見出し画像

2020年を一部振り返ります(担当 うっしー)

みなさん、どうも~。どぅぷろじぇくとのうっしーです。🐄🐄🐄🐂🐂🐂大学1年生もいよいよ本格的に春休みが始まり、有り余る時間をどう過ごそうか、もうスケジュールが満パンの人も、まだ何をしようか考えている最中の人もいると思います。外も中も窮屈に感じるような日々が続いていますが、心と身体を大事にしながら過ごしていきたいですね。

今回はトップバッターのよだちゃんに続き、うっしーがおもに2020年を振り返って気づいたこと、残しておきたい記憶を綴っていこうと思います!

1.「まつもと」

2020年4月、大学進学を機に、長野県の松本市で一人暮らしを始めました。もともと、一人暮らしをしたい、今まで過ごしてきた都会とは違った街で暮らしてみたいと思っていたので、いざ始めようと心を入れ替えていた頃は期待や楽しみがありました。

しかし、コロナによって大学は授業開始を延期し、その期待や楽しみはいっぺん、不安や虚無感に変わってしまいました。何も知らない街で、誰にも知られていない自分が身を置き、明日から何をしようか、先の見通しが立たない日々の始まりでした。大学にも行けず、必然的に ひとに会う といった機会が失われ、少なからず孤独感を抱きました。

けれども、松本に来てやれることはありました。バイトを始めたり、車校に通ったりと。なにからも求められていない今だからこそ、自分から何かを見出そう。という、少し大げさながらも、気持ちを前向きに、その時間を必ず今後に活かしたいと意気込んで、毎日模索しながら生活していました。

松本で過ごした4~5月、たった2ヶ月間がすごく長く感じました。

やっと、授業が始まり、入りたかった部活にも参加して、交流や学びの場ができました。授業のほぼすべてオンラインで、「窓から暖かな陽が差し込むキャンパスライフはどこへ」といった具合でしたが。。(--;)

ただ、やっぱりそんな日常に何か物足りなさを感じていました。僕は、コロナ禍でもっと大変な思いをしている人に比べれば、ごくふつうに、毎日やらなきゃいけないことに満たされて、飯も食えて、十分な睡眠時間がとれて、自由に時間を使えているのに。その物足りなさによって、本来の自分の姿がそうであったのに、一つ一つの物事に対するやる気が全然湧かなくなる時もありました。

振り返ってみれば、ひとりの時間が多いとこんなにもマイナスに考えてしまう自分がいるということを知れた貴重な時期でした。

2.「さがみはら」

僕は大学に進学するまでの18年間、神奈川県の相模原市(さがみはらし)で家族と暮らしていました。神奈川県の中央北に位置し、お隣の街は東京都の町田市です。相模原市に観光地はないけれど、町田市や横浜市が近いので遊べる場所は多くあります。

あんまり地元に対して特別な思い入れだとか、誇れる街だとか、そんな感情を抱いたことはありませんでした。通学時間の駅のホームはまるで熱気を帯びたライブ会場だし、ぶつかっても謝らないこの街のしきたりに苛立って、中高での学生生活は押し合いへし合い歩みを止めずにいた印象が強く残っています。

でも僕は、この街にいれて幸せでした。この街が僕の地元で良かったと感じています。

それはきっと、松本でひとり暮らしをしなければうまれていない思いです。僕は今強くそう感じられるほど、この街で様々な経験ができて、たくさんの友達や思い出、恩師や親戚、公園や団地、ラーメン屋、駅ビルやスーパー、そんなありふれた日常に恵まれていたことに気づけました。誰もが地元に対してそう思う、わけではないんじゃないでしょうか。だけど誰もがいつかふと気づくことでもあると思います。

松本で過ごしている間、帰りたくなる時が何度かあり、そのたびに帰省しました。なぜかその時は、上京してきた田舎者のような気持ちで車窓から眺めた街の風景に興奮しました。「都会だな~」と。

(田舎にお住みの方に失礼な言い方ですみません。)


迎えてくれる人に会いに行く、それと同時に、子供だった時の自分や、以前訪れた時のすこし前の自分に会いに行くような感覚。きっと、そこに思い出があればあるほど、それは強い。

おかえり ただいま
いってらっしゃい いってきます

そんな当たりまえのような繰り返しをこの街で僕はずっとしていたいんだって思いました。

ここで育ったんだから、ここから始めよう。この街に支えられていたことを忘れずにいよう。帰ってくる場所がここにあるから、どこまででも行こう。そんなふうに地元は、怯んだ自分の心を奮い立たせてくれる大切な街になっていました。

3.「母親」

ひとり暮らしを始める前まで、いろんな大人の人に「親のありがたみがわかるよ(^^)/~~~」なんて言われて、そのたびに「いや意地でもそう思わないぞ」と心の中でつぶやいていました。

結論から言うと、大人の言うことは正しかったです。

部活から、塾から帰ってきてすぐに用意されていた晩飯のありがたさ。趣味や遊びにお金を出してくれるありがたさ。自分の将来を自由に選ばせてくれるありがたさ。好きなことをして良い と言ってくれる優しさ。

18年間、あたりまえだったのは家族の愛情にくるまっていたことで、そこから外の世界に跳び出してみないと気づかないことがたくさんあったんです。

親だけが対象とは限らず、友達や恋人、部活の仲間、バイト先の人たち、いま身近にあるあたりまえは、隣にいても気づけないこと、見えない部分がたくさんあります。人を対象にしなくても言えることだと思います。

自分にとって一番大切な存在やかけがえのない存在の偉大さは、そばにいるときほど気づかないもので、そばから離れて一人になった頃にふと気づくものでした。今までを振り返ってみて、自分にとってどれほど大きい存在だったかを切に実感します。

自分にとっての母親がそうであるように、誰かにとっての自分もそんなかけがえのない存在になれる日が来れば良いなと思います。



私事を長々と綴らせていただきましたが、何か1つでも共感したり、一緒に考えたりしていただければ幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました!

次の更新もお楽しみに!

どぅぷろじぇくとSNSはこちらから↓


Instagram↓

https://www.instagram.com/do_project_wannajoinus/?hl=ja
Facebook↓

https://www.facebook.com/profile.php?id=100054273396440

Twitter↓

https://twitter.com/do_project_?s=09

#松本 #大学生 #一人暮らし #コロナ #相模原 #地元 #地元愛 #母 #リレー #春休みチャレンジ #どぅぷろじぇくと


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?