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【エクストラ】リップ採用黒馬ダイナの言語化【ほぼ無料】

どせいです。
エクストラの黒馬を自分なりに調整しました。
デッキ構築経緯、リスト解説、基本的な立ち回り、各対面への立ち回りを記載しています。
有料部分は採用検討カードの話のみです
note全文を読んで、気になった方はどうぞ。

忙しい人向けリスト

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以下常体。


1.デッキ構築経緯

現環境は

ルギアの後攻1ターン目GGエンドに耐性がある
ドラゴのロックに対してある程度戦える

上記2つに強いデッキが求められている。
ルギアの後攻1ターン目GGエンドは盤面を広げることで回答。
ドラゴに対してはロックされる前に盤面を完成させることで回答。
この二つの再現性を高める方法として輝くムゲンダイナがいる。

先攻選択+輝くムゲンダイナを主軸にするとこから構築を開始。

先攻選択理由は
ルギアにミツル以外のサポートを使わせないため
ドラゴの進化と手張りを少しでも遅らせる

この二つが主な理由。

次に先攻を取る都合上、輝くムゲンダイナに触れるカードを増やした方がいい。クイックボールを3枚採用。ミストレと合わせて合計7枚
大体確率70%でダイナに触れる。

対ドラゴ対策、中盤のコントロール用にキリンリキを採用。
中盤の時間稼ぎ兼サブアタッカー用にソーナンスを採用。

中盤のサイドズラしカード

ゲンミミは黒馬ミラーや後攻取った際に先攻後攻を逆転できるので採用。
オロヨノは捲りの展開になった際にペイルムーンGXを使いたいので採用。

壊れGX技持ち

このポケモン達で大体のエクストラのデッキには戦えるが、最大の問題としてルギアの中盤のGGエンド後の黒馬側のエネ枯渇。
4~6枚でルギアと相手しないといけない。すごい釣り竿の復帰込みでもリソース切れの恐れがある。
特にエネ付き黒馬VMAXがトラッシュに送られると復帰が厳しい。

その状況を解決でき、他対面でも有効活用できるリップを採用した。

ここまでが構築経緯。

2.リスト解説

今回はカード単体での細かい話をする。
面倒な人は目次から見たい部分だけ読んでほしい。


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黒馬バドレックスVMAX 4

デッキの軸なので最大枚数採用。輝くムゲンダイナを使う都合上、山にいるVMAXの枚数はきちんと覚えておくこと。
状況次第では進化しない選択肢も頭に入れておく

黒馬バドレックスV 4

輝くムゲンダイナのルートが取れない場合を考慮して4枚採用。
こくばVはエクストラにおける最強のお手軽妨害技、シャドーミストを持っている。

特殊エネ主軸の相手であればシャドーミストただ1つだけで完封可能。
そうでなくても、シンオウ神殿と組み合わせることで相手の場にある特殊エネを無力化できる。

また、アストラルビットも優秀。コントロール系の相手に対して、相手のバトル場を無視しながら後ろにダメカン乗せられる。
さらに進化前なので麻痺ロック系のデッキに対して耐性を持っている。
黒馬というデッキを強く使うなら、黒馬Vを相手に合わせて上手く使おう。

ゲンガー&ミミッキュGX 1

黒馬のエネ加速を高速にするかつ、出遅れを取り戻すためのカード。
ただしルギアとドラゴ対面では使うことは推奨しない。
上記2デッキはホラーハウスを言う余裕がないくらいギリギリ。できる限りオーロット&ヨノワールのGX技を使う事を意識したほうがいい。
勿論負けるくらいなら使うべき。


オーロット&ヨノワールGX 1

ルギアとドラゴに対して強い圧をかけられるカード。
ナイトウオッチャーも強いが、環境2TOPのドラゴとルギアに対してはペイルムーンGXを絡めつつ、盤面のエネを枯らす戦法を狙う。
ゲンミミより重要度が高い。オロヨノ不採用はルギアがかなり厳しい。

