君の知らない物語
今回のnoteはちょっとした、ここ3年の物語である。
先日、最高位戦日本プロ麻雀協会47期後期のプロテストに、自分の大好きな友達の『K』が合格した。私はいつかはKに関するnoteを書こう思っていたので、情報が公になったこのタイミングで手を動かすことにした。
特別な感情で心がいっぱいなので、記事はかなり長くなるかもしれないが、あらかじめご了承いただきたい。
好きな麻雀プロ
麻雀界隈で新しく友達が出来た時、つかみの話題としてありがちなのは「好きな(応援している)麻雀プロ」についての話ではないか。
その際、私は決まって最初にこう答える。
『田渕百恵プロを応援しています』と。
私は麻雀界隈に仕事で多少の関わりがあることに加え、行動力も意外とあるので、色々な方の麻雀や人柄に触れる機会は多い方だとは思うし、勿論他に応援しているプロも沢山いる。
実際、2022年4月に自分への誕生日プレゼントとして、私の推し”6人”全員集めた記念大会を開催させていただいた。
さて、話を戻すと、現時点で本文中に登場した麻雀プロは”5人”。
今日はその”6人目”についての話をしたい。
出逢い
2019年11月3日だったか。場所は渋谷の麻雀BAR Citrus
出逢いは唐突に訪れた。
私は、彼女を赤坂ドリブンズ所属の丸山奏子プロと間違えた。
実はその少し前に、大阪の仕事でドリブンズの選手とご一緒する機会があった。当然丸山プロとも話をする機会があったため、一言お礼をしようと『先日はどうもありがとうございました!』とご挨拶をしたのである。
………。
(1分後の私とK)
「!?!?!?!?」
話が全く噛み合わないのであるwwww
当たり前だ、初対面の別人(麻雀プロではない一般人)なのだから。
なまじ、信じられない話だが、こちらも一応その言い訳はある。
店内が暗く、私は端の方の席にいたためそもそもよく見えなかった
丸山プロのトレードマークである丸メガネをかけていた
ドリブンズの某関係者と一緒にご来店された
私の隣の席の方が、丸山プロが来たと発言した
私が酔っ払いだった
ぶっ飛んだ出逢いですが、ここから始まった縁だった。
勘違いしていないなら、わざわざご挨拶に行かないもん。
思い出すと、あほすぎて今でもクスッと笑ってしまう。
共通点
Kと私にはいくつか一緒に盛り上がれる話題があった。
その最たる点は”賢ちゃんの事が大好き”ということだ。
お互いにMリーグでは、赤坂ドリブンズの応援をするので、色々なイベントで顔をあわせる機会があった。
※当然ながら、某青いチームは応援しています。ご理解の程何卒。
共通の話題はこんな感じか。
賢ちゃん
ドリブンズ
お酒
食
麻雀
同い年()
百恵ちゃん
共通の友人
居住地の関係で、都内と比較すると実際に顔をあわせる機会は少なかったかも知れないが、上記話題もあり今日まで仲良くさせていただいている。
ありがたや。
ファンクラブ
出逢ってそんなに期間が経過しては無かったと思う。
何を考えたのか、私は「Kファンクラブ」を設立した。
経緯は忘れた。多分彼女の何かに惹かれたんだと思う。
Kはみんなに優しく、いつも笑顔で、楽しくて、皆から好かれている。
これは100人に聞いたら、100人が同意してくれると思う。
そして、実はこのファンクラブは設立して今年で3年が経過する。
活動内容は”Kを推すこと”だけだ。
端からみると何の意味もない団体だろう。
会員も2年間私1人だった。
当たり前だ、入る意味がないのだからwwwww
私のTwitterには常に最低限の情報しか入れていないが、
百恵ちゃん
Kファンクラブ
に関する情報は多分外したことが無いと思う。
健気に一人で活動を続け、ワイはファンクラブの会長として、至る所でKを推し続けてきた。
共通の友人の飲みの場や、Kを含むSNSでの絡みがメインなので、知らない人に良さを普及する訳ではないので誤解はしないでいただきたい。
知らない人が、そんな話されても困るでしょう。笑
そもそも、知り合いなら”私が布教するまでもなく、みなKの事は大好き”なので
「はあ〜?自分の方がもっと好きだし〜。ずーっとファンクラブの会長やってるくらいだし〜」
みたいな、しょーもない”会話のマウント取り合戦”だったと思う。
何とも平和な世界だね。
