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シティリーグ使用デッキ 特級呪物コントロール

どせいさんです。
今回は、超初見殺しのデッキでシティに挑みました。
結果は3-2の13位でしたが、デッキの出来としては満足したのでnoteに書きました。かなり殴り書きです。許してください。

忙しい人向き シティリーグ使用リスト

EyMpMS-dm5RJa-3yMpMX



トナメ優勝を目標にした際に向いていない点に注意してください。

以下常体


1.デッキ作成経緯

現状はロストがtier1。それは共通認識とする。
使用率が5割強と考えた際、ロストに当たる事のみ意識すれば良い。
そのため、ロストに強く、他デッキにもある程度勝てるデッキを選択するべきだと考えた。

が、ここでロスト特有の「対策しにくさ」が最大の壁になる

具体例を挙げる。

エネルギーを全て破壊するプランは取れない
・0エネで技が使えるウッウ
・大量のエネルギー回収札、及びエネルギー枚数
・ミラージュゲートのエネ加速

上記の理由でエネルギー破壊のプランは不可能
この時点で「全ての技を受けきる」プランに変えないといけない。
しかし、そこでも問題がある

全ての技を受けきるプランは取れない(難しい)
・ヤミラミのロストマイン
・ギラティナVSTARのスターレクイレム
・ギラティナVのひきさく、ギラティナVSTARのロストインパクト

技の効果でのきぜつやダメカン乗せ、貫通技と280という高打点
上記をすべてケアできない。
超再生という技を持ち、特性で技の効果が無効という条件を持ったカードに、ミュウツーVunionが存在するか、このタイプのコントロールにも問題がある。

並大抵のミュウツーVunionコントロールはロストに勝てない
・ドラピオンVにミラージュゲート
・雪道スターレクイレム

上記の二つが最大の壁。これをどうにかしないと勝てない。
ミュウツーVuinionをトラッシュに送った時点でドラピオンの準備をされるという点にも問題がある。

上記の対ロストを考察した上で、3つの考え方の元デッキを作成した

コントロールプランについて

1.手札はギリギリまで見せない
2.相手の手札をほぼ常に見る
3.盤面をロックする

相手に対応札を使われる前に、盤面をロックしなければいけない。
そのため上記の3つのプランを通しながら完封する必要がある。
相手に手札のキーカードを見せないで、相手の盤面とこちらの盤面を完成させる。ようするに詰みの盤面を作る方向性で考えた。
自分の手札を作りながら、かつトラッシュもしないで、相手の手札を見るカードが存在するのか・・・?

ありました


なんていいカードなんだ・・・
これで手札を見るという行為と手札を見せないという行為は同時に達成できた。後は盤面ロックをする方法。

これは簡単で、相手の手札を見た時点でこちらはそれに合わせた動きをすれば良い。

スタンでカビゴンLO組む時に頭の中にちらつく

見てほしいこのマイナーの領域を超えたカードを。誰も使っているのを見たことすらない。技の効果としては相手の手札のたねポケモンを2匹ベンチに出させる。本当にただそれだけのカード。

しかし手札を常に見ている場合は話が変わってくる。相手が引いている種ポケモンが役に立たなさそうならマナフィで呼ぶ。

ここまでして何がしたいのか?
ミュウツーVunionで超再生連打で詰む盤面を作るためである。

ミュウツーの存在はバレたくない
→手札を見せたくない、トラッシュもしたくない
しかし、相手が対応札を持っているか確認しないといけない
→相手の手札を見る必要がある
ミュウツーを通すためには、同時に相手の盤面を埋めないといけない
→盤面ロック


このプランを取るコントロールの作成をした
以降リスト調整をすることに。ロスト以外にも勝てるという目標で。

2.デッキリストの完成までの道のり

初期案

8a88x4-m5ILf2-DY4ccK

環境初期のシティの結果を見て、ロストをかなり重く見ていた。
具体的には

アセロラの予感3(常に手札を見るため)、
カイ2(カイからのマナフィ始動を確定させるため)、
コック(ギラティナのロストインパクト連打を耐えるため)

基本的に初期案以降のリストでもそうだが
・ミュウツーで超再生連打で封殺できる状態まで持っていく
・カビゴンでとおせんぼをし、技を打てないポケモンに対して逃げられない状態を作る

この二つがデッキのベースとなっている。

しかし、このままだとロスト以外に安定して勝てる方法が明確に存在しない(入れ替え札を0にしてからのとおせんぼプランかミュウツーでLO)

