますが、エスカレータは設置されていません。どうせなら階段で上ってみましょう。
こういった無機質なコンクリート構造物は好きな反面、人気がないとやや怖さもあります。廃墟ではないけどどこか廃墟感がありますね。
ワンフロア上って見渡すと、「ここは駅なのか?」という光景が広がります。まだまだホームは遠いです。
3階部分まで上がってくると、フロアを活用できそうな広い空間が現れます。もし何かイベントを開くのであれば、十分の敷地です。過去に何か実施されたことはあるのでしょうか?そのあたりは地元でないので不明です。
さらに階段を上ってようやくホーム階です。なかなか腿にきます。
周辺には高い建物もありませんので、ちょっと遠くのマンションや名古屋中心部のビル群が良く見えて、眺めは抜群です。ひと気もありませんので居心地も良いですね。夜は怖いかもしれませんが。
線路方向を見ても、架線、架線柱がありませんので、この抜け感は最高です。といっていたら勝川方面から列車がやってきました。11時40分発枇杷島行きです。気が付いたら私の他にも1名乗客がやってきました。下車ゼロ、2名が乗り込んで、1両のかわいい気動車は枇杷島に向かってエンジンをふかします。
いよいよ目的地へ向かいます。続きは次回。
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