またナイトウォッチャーは対コントロール相手や非エク相手、中盤の詰め用に使用する。マリィ+ナイトウォッチャーを決めれば案外相手は止まる。
覚えておいて損はない。


ソーナンス 1

使用タイミングは主に2つ

1.相手の特性を止めつつ、エネ加速をして盤面の準備をする
2.ダメカンが乗ったポケモンに、特性ロックしつつ攻撃する

基本的に1を主軸に戦う。2はたまにやる。
テテフを使わせることで、相手の終盤のボールの受けを減らす。
という目的もある。ソーナンスの役割は相手のサイドの取り方を遠回りさせること。これさえ覚えて使えばいい。
先1ナンスに比重を寄せるパターンもあるが、軽石の枚数の関係上再現性が低いと感じて1枚のみ。


カプ・テテフ 1

輝くムゲンダイナを使う関係上、盤面が狭すぎて2体使う事が不可能なので1枚にしている。本当は2枚欲しい。
クイボ、霧の水晶、ミストレ 全てからサーチできる万能ポケモン。
状況によっては技で攻撃することも意識する。


輝くムゲンダイナ 1

今回の軸。ムゲンダイナを採用する関係上先攻を取る。
大事なこととして、先攻1ターン目で使えなくても、その後のターンで使う可能性を頭の中に入れておくこと。黒馬というデッキはサイド展開が遅れても捲りが強いので、盤面の強さを優先すれば勝てる試合もある。


キリンリキ 1

対ドラゴ対策兼、相手のグズマをロストに送るカード。
ドラゴ対面で使うが、他対面でもグズマ、レンジャー、ドローサポートをロストに送ることで終盤の捲りを通しやすいようにする。

リップを採用したことでロスト送りが連打できる。(重要)


ミストレ4 霧の水晶4 クイボ3

輝くムゲンダイナのコンセプトを通すためにボール枚数多め。
先攻の際にボールに触れられないと、ルギアの後手1GGエンドで即負けするため、それを防止するのも目的。

サイド落ちケアでクイボ1枚をヒスイのヘビーボールにしても問題ない。


バトルサーチャー 4

リップ、ザオボー、アセロラを連打する時に3と4では使いやすさが違う。
現物を増やす案も考えたが、上記カード達は1枚あれば十分なので、サーチャーの枚数を増やすことにした。
有料部分で細かい話をするが、バトルサーチャー1枚を他のメタカードに変えても良い。


フィールドブロアー 1

主に相手の軽石や雪道、サイレントラボ等を剥がしたり、稀に自分の封印石を剥がして軽石を付けるなど。
ドラゴを重く見るなら、ダストダス対策でブロアーを2枚に増やすべきなのだが、現状キリンリキ、ザオボー、オロヨノだけで五分取れてると考えているため1枚のみ。


すごい釣り竿 1

普通の釣り竿との選択。エネ2枚+ポケモン2枚を戻したいと思ったことが存在せず、エネ3枚を戻すパターンが多いと感じてすごい釣り竿にした。
好きな方でいいと思う。


ポケモン回収サイクロン 1

黒馬VMAXと一番相性の良いACESPEC。
疑似的にアセロラの役割をできる上に輝くムゲンダイナやテテフの回収など、盤面の負け筋を無理やり消せる唯一無二カード。
このデッキに関してはACESPECはこのカード以外ありえない。
代用も不可能。頑張って買おう


軽石 3

冥界の扉と相性が良いので可能な限り採用。
冒険のカバンを採用するリストもあるが、終盤に引くと冒険すらできない空のカバンになるケースが多く、意味がないと感じて不採用にしている。

1枚ぐらいなら風船で代用できなくもないが、オロヨノが逃げる時にちょっと大変なので、可能な限り全部軽石にしよう。


森の封印石 1

いつでも確定サーチできる。入れない理由はない。
軽石付きダストダスがいたら使えない点には注意。

博士の研究 2

サーチャーが4枚あり、リップもあるためリソースにはある程度余裕がある。そのためシロナやNの2枚目ではなく、博士を2枚採用した。
トラッシュにサポートを送ることで終盤のサーチャーの受けを強くできる。