全対応するために次に考えたのはこれ。

ダブルターボ軸のプラン


まずデッキコンセプトを「技を打つタイプのコントロール」に変更した。
(前のリストは技を打たないで準備するコントロール)
レントラー、レジエレキ、イベルタルで技を打ちながら戦う。
それにともないボタンの枚数を増やし、LO回避方法をピジョットに頼ることに。
最初のリストと比べて良い点としては、超エネが存在してる理由が黒馬になり、試合中盤の超エネトラッシュに合法的に理由が付く=ミュウツーの存在を隠せる。
また、クレッフィを採用することでロストに対して山を掘らせることを強制するようにした。

また、カイをペパーに変えることで、実質全てのカードに触れるようにした。

このリストであればどのデッキでも程度対応できる。と考えていたが
どう考えても対応できないデッキタイプが結果を残してしまった。
一撃ルギアである。

ルギアの一番厄介な点として、ルギアVの上技でひたすらドローされることと、悪タイプのポケモンが絶対入っていること。これが問題である。

ルギアVでドローされるということは、相手がどれだけ事故っていても受け身のデッキである上記のリストだと何もできない。

また、悪タイプがいることも問題。バンギラスではなくドラピオンの方。
こいつが無色エネで動くせいで相手の型がなんであれミュウツーをワンパンできてしまう。また、ロストと違い速度の関係上ミュウツーを隠しながらコントロールすることがほぼできないため、確実性がある対策を入れる必要がある。
一応、入れ替え札がないこと前提でとおせんぼプランでも良いのだが、そんな不安定な賭けをしたくないので論外。
最終的に、一撃ルギアを重く見て輝くムゲンダイナとジュラルドンVMAXの採用をした。

ジュラルドン採用型



リストがすごく長い。エクストラのwallstallよりマシなので許して欲しい。

ピジョットVのLO回避を残しつつ、輝くムゲンダイナでジュラルドンを即着地できるようにした。手札にきた際も、エール団の応援から強引に出せるため問題ない。
また、ダブルターボを体感あまり使わないと感じ、ロトムVでドローする方が強いと思い外した。

ピジョットVを残したのは、シティの時間切れ考慮
(見せれば山札が切れないことは理解してくれるから)

最終的に上記のリストで結論だと考えレシピを提出した。

さて、ではこのデッキの有利不利について整理したい。

有利
ロスト系統(リスト把握前) ルギア
五分
ヒスイゾロアーク アルセウス系統 ロスギラ(雪道入り)
微不利
ロスト系統(リスト把握後) 黒馬 サーナイトex
不利
ミライドン ミュウ

ロストにリスト把握されてると普通に破綻するため微不利になる。
ロスギラの雪道は「あることを把握できれば」なんとかなる。

ルギアはジュラルドンを採用したことによりある程度有利寄り。

ゾロアークはミルタンクとジュラルドンで止めれるが、相手の雪道や基本エネ、サブアタッカーの枚数に依存してしまうのでこの位置。

アルセウス系統は組んでるポケモンによって有利不利が変わりやすい。特に中打点で固められていた場合有利になりやすいが、逆に高打点で固められているとどうしようもない。

サーナイトexと黒馬は非エクがいるのか、青天井で殴れるカードがあるか。
後は相手がこちらのやりたいことに気づけるか。だと感じてる。
一応まだ勝機はある方。

ミュウは極端な話stallで止めるまでにどこまで止めれるか
ミライドンは「全員が殴れる上にエネ過多」なので厳しめ。


上記のように、「バレてたらとことん負ける」タイプのコントロールになってしまった。次コントロールデッキ作る際の課題にする。


3.デッキ解説


EyMpMS-dm5RJa-3yMpMX

改めて、シティリーグで使ったリストの解説をする。

ミュウツーVunion 4(1)

詰ませカード。基本的にロスト相手や中打点に対してこれで止める。
相手にダメカンを乗せるのはトナメ上がった時のみと考えていた。


カビゴン 3

遅延目的 一応プラン上とおせんぼでの詰ませも狙えるがロスト対面では考えなくていい。ただの壁。ロスト対面以外だと慎重に扱うことになる。
(最終的に詰ませにいく可能性が存在するので)