ファンクラブ設立の経緯を覚えてないくらいなんだから、発端は本当にささいな事だったのかもしれない。
しかしながら、言霊のようなものかも知れないが口に出し続けることであら不思議、どんどんその”気持ち”は大きくなっていく。
確かにKの事は大切な友人だと思っているし、大好きだし、仕事もイベントも常に応援している。
…が、ファンクラブ何てものを作らなかったら、今でもめっちゃ仲の良い友達どまりだったと思う。
ここが可笑しな話だが、
それが、”百恵ちゃんのそれに似た、自分の最推しの1人”に変化してしまったのだ。
普通友達がそんな事になるかーーーいっ(バシッ
とツッコミたくなる。
自分ルール
麻雀界隈では”追っかけ”という文化がある。(ような気がする)
その定義は「自分の好きな麻雀プロのゲストに遊びに行ってお金を落とす」ことだと思っている。
なお、追っかけ関して、昨今では物議を醸している部分もあるようなので、そこは別の機会に触れようと思う。
私はこう見えてかなり不器用な人間だ。
でも、気持ちはドストレート!!真面目!!まっすぐ!!
(自分で言うなww)
応援したい人は沢山いるが、頑張りすぎちゃうと疲れてしまう事は分かっている。なので、頑張りすぎないよう自分ルールを作って、自分を納得させて行動し続けた。
百恵ちゃん
K
その二人を誰よりも推して参る!!というものだ。頑張れる範囲で頑張る。
もはやルールでもなんでもないw
このノートを見ている人のほとんどは私のことを良く理解してくださっている友人だと思うので、そんなこと普遍の真理レベルなのかも()
本音と建前
色々な人に聞かれる質問がある。
「百恵ちゃんとKだったら、どっちの方が好きなの!?」
ワイは決まってこう答える
『どっちも1番。そもそも土俵が違うし比較しない』
方や麻雀プロ、方や一般人。
理解に苦しむかもしれないが、回り回ってそれぞれの場所で1番の”アイドル”になってしまっているのだ。
本音は”1番を決めたくない”ってだけで、私のただの言い訳なのかもしれないね。
それが、晴天の霹靂
Kが麻雀プロになってしまった!!!!!!!!!!!!!!!!!
同じ土俵!?!?!?
とある場所で本人から直接聞いてめっちゃびっくりしたけど、
本当に本当に嬉しくてニヤニヤが止まらなかった。
Kは某バーの雇われ店長をやっており、麻雀イベントにも積極的に参加していたので、業界でもかなり顔が広い方だと思う。
それが、プロとなったことで、さらに活躍の場が増えることになる。
本人ののnoteにも自分の気持ちの記載があったが、色々な夢と希望を抱えてプロになっているようだ。推しのこの先に活躍する未来を想像すると、なんと心が躍ったことか。
みんなKを知れーーーー!!こんなに素晴らしいい子がいるんだぞ!!
ずっと応援してきたから、自分のことのように喜んじゃったよね。
同じ土俵問題は困ったけど、まぁそれはこれから考えようwww
本当に困った。。。
想い出
Kは遠方に住んでいるが、こちらに来た時は割と遊んでいる方なので色々な想い出がある。
一緒に麻雀イベントで同卓したり、セットしたりはごく普通なので割愛する。(徹夜麻雀は少しレアかもしれないが)
相談
私も自覚しているが、自己肯定感は高い方ではないので、たまに弱音を漏らしたいと思うところがある。
無論、何でもかんでも誰とでもそういった話をする訳ではなく、「本当に信頼できる」「頼りたいと思える」、「自分の素を見せることができる」人に限った話だ。
私は長男で3つ年下の妹との2人兄弟である。
そのせいか、ずっとお姉ちゃんが欲しいと思っていた。
ちらっと、記載しただけだが、Kは年上の女性(だけど同い年)である。
いつもは自分の推しであるが、そういう時には頼れるお姉ちゃんのような存在でもあり、なんやかんや色々な相談に乗ってもらったりもした。
これが、本来の友達って感じだ。
まっすぐ思った事を忖度なしに伝えてくれるのが良い。サバサバっ。酔ってる時は口が悪い。これ豆知識。
コロナでお店が営業できない期間はKに時間があったこともあり、よくリモート飲みしながら朝まで喋って、頼りすぎて反省したこともしばしば・・・ごめんなさい。
何が言いたいかというと、本当に頼れる友人という側面もあるんです。
いやー本当に素晴らしい人が麻雀プロになった!!!