N 1

手札干渉用に採用。
使うタイミングとしては捲りの展開になった時。常にトラッシュにあってほしいカードもあるため、後述するナンジャモを減らして2枚にしても良い。


ナンジャモ 1

Nとナンジャモを比較して、ナンジャモの強い場面は以下の通り

・相手の手札が強いと分かっている時
・自分の手札の質が悪く、上から引けば強いカードを引ける時
・(お互い)引くカードを想定しやすい

ロスト送りケアでサーチャーを使われた時や、カオスオーダーGXでサイドから強いカードを取られた際にはナンジャモが強い。

逆に相手の手札の展開が分かっていない時や、自分の手札が強い状態でのナンジャモは弱い。また、序盤妨害するだけならマリィの劣化になる事もある。
一長一短ではあるが、使い分けできるという点でナンジャモを採用した。


マリィ 1

序盤の手札妨害、マリィナイトウォッチャーを狙う時など。
マリィナイトウォッチャーでLOや非エク相手に勝ちやすくなるため、1枚は絶対に必要。


リップ 1

今回のコンセプト。
リップを採用するメリットは以下の通り

・ルギアのGGエンドに耐性を持てる(復帰しやすい)
・キリンリキでロスト送りを連打できる
・エネやポケモンの管理が楽になる

ルギアのGGエンドに対して復帰しやすいのも大きいが、なによりキリンリキでひたすらロスト送りを連打できるところが大きい。
この動きがあると対ドラゴで勝率が大きく上がる。


グズマ 1

呼び出し札。ボスだと入れ替えるのが面倒な上に冥界の扉と相性が悪いのでグズマで良い。
サイド落ちしてる場合ゲームプランが大きく変わるカード。初手でサイド落ちしてるか確認した方がいい。


アセロラ 1

黒馬が捲りデッキと言われる原因のカード。
サーチャーで2回ぐらい使いまくると山が沢山掘れて楽しい。

アセロラは終盤の捲り展開の際に重要なカードになるため、サイド落ちしてるかは確認すること。(試合中盤に確認するぐらいでいい)


ザオボー 1

特殊エネメタ兼ダストダスと雪道対策で採用。
ザオボー+シャドーミストで大体の特殊エネデッキをごり押しできる。


シンオウ神殿 3

ルギアを対策するにはシンオウ神殿を最低でも2回押し付ける必要がある。
その関係で3枚採用している。このデッキのシンオウ神殿はほぼルギアメタだと思っていい。それくらいルギアが強い。

シンオウ神殿を採用するおかげで少し入手難易度の高いサイレントラボを採用する必要がなくなった。(価格が安いお手軽デッキになったと思ったのに、ポケモン回収サイクロンが高すぎて結局高いまんま。


基本超エネルギー 12

従来のリストより少なめ。13枚ある方が安定はするが、リップを採用している関係上、リソースに余裕があるので12枚でも問題ない。

エネの枚数が少ない欠点はミラー戦で少し不利になるのと、たまにサポート後にエネが引けない時があるくらい。


3.立ち回りについて

大前提
黒馬は回すのが滅茶苦茶難しい。取れる選択肢の幅があまりにも多すぎて正解が分からないことが多い。(相手目線でも分かりずらい)

ルギアVSTARの回しやすさが9/10
レジドラゴVSTARの回しやすさが8/10
だとしたら、
黒馬VMAXの回しやすさは5/10。そのくらい回すのが難しい。

今回は初手の動きを3パターン
中盤の動きを2パターン
終盤の詰めの1パターンで説明していく。
先攻想定で話す。

4-1.初手の動き

パターン1.輝くムゲンダイナを置くパターン

理想はベンチとバトル場に黒馬V2体。
この盤面の強みとして、黒馬VMAXを早期に3体用意できること。
ここから様々なアプローチが狙いやすい+エネ加速の速度も速い。
先攻を取る理由の9割はこれ。