ミルタンク 1

V主体のデッキに対して投げる。2枚の方が勝ちやすいが、そもそも1で詰んでる場合が多いためわざわざ2にする必要はないと考えて1。

クレッフィ 1

ロストに対して出す事で穴抜けの紐を言わせない圧をかけるために採用。
ミュウ対面でも遅延で使えると思って採用した。唯一の欠点はロトムVの特性を止めてしまうこと。


マナフィ 1


こっちの方

必須枠 盤面ロックをするためだけに採用した。
また、どうしようもない対面でも使えなさそうな種ポケモンを無理やりださせてカビゴンでとおせんぼするプランもある。


ナマコブシ 1

1ドローするカード。山を0にしてから手帳→なまこぶし投げで確定で使いたいサポートが使える。またシマボシと相性が非常に良い。


ロトムV 2 ロトムVSTAR 1

「手札を見せないドロー」かつ、「必要なタイミングで手札を減らせる」カードはこいつしかいない。ボタンで回収できるで邪魔にはならない。
この話はアクロマとアセロラの予感で詳しく話す。
これがいるおかげで、大量ドロー+手札を隠す+手札をトラッシュするという目標が同時にできている。このデッキの要なのでサイド落ち考慮で下を2枚採用にした。


ジュラルドンVMAX 1 輝くムゲンダイナ1

ルギアを見るために採用。輝くムゲンダイナで着地するだけで良い。
サイド落ちが一番きついと感じ2枚採用にしようか考えたが、サイドが5枚取られるまでは許容できるので気合でどうにかなると思い1枚採用にした。


ピジョットV 1

シマボシエール団のループをしている際に、コインに依存するからワンチャン勝てるかもと粘られて時間切れになる可能性がある。
そのため、「パッと見で山が無限に回復する」ピジョットVが相手側に分かりやすいと感じて採用した。壁にもなれる。


ネスト3 ハイパー4 ヒスイのヘビボ1

初動は遅くてもいいので、終盤に向けた動きが取りたいと思いネストを3に。ハイパーの枚数が多いのはミュウツ-Vunionをトラッシュしたいため。
ヘビボはサイドを見るのが楽になるのと、輝くムゲンダイナやミルタンクが落ちていると面倒くさいので入れた。


友達手帳 1

シマボシループするため。また、ピン刺しのサポートを連打する際にどうしても使う必要があるため採用。



エネルギー転送 1

マナフィを起動するために水エネが必須なので、サーチ用に採用


ポケモン入れ替え 1 穴抜けの紐1

マナフィを前に持っていくときに使う他、カビゴン以外のポケモンをバトル場に出す際に使う。回収ネットがないと入れ替えるのも難しい。
本当は初期案のクロススイッチャーを採用したかったが、枠がないのと、あまり使う事がなかったので最終的にリストから外した。


ロストスイーパー 1

雪道を貼られているとスターレクイレムで終わるので、対応札として採用。スタジアム現物ではないのは、使いたいスタジアムがないのと、ペパーでサーチできるので。


やまびこホーン 1

崩れたスタジアム等で盤面ロックを流された場合に、ロストスイーパーから即呼びなおすために採用した。


ツールジャマー 1

ギラティナのベルトロストインパクトケアで採用。それ以外に使うことはない。


森の封印石 1

何でも好きなカードを持ってこれる。VSTARパワーでロトムを使わない対面も存在するので、両方の選択肢がある方が強いと感じて採用した。
やはりサポート権無しで好きなカード持ってくるのは強い



アクロマの実験 3

本当はアセロラの予感を4枚入れたかったのだが、他と対面した際に終わってるレベルでドローできないため、安定のドローカードという意味で採用した。


アセロラの予感 3

常に手札を見る上に自分の手札を隠しながらドローもできる最強カード。このロスト環境の今だけコントロールでの必須カード。
最悪1ドローでもいい。大事なのは手札を常に見ること。
手札を見ないとマナフィの起動やカゲツが刺さるかどうかがチェックできない。本当にそのためだけに採用してる。
手札を見せないことも大事。見せるとギミックがバレるのでとても大事。


ペパー 2

実質なんでもサーチできるので採用。
序盤の盤面形成にも貢献してくれるし、終盤の盤面ロックを狙うタイミングでも使うため、器用な動きを目指すなら入れたほうが良い。


ヒガナの決意 1

手札のミュウツーVunionを落としながらドローできる
1枚なのはロスト対面だとギリギリまでミュウツーの存在を隠すため。


シマボシ 2

シマボシループのために。また、ロトムVと地味に相性がいい。


エール団の応援 1

シマボシループのために。また、ポケモンも戻せる点も重要で、やまびこケアやサイドにジュラルドンVMAXが落ちてた際にハイパーボールのトラッシュから確定で山に戻せる貴重なカードなので採用している。