旅行
2021年、齢30にして、私は人生で初めて飛行機に乗った。
あれこれみんなに騙されて、敬礼して乗車したり、裸足でシートに座ったりした。()
そんな行き先は北海道。
「ファンクラブの会長のくせに、一度も自分のBARに来た事がないじゃん!」
「ビジネス●たそワロスw」
的なことを言われていて、ぐうの音もでなかったので本当に行ってやった。
一人旅の自分に気を遣ってくれて、色々なところを案内していただいた。お願いしてもないのに、わざわざ車で新千歳空港まで迎えに来てくれるとか、優しすぎかよ。1人で回る行ったのに1人じゃ寂しいでしょとか、優しすぎかよ。優しさの塊である。
当日自分がSNSにアップロードした写真は、物議を醸しただろう。
ワロタw
【1日目】
ノーザンホースパーク
藻岩山ロープウェイ
札幌味噌ラーメン(ソロ)
某バー
色々案内してもらった!!!楽しかった!!!
【2日目】(基本ソロ)
旭川ドライブ
美瑛ドライブ
旭川塩ラーメン
百恵ちゃんおすすめジンギスカン
丸山プロ行きつけホルモン
某バー(朝まで)
徹夜で飲んだーーー!!!付き合わせてごめん!!!
【3日目】
セット
カラオケへ
飲みへ
ボウリングへ(わいべろんべろん)
某事件を起こした日です!!!ごめんなさい!!!
【4日目】(基本ソロ)
札幌ビール園
寿司
銀杏並木
落ち込んでたけど、昼から飲んでフィニッシュ!!!
あまりにも北海道でお世話になったので、後ほどちゃんとお礼やお祝い送りました。
ウイスキーが好きだってさ。
愛すオフ会
シークレット特別ゲストとして、麻雀プロに混じって来たからはるばる来ていただいた。
まさか、麻雀プロになってしまうなんて。
ゲストも参加者も大好きな人たちを集めた。
サプライズケーキをいただいて、泣きそうになった。
聞いた話ではK企画のようで、泣いた。
楽しかった。幸せな1日でした。
後日談、わいの全身がやばいことになっていて衝撃を受けるというオチ付きw
結論
ここまで色々書いたが、つまり何がしたかったかというと。
自分にとって特別な人が、麻雀プロになったことに衝撃を受けて、嬉しすぎて、人柄を知って欲しくて、節目に過去を振り返りながらあーだこーが書き連ねたかっただけなんです。
まとまらない文章で申し訳ない。
バレバレな所を敢えて名を伏せたが、そう。
新しい1歩を踏み出す人は「おみちゃん」改め、最高位戦の北海道支部所属となった「加藤プロ」※登録名は審議中だそうで、決定が楽しみ
彼女自身の言葉も貼っておきます。
真面目テイストでここまでお送りしてきたが、最後は自分らしく。
おみちゃん
これからもずっと、ずっと応援してます!!!!!!!!!✨
おみちゃんがんばれーーーーーーーー!!!!!!!!!✨
自分の大好きな麻雀プロ☺️
ビジネスじゃねーぞ!!!オラオラ
by ど
※本記事の内容および写真は事前に本人に読んでいただき、同意の上で公開しています
appendix フォトコーナー
あとがき
Q. 好きな麻雀プロは誰ですか?
A. 百恵ちゃんとおみちゃんです✨
驚かないで聞いてよ、私のこの思いを。
Fin.
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