パターン1


パターン2.ソーナンス前で時間稼ぎするパターン

輝くムゲンダイナのサイド落ちや、初手ナンス前の方が勝率が高そうな場合はこちらを選択(後攻ワンキルデッキに対してはこちらの方が有効)

軽石がないとソーナンス前にする難易度は高いため、できたらラッキーぐらいの感覚で良い。この展開の場合は輝くムゲンダイナを使わないで普通に進化することを目標に。

パターン2


パターン3.対コントロール用

コントロール(LO、麻痺ロックなど)に対しては余計なポケモンは出さない。手張りだけで黒馬Vの育成をしつつ、ひたすらシャドーミストを打って相手のスタジアムと特殊エネの妨害に回る。

黒馬Vに3エネ付いたらアストラルビットで後ろのポケモンをひたすら殴る。
もしくはオロヨノ+マリィナイトウォッチャーをする。
麻痺したら進化ダイガイストでも良い。ロスト送りも有効なので場面を見つつ打つ。

相手がコントロールとわかっている場合以外ではやらないほうがいい。

パターン3


4-2.中盤の動き

理想の動きを話していく(輝くムゲンダイナの展開を想定)
ソーナンス前の場合は進化を直接する動きでほぼ同じなため省略

パターン1.ひたすら遠回りさせるパターン

相手のサイドの取得を以下の方法で遅らせる。

・キリンリキでグズマをロストに送る
・ソーナンス前で時間を稼ぐ
・ダイガイスト+アセロラで受けまわす
・オロヨノのGX技やザオボーでエネを破壊する

サイドを6枚取らせなければ勝てる。ということを頭に入れておけばいい。
エクストラは大体グズマ1枚しか入ってないのでキリンリキのロスト送りが刺さるとかなり有利展開を押し付けやすい。また、リップの存在もあるので、キリンリキは複数回使える。

中盤 パターン1


パターン2.ゲンミミで高速エネ加速するパターン

先攻3ターン目に黒馬VMAXが280点出す戦法。
ゲンミミのホラーハウスGXで手札を整えつつ、エネ加速してゲンミミで殴るor280ダイガイストで押し付けるパターン。

こちらの妨害カードのサイド落ちで中盤の捲りが困難、アグロが通りそうな時、対ミラー用で使うと良い。

中盤 パターン2


4-3.終盤の動き

パターン1.手札干渉+攻撃

終盤はパターンが一つしかない。
(相手を行動不能にするパターンもあるが特殊な勝ち方なので省略)
オロヨノのナイトウォッチャーorペイルムーンGXで攻撃するか、
黒馬VMAXのダイガイスト連打で攻撃するか。

アセロラやポケモン回収サイクロンを挟み、全回復したポケモンを押し付けていると勝ちやすい。

サイドを取られた枚数にもよるが、

3枚取られている場合
テテフは負け筋じゃないので出してもいい。黒馬Vも同様。
4枚取られている場合
相手のグズマをキリンリキでロストに送りつつエネ準備、それが不可能ならテテフや新しい黒馬Vを出さないようにして戦う。

上記の考えを大事にすれば良い。
相手の勝ち筋を最大限減らす。黒馬というデッキの本質である。

終盤 パターン1

5.各対面に対する立ち回り

基本は先攻を取る。
メジャーなデッキしか解説していない。
要望があれば追記する。

ルギアVSTAR

先攻:五分
後攻:微不利

黒馬が一番難しいと思われる対面。
後攻が微不利なのは相手にミツル以外のサポートの選択肢があるから
以下の2つが絶対条件

1.GGエンドを回避するために輝くムゲンダイナを使う
2.ゲンミミのGX技は可能な限り使わない

話す事が多いので、要点をひたすら述べていく。
基本的には重要なターンにシンオウ神殿を押し付けて戦うことになる

後1アッセンブル後の相手の盤面次第で立ち回りも変わってくる。
相手の盤面が埋まっている場合は可能な限り誰も倒さない。
ルギアのエネをオロヨノのペイルムーンGXで剥がしつつ、相手に次のアタッカーを出させないようにする。そうすることで相手のエネリソース切れを狙える。

