2021年横浜FC観戦記②ルヴァンカップCグループ柏戦
2021年4月28日(水)ニッパツ三ツ沢球技場で開催されたJリーグYBCルヴァンカップCグループの柏レイソル戦を観戦しました。GW直前でしたが平日の夜とあって客足は鈍いというか少ない。そういう自分も今日は休みを取って見に来ている訳で、職場が近いなどの条件がない限り平日ナイターはなかなか観戦に来れませんよね。
試合開始が19時なので、試合前にスタグルを食べようと思っていた(今回はケバブに狙いをつけていました)のですが昼ご飯を食べ過ぎた?のか余りお腹が空いてない。軽食で済ませることにして「ポークもち」を1本買って試合前のアップを見ながら開始時刻を待ちました。フランクフルトに巻かれたお餅の部分がモチモチしていて美味しい。
レイソル戦のスタメンと奥寺さんの思い
スタメンは先日のマリノスとのダービーから大幅に入れ替えてバックアップもFWを除き若手中心のメンバーでした。試合前日(もしくはその前あたり)にネットで見た早川監督のコメントでは現在のベストメンバーで臨むと言っていましたが、流石に土曜日のリーグ戦も睨んでの選手起用かと思われます。正直に言うと、試合終盤に若い選手しか残っていなくて大丈夫なのかなと思ってました。
実は、この日の午前中にsoccerjunkyと横浜FCのコラボショップが期間限定でららぽーと横浜にオープンしたのでオープニングセレモニーを見に行きました。そこで、ラッキーにも横浜FC会長の奥寺康彦さんと少しだけ話をする機会がありました。今夜の試合について聞いてみたところ、勝つのはもちろん大事なんだけど選手をたくさん使って(使える使えないを)色々と試して欲しいと仰っていたので、早川監督も同じ考え方だったのですね。
GKの市川選手とDFの高橋選手は実際のプレーを見たことがなかったので楽しみにしていましたが、二人とも落ち着いたプレーで守備の破綻もなくしっかりと試合をコントロール出来ていました。
高橋秀人がチームを変える?
特に印象に残った選手は、キャプテンマークを付けた4番・高橋秀人選手です。常に戦況を見ながら声だけでなく身振り手振りを使って周囲の選手に的確なボール出しの指示やラインを統率して不安要素の多い守備陣をまとめていました。
試合序盤から最後まで集中力を切らさなかったのも高橋選手の貢献が大きかった。今まで見ていた落ち着きのないチームとは全然違う印象でした。ゲームキャプテンとして素晴らしい働きだったと思います。
ジャメが先制ゴール!
攻撃陣では、足は早いけどボールを収めきれずチャンスをモノに出来ずにいたジャーメイン良選手がこの日の主役になりました。前半は呼吸が合わずオフサイドを繰り返していましたが、後半に安永のスルーパスからゴール前に抜け出して先制ゴールを叩き込みました。
何度も何度も飛び出しを繰り返すうちにレイソル守備陣の動きを掴めたのかもしれませんね。試合の中で得た成功体験を自信につなげて成長してくれればチームにとっても大きな財産になります。次戦も出場するようであれば期待したいですね。
一方で気がかりだったのはFWの渡辺千真選手です。プレー中も目立たず、ボールを受けても収まらないのでチャンスに絡む活躍は出来ませんでした。三ツ沢での現地観戦は今季5試合目なのですが、未だに渡辺選手の特徴が見いだせていません。交代で入ったクレーべと比べても見劣りを感じました。豊富な経験を持ち合わせている選手だけに早くチームに貢献する活躍を見せて欲しいと思います。
後半2点目で勝負あり!
後半に良い形で先制した後もチームには安定感があり全くやられる気がしません。しかし一瞬のスキ・油断があると勝負は分からなくなります。後半少し疲れが見え始めて手塚が軽率なパスミスでボールを奪われましたが、すかさず周囲がカバーして集中は途切れませんでした。
そんな中でセットプレーから追加点が生まれます。手塚のフリーキックから岩武選手が頭で合わせてダメ押し。今日の出来から言って今度こそ勝てると確信した瞬間です。ベンチもFWのジャメとカズを入れ替える余裕を見せました。
アディショナルタイムの4分間も危なげなく乗り切り、今季ホーム三ツ沢での公式戦初勝利です。そして早川監督に代わってからの初勝利でもあります。ハラハラドキドキしてがっかりしていた今までの戦いぶりから一転、アッサリ?勝ち切ったので物足りない気もしますが(ウソです)本当に良かった。
中2日を置いて強豪鹿島アントラーズを迎えますが、非常に良い戦い・準備が出来ました。この内容が続けられればリーグ戦での今季初勝利も近いはず。早川体制でここからの巻き返しを期待しています。
FORZA!FULIE!
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