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自己紹介(はじめてのnote)

 こんにちは、どーなつと申します。
 これまでTwitter(現X)やInstagramはやってきましたが、もっと文章メインで日常のあれこれ、考えを深掘りしたいこと、考察をめぐらせたいときの場所をつくりたくて、このたびブログをはじめることにしました。

 ここにあるのは、わたしの頭のなか、記憶です。
 ほかのnoteみたいに学ぶことはないかもしれませんが、趣味で書く小説のように、時間をかけて文章をつくることで、たまたまたどりついた人たちが、「読んでいて心地いいな」と感じられる場所にできたらいいなと思っています。



すきなこと

読書

おもに小説、エッセイを読みます。
小説近代日本文学やガイブンも好き。描写が、文章がうつくしい人に惹かれます。あと少しヘンなのも。
エッセイも昭和初期に書かれたものが、当時の風俗を感じられて好きです。おもに食べること・飲むことに特化したものや、武田百合子さんの『富士日記』『犬が星見た』などの日記のようなものが、ことに好きです。
→LOVE(敬称略) 村上春樹、江國香織、川上弘美、伊坂幸太郎、森見登美彦、内田百閒、武田百合子、開高健、平松洋子、岸本佐知子

飲み歩き

お酒が大好きです。
最近まで、「強いですね」と言われると否定しがちだったのですが、第二子出産後またアルコール耐性がついた気がしており、もはや強くないといえば嘘になるなと考え、肯定するようにしています。強いです。
どれくらいかというと、お昼前から飲み始め、朝の五時まで(十八時間とか)飲み続けても歩いて自宅に帰り、お風呂に入って歯磨きをしてベッドで眠れるくらい。そして乳幼児がいるので、八時には起床します。
……伝わりにくいですか? ビールなら1ケース飲んでも(可能なれば2ケース、いや一晩中飲んでも)酔いません。最近はワインのコスパが悪すぎて、外で飲むのはやめようかと悩んでいるところです。

★本を読みながら飲むのが好き! 基本的にひとりで飲み屋さんに出向くので、文庫本をめくりながらおいしい日本酒をちびちび飲みすすめるのが、いちばんの至福です。

創作(小説)

ハタチのころ、ケータイ小説を書きはじめました。しだいに「ケータイで書いたからといって、書籍の文章と比較して舐められるのはいやだ。本格的な文章が書けるようにトレーニングするぞ」という思いを抱くようになり、「書店に並ぶものと遜色のないものを」を意識して文章を作っています。
※トレーニング方法については、機会にめぐまれればそのうちに

しかしまだまだ道の途中……賞に出すほどの腕前には至らない……とか思っていたら、突然オタクが発症してしまいここ五年くらい、某声優さんたちがラップをするジャンルにて二次創作をしています。自費出版でこれまでに文庫本を五冊販売しました。本オタクでもあるので、製本がめちゃくちゃたのしいです。そのうち一次創作のほうでもZINEづくりなどして、文学フリマに出たいです。
いまではプロになりたいという思いはなく、のびのび同人活動を続けられたらと思います。そして二次創作とは違ったたのしみかたをしたいな、と。


家族構成

 子供がふたりいます。
 上が来年大学生、下が一歳半です。結婚が人より早めでしたので、めちゃめちゃあいだがあいてしまいました。十六歳差です。
 予想外の第二子爆誕でしたが、あまりにもかわいいです。とほうもなくかわいい。目に入れても痛くない。孫感覚です。


noteでやりたいこと

※ここから先は長いので、読まなくても大丈夫です

 人が飲んでいる・食べている、読んでいる本やマンガの話を聞くのが大好きです。なのでじぶんも語りたい。そして、あなたの好きなもののお話を聞かせてほしい。たくさん、聞かせてほしい。

 冒頭にも少し書いたとおり、これまではTwitter(現X)やInstagramで発信をしてきたのですが、140文字では短すぎるし、Instagramは画像がメインで長文を書くのに向いていない。
 画像も載せたいけれど、いま頭のなかにあるいろんな感情を言語化、出力して、記録としてだいじに保管しておきたい。
 じぶんの好きなものについて、「なぜ好きか」を分析し、じぶん自身がしらなかったじぶんの傾向を理解・把握したい。
 ……これらはきっと、仕事/趣味のスキルアップにも繋がると思う。

 アルバイトとして入社した現職ですが、ありがたいことに二年目にして正社員として登用していただけることになりました。
 けれどそれからの十年近く、生活のうち仕事が占めるウエイトがあまりにも重くなりすぎて、これまでちまちまとたのしんでいた創作・SNSでの発信・読書およびその記録をつけることが難しくなってしまった。
 本は好きなのでそれ以降も読んできたし、心を動かされる何かに出会うたび写真も撮るけれど、「面白かった」「おいしかった」「素晴らしかった」で終わらせてしまうようになってしまった。
 せっかくの体験を、じぶんのなかに浸透させることなく上面だけを愛でておしまい、とするのがひじょうにもったいないと、最近感じるようになったのです。

 とくにそう感じるようになったのが、オタクを発症してから。
 Twitter(現X くどいですか?)で繋がったたくさんのお友達、憧れの創作者さんたちはみんな一様に、「推しのどこが好きか・どのようなところが素晴らしいのか」を日がな一日語り続けていらっしゃる。それがじぶんにとって、大きな驚きだった。
 わたしだって、推しのことは大変好きだ。推しジャンルのことが大好きだ。CDもぜんぶ集めて、がんばってチーム名とキャラの名前も全員おぼえたし、推しのチーム曲・ソロ曲は歌えるようになるまで何度も繰り返し聴きまくった。ドラマパートで彼らの人となりを理解し、ますます好きが深まった。彼らのことは一生応援する……そう誓った。
 けれど、「ではどこが好きか?」と聞かれたら。答えることはもちろんできる。だって好きなんだもん。でもそれを、みんな一日中、毎日、一年中、どころか数年など長きに渡りずっと続けていらっしゃるのだ。なんという大きな熱量……! わたしはじぶんのことを「わりと熱狂的なファン」だと思い込んでいたけれど、まったくの井の中の蛙なのであった。

 推し語りが素晴らしいと思うのは、じぶんに「彼/彼女のどんなことろが好きなのか」を繰り返し問いかけるところ。
 同じ問いかけを何度も繰り返すことで、思考を深堀りする。どんどん深化させる。二次元の住人である彼らを立体化し、おなじ世界に生きるひとりの人間として、彼らの生活を想像する。彼らと向き合おうと努力する。そして彼らを理解する。だからいくらでも、彼らの好きなところが思い浮かぶ。
 またそういった思考は継続すれば、癖になる。癖はやがて習慣となり、その習慣が、日常生活のなかで出会うあらゆる事象との向き合い方、感じ方を丁寧にさせる。心に深く刻まれる。
 ふとしたとき、テーブルの引き出しにしまっておいただいじな宝物をとりだしてそっと表面を撫でるように、「あれはとてもよかったなあ。○○なところがよかった。好きだなあ」と、つい昨日の体験のように、いつでも鮮明に思い出せるようになる。そうなのではないかなと、最近思うのです。

 ここまでの十年間で素通りしてしまったたくさんの「すてき」を、いまから追いかけるのは難しいけれど、これから出会うもっとたくさんの「すてき」は決して素通りしたくない。
 なので今後は、出会った「すてき」をしっかり受け止め、味わい、やがてそれらをじぶんの血肉や骨にしていきたいと考えます。



 そんなかんじの人間です。
 気が向いたらどうぞ、よしなに。


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