その動きが難しい場合は、アーケオスを黒馬VMAXで倒して相手の動きを不自由にして、GGエンドを打ちにくい状況を作ると良い。

GGエンドを打たれた場合、こちらが取れる戦法は二つ。

1.カプ・テテフの2エネエナジードライブで攻撃
2.リップで復帰しつつソーナンス前で返す

テテフで攻撃すると160点与えられる。ソーナンスや3エネ4エネダイガイストで倒せるラインになるので覚えておくこと。
(2/22追記:4エネダイガイストでした。算数できてなかったです…)

また、リップで復帰するパターンは相手が前にダブドラを3枚付けてる都合上、ガブリアスVで攻撃する難易度が高い。後ろに黒馬Vを置いて準備してもOK。

色々述べたが、
ルギアVSTAR+ガブリアスV+アゴアクジの2-2-2プラン
ガブギラのGGエンドでエネ枯渇リソース切れパターン

この2つを回避できれば勝てる。細かい立ち回りについては、元々アドリブ力が試されるデッキなのにさらにアドリブを要求されるため、練習する以外上手くなる方法がないと思う。
ドラピオンV入ってたらほぼ負け。悲しい


レジドラゴVSTAR

先攻:微有利
後攻:五分

リップを採用しているのでふんわり有利というイメージ

お互い先攻を取るが、先攻でも後攻でも黒馬V側の方が押し付けが強いのでそこで有利が取れている考え。
理想盤面は下記画像のようになる。

シャドーミストで相手のダブドラ手張りを拒否しつつ基本エネ手張りもしくはレンジャー要求。
技マシン落とした瞬間にキリンリキを押し付け。
攻撃された返しにオロヨノでペイルムーンGXの圧をかける。

基本的にこの盤面を作っていたらドラゴ側が捲るの難しくなる

ザオボー等でダブドラを剥がしてエネリソース切れも狙うことが可能。
状況を見つつ適格なサポートを使えば勝てる。

こちらの負け筋としては、相手がダストダスを立てつつダストダスの軽石を割れないかつ、キリンリキやオロヨノの妨害ができない時。

よくあるリストでは1-1でヤブクロン-ダストダスラインが採用されているので、最悪キリンリキのロスト送りでトラッシュにいるヤブクロン、ダストダスをロストに送ることで特性ロックを拒否できる。(2-2採用は割り切る)

ドラゴ側の上振れ次第では負けるため、妨害しつつ山を圧縮できるかが勝負所。


ミライドン

先攻:五分
後攻:-(ミライドン側は基本後攻取るので記載なし)

型によって立ち回りが変わる。
この型によって立ち回りが変わるのが黒馬というデッキを難しくしている要因でもある。
各型ごとに説明をする。

三神カイナ型

相手が三神のGX技を使ったらこちら有利になる。
黒馬VMAXを倒すためにはかなり大きな打点が必要で、せっかくの攻撃ターンを三神のオルターに使用しているから。エネ加速が追いついて先にサイドを取りきれる。
サイドを取ってくる展開をされる方が厳しい。
ミライドン→アゴアクジ→+α(ミライドン、カイナ等)

まず三神の型だと感じたらやまびこホーンとエレパゴッツァンを警戒すること。HP170以下を壁にするとテツノカイナに吹っ飛ばされる危険性があるため、可能な限りしないようにする。

この対面はゲンミミのホラーハウスGXを使って、相手のエネついているポケモンをひたすら殴る方針で進めて問題ない。
ただ、ゲンミミが負け筋になりうるので状況をきちんと見定めてから決めるのも忘れずに。
クワガノンVのグッズロックも忘れずに。不意に飛んできて詰むパターンもある。



