労働組合を結成してみて

　人生初の労働組合の結成。結成までは大変でしたが、いざ結成してみると結成してからの方がさらに大変でした。団体交渉に議事録編集作業、上部団体との協議や部会への参加、拡大活動…。でも、事業所内の小さな変化や一緒に活動するメンバーの存在が心の火を消さずに大きくしてくれています。

小さな変化

　努めている川崎市中央療育センターの入所部では、最近休憩を取ろうという雰囲気が出てきました。まだ出てきた段階でまだ完全に取れている状況ではないのですが、変化には変わりありません。
　福祉や教育の業界では割と休憩が取れないのは当たり前になってしまっているのかもしれませんが、これは明確な労働基準法違反です。法人には労働者に休憩を取らせる義務があるのです。（釈迦に説法、馬の耳に念仏ですね。）

賛同者が増えてきて

　まだまだ小さな組合ですが、徐々に理解者・賛同者が増えて来ました。本当にありがたいことです。休憩に関するアンケートをQRコード付きのチラシにまとめ配布しましたが、いくつもの回答が得られました。また、組合の説明を聞いてみたいという方も出てきました。小さな一歩ですが確実に進んでいるのだと実感します。

手つかずのたくさんの課題が

　休憩・有給・夜勤体制・防災・虐待問題・研修の充実・組合拡大活動・サービス残業・パワハラ問題…。挙げればキリがないほど課題は山積みです。一つずつ、組合員みんなで解決に向けて法人と対等な会話をいきたいと思います。