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タイランド・ロックダウン(12)4月2日(木):そういえば、4月だった

ソンクラーン休みが延期になったと思ったら、非常事態宣言と明日からの夜間外出禁止令が発令された。

1.いよいよ、夜間外出禁止令が全土で発令

在タイ日本大使館からのEmailより~
・4月2日,プラユット首相は,午後10時から翌朝午前4時までの時間帯を対象とする夜間外出禁止令をタイ王国全土に発出しました。この措置は,4月3日から適用されます。
夜間外出禁止令の詳細を定めた「仏暦2548年非常事態における統治に関する勅令第9条に基づく決定事項第2号」(4月2日付)のポイントは以下のとおりですが,今後も,在留邦人の皆様の生活に影響が及ぶ措置が執られる可能性もありますので,大使館からのお知らせ等関連情報には十分注意をお願いします。
【夜間外出禁止令のポイント】
●新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の国内での感染状況を受けて発出した非常事態宣言の具体的な措置の一環として,タイ王国全土を対象として夜間外出禁止令を発出する。
●今週金曜日(4月3日)以降,別途指示があるまで,午後10時から翌朝午前4時までの時間帯での外出を禁止する。
●以下の者は,本件措置の対象から除外される。但し,夜間の移動の必要性,夜間の用務もしくは渡航を証明する文書を携行し,政府決定第1号における感染予防の諸措置を遵守しなければならない。
・医療従事者
・農産品,薬品,衛生用品,医療機器,新聞,燃料といった各種消費財,郵便物,輸出入品の運搬に携わる者
・感染症法で定められた隔離・管理対象者の移送に携わる者
・施設の警備に携わる者
・渡航のために空港へ,もしくは空港から移動する者
●政府決定,告示,もしくは各種指示において定めるタイ当局の職員は,本件措置の対象から除外される。
●本件措置に違反した者は,「仏暦2548年非常事態における統治に関する勅令」の第18条に則し,2年未満の禁錮刑,もしくは4万バーツ未満の罰金,ないしはその双方に問われる。
●本件措置と同様の禁止,告示,指示等が国内各県において発出されている場合,各県の措置と本件措置のうち,いずれか厳しい内容の措置が適用される。
●感染予防のため,隔離が必要で国外への移動が困難な者に関し,バンコク都及び各県の感染症委員会において隔離用の個室を用意せしめる。

非常事態宣言が発令される!という時に、日本への帰国便搭乗のために、早朝、空港まで行けるのか?という話をしていたが、上記の内容には、ちゃんと「渡航のために空港へ,もしくは空港から移動する者」は除外となっている。でも、事前にEチケットを印刷するなど、準備に抜かりはないようにしたい。

2.ソンクラーンがやってくる。

今日、日中、セブンイレブンに立ち寄った時に、日差しの暑さを感じた。よく考えると、4月に入り、ソンクラーンがすぐ目の前に迫っているこの季節、タイでは、一年で一番暑い季節で、暑いわけだ。

今年は、新型コロナウィルスの影響で、ソンクラーン休みは延期するという告知があったが、それ以上に猛威を振るっていて、ソンクラーンの前後、お休みとする工場も多々出てきた。ソンクラーン名物の水かけ祭りは、開催禁止となっているので、今年は静かなソンクラーンになるのであろうか。

新型コロナウィルスのおかげで、すっかり季節感もなくなってきた(もともと、日本ほど季節感があるわけではないが)。季節感といえば、ここにきて、ドリアン直売の車(1トンピックアップに山積みにして行商にくる)を見かけるようになった。ドリアンの季節がやってきた。

3.努力と協力の賜物

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家の近くにある役所前市場の様子。
・市場に入る前に検温
・マスクを着用しないと"入れない"
・屋台の売り子さんもマスク着用
・手洗い場所が駐車場の数か所に設置
・「COVID-19が発生したら封鎖されるから」と、協力要請のアナウンスが場内スピーカーから拡声

だいぶ、人が多いです。予防措置もされています。でも、クラスターになるのが、怖いので、できるだけ近づいていません。

このように営業継続できる市場があると心強いです。みんな、しっかりとマスクを着用して、買い物しています。

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