シャクヤ 2

ミュウツーVunionのサイド落ちケアで採用。
シャクヤをピン刺しすると両方サイド落ちしてた場合即負けになりかねないので、絶対に2枚にするべきと考えて2枚。


ボタン 2

必須。サイドの取る速度を遅延できる貴重なカード。
また、とおせんぼ2枚の盤面を作るためにどうしてもボタンがないとできないので。


夜盗三姉妹 1

ミュウツーが完成した時点で詰ませの状態はできているが、時間切れを考慮して採用。基本打っている試合は勝てる。


コック 1

70回復する。 ロストインパクトを4発撃たれる想定はしていない
コック+超再生→手帳ナマコブシ→コック超再生
でギリギリロストインパクトを3発耐えれるため必須 てかこれがないと無理


カゲツ 1

手札を常に見ているため、手札の雪道を落とすカードとして採用。
こちらの動きがバレると相手は山を一切掘ってこなくなる危険性があるので正直相手依存なので刺さるか不明。デッキが分かってなかったら山を強くするために掘ると思う。


ボスの指令 1

クロススイッチャーがないので、攻撃しないポケモンを呼ぶために採用。
とおせんぼのプランも頭の中にあるが、あくまで最終手段。
使ってる時はかなりきつい対面。

超エネルギー 3 水エネルギー 2 Vガード 2

超エネはミュウツーの超再生を言うために採用。
水エネルギーはマナフィの技を言うために採用。
Vガードは相手のVの打点を下げてワンパンされないようにするために。
可能な限りプレイ中は超エネの存在を隠す。


4.プレイングについて

「ロスト」か「そうでないか」で分かりやすく分岐する。
今回は対ロストを重視しているので、対ロストのみ解説する。
もし聞きたいという要望が多ければ追記するかも。

VSロスト

まず相手のデッキタイプを特定する。
ロスギラなのか、ロストリザードンなのか、ロストバレットなのか。
そこからひたすらアセロラの予感とロトムVで大量にドローをし、こちらの手札を限界まで隠す。
相手がベンチを3体埋めたタイミングで、アセロラの予感やカゲツで手札にポケモンが二体いることが把握できたなら、マナフィを起動して盤面をロックする。

後はミュウツーVunionを作って超再生連打で勝ち。

ロスギラだけはギラティナVSTARのロストインパクトを何回耐えれるかゲームを乗り越えたら勝ち。



5.シティリーグマッチング

いいところです小禄TUTAYA店。

一戦目 ルギアVSTAR一撃  〇 LO

ジュラルドンと輝くムゲンダイナが山札にいたので大体勝ち。
2ターン目にジュラルドンVMAXを着地して無事LOで勝った。バンギラスVの上技でこちらがLOする危険性があったので、バンギラスVを絶対出させないように動いていたくらい。


二戦目 ミライドン ×

無理。一応トナメ上がりを考慮して、カードを見せないために早めに投了。


三戦目 ロストガラルファイヤー 〇 LO

順当にプラン通りで盤面ロックしてLOで勝ち。
マリガンでミュウツーVunion見せた時やべーーと思ったが、ドラピオンが採用されていなかった。本当にセーフ。

四戦目 黒馬アルセウス 〇 投了

相手にエネルギーを付けさせまくったタイミングでミルタンク着地。
輝くサーナイトが出たが、相手のエネが足りずに殴れなくて勝てた。
奇跡。ちなみにアストラルビット打たれてたらやばかった。

五戦目 ミライドン ×

スタートレジエレキ。抗ったが入れ替え札二枚入ってて負け。
ロストだったら勝ててたと思うと本当に悔しい。


6.最後に

ここまで読んでくださってありがとうございました。
身内にこのリストを見せたら「???」という顔をされて、結局最初から最後まで一人でリストを考えるハメになりました。
環境読みはある程度うまくいったと思ったのですが、思ったよりミライドンの数が多すぎたので反省。でもコントロールでミライドンは対策できません・・・。

ちなみに環境読みに関しては前日の時点で「ロスト少ないからミュウ使うのが丸いだろうな。」と思っていました。
どうしてもシティリーグで見せたくて煮詰めました。
ちなみに僕が明日シティリーグならミュウ使います。


以上。ここまで見て下さってありがとうございます。
何かあればhttps://twitter.com/dosei_san00までDMでお願いします。

最後に一つだけ。

こんな特級呪物使わないで普通のデッキ使う方が楽しいと思います。
では。


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