クワガノンV主軸

ほぼ毎ターングッズロックをしてくる。
ダストダスで特性を止めてくる型と、レジエレキVMAXで打点を上げる型がある。
アタッカーは人によって分かれるため予測が難しい。

基本的に先攻で輝くムゲンダイナを置ければなんとかなる。
スタジアムはできるだけ抱えておくこと。(雪道、ワンラビケア)
レジエレキ型は着地までに余裕がある。むしろ不意にミライドンにワンパンされることを警戒したほうがいい。
ダストダス型はエネ加速勝負。
ゲンミミ+グズマで無理やりグッズロックを回避してエネを貯めるのも有効手段。


アグロミライドン型

ミライドン+ゼブライカの特性はやがけを使い、アグロで攻めて2-2-2を狙うデッキ。
テツノカイナとクワガノンVはほとんど入ってない
サポートはほぼグズマ

やまびこホーンが採用されている場合が多い。
速度的にケアが難しいが、可能な限り対応できるようにする。
シママが並んだ時点でアグロ型を警戒。
2-2-2されないように最新の注意を払う。
ソーナンス前でデデンネ、はやがけを拒否しつつ220ラインをワンパンできるエネをためれば勝てる。
カプ・コケコGXいたらほぼ負け。


3つの型で共通しているのはゲンミミのGX技が強く刺さること。
状況を見定めて使おう。

ミュウVMAX

先攻:有利
後攻:微有利

型が複数ある。

ダストミュウ 雪ミュウ(妨害)
谷メロエッタ、谷ミュウ スカイミュウ(速攻)
欲張りダイスミュウ(特殊)
エクストバトルの日で良く見るのは雪ミュウだと思うので雪ミュウのみ解説する。

こくばV、キリンリキ、ソーナンス、ゲンミミをきちんとしたタイミングで使えば勝てる。

勝ち方として
相手が殴れない状況を作ってワンパン用のエネを確保する
エネを貼るのが不可能な状態を作る

このどちらか。
シャドーミスト+ザオボーしつつ、レンジャーをロスト送りで飛ばす
ロスト送りでグズマをロスト後、ナンス前にしてエネ加速をひたすらする
ゲンミミの2エネホラーハウスからミュウVMAXをワンパン等

様々な手段で戦える。シンオウ神殿もあるので若干有利はこちら側にある。


先攻は雪道をケアしやすいので勝ちやすい。

後攻を取った際が問題。ドロサポが5、スタジアム破壊札が5、確定サーチが1枚あるが、引けない時は引けないのでシャドーミストを打ちつつ山上に祈ろう。


黒馬VMAXミラーについて


ミラーについては今回は省く。あまり需要がなさそうなので。
要望が多ければ記載する。
簡単に戦い方を話すと、ペイルムーンGXを打つ側とホラーハウスGXを打つ側がいるとだけ。

対LOについて

黒馬は対LOかなり強い部類。戦い方は以下の通り。

・進化はできる限りしない
・輝くムゲンダイナは使わない
・マリィナイトウォッチャーで事故らせる
・ポケモン回収サイクロンは大事にする
・アストラルビットは強い
・キリンリキもソーナンスも強い

これだけ覚えて、あとは実戦あるのみ。
相手の型を見つつ戦い方を考えればOK。

6.最後に(無料分ここまで)

ここまで見てくれてありがとうございます。
元Tier1も黒馬もまだやれるんだぞって説明しようとしたらかなり長い文章になってしまいました。
ちゃんとポケカするし、捲りも速攻もする良いデッキです。
1~5の項目で大体構築の概念と立ち回りは理解できると思います。

採用候補カード等が気になる場合、有料になりますが記載しています。
改良や自分なりにカスタマイズしたい等あれば参考にしてください。

では、無料分はここまでです。ここまで読んでくださってありがとうございました。質問等はhttps://twitter.com/dosei_san00のDMまで。では。

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