【浜比嘉島】のんびり海を眺めるためのドライブコース①
沖縄県には、車で行ける離島がいくつかあります。
どの離島もドライブを楽しみながら気軽に行けるのに、沖縄本島とは違った穏やかな雰囲気と美しい自然が残っています。
今回の記事で紹介する浜比嘉島(はまひがじま)は、那覇からは距離があるためか、沖縄県の中心部に比べると観光客で混み合うことはそこまでありません。
浜比嘉島は、昔ながらの石垣や赤瓦屋根の家が数多く残る、趣がある場所。
今回の記事では、
・海を眺めるための浜比嘉島ドライブの様子
・古民家や昔ながらの食堂で楽しむ沖縄料理
・昔ながらの風景が残る島内散策
を紹介します。
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ちなみに、浜比嘉島には数多くのパワースポットがあり、見どころ満載なのですが、今回は「海を眺めるため」に厳選したおすすめスポットを紹介しています。
・海を眺めながらドライブを楽しみたい方
・予定を詰めすぎずのんびりと沖縄散策を楽しみたい方
・昔ながらの雰囲気が残る場所でゆっくり過ごしたい方
そんな方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
浜比嘉島基本情報
浜比嘉島は、海中道路と浜比嘉大橋を経て行くことができる「車で行ける離島」の1つです。
もずくの養殖が盛んに行われ、生もずくはもちろんのこと、もずく天ぷらといった、美味しいもずく料理を楽しむことができます。
浜比嘉島は小さい島ながら、ビーチが何箇所もあり、南国の木々が生い茂る豊かな森もあるため、自然を楽しむのにはうってつけの場所です。
交通情報
浜比嘉島は、沖縄県東部に点在する島嶼の1つ。
那覇空港からは、車で90分ほどの距離です。
沖縄本島とは海中道路と浜比嘉大橋でつながっており、車で気軽に訪れることができます。
最近は道が整備され、高速道路から行きやすくはなったものの、那覇からは距離があるため、ある程度時間にゆとりがある時に行くことがおすすめです。
浜比嘉島(浜集落)
浜比嘉島は、「浜集落」「比嘉集落」に分かれています。
この日、まず訪れたのは浜集落。
浜比嘉大橋を渡って島に入ったら向かって右に曲がります。
海沿いの道路を走っていると、集落が見えてきました。
陸に上げられた船があり、「漁港なのかな」と思っていると、その目の前に懐かしい雰囲気の食堂が目に入りました。
すぐさま車を止めて、お腹が空いたのでちょっとした腹ごしらえをすることに。
「丸吉食品」海が見える食堂
白い建物にオレンジ色の日除が目印の「丸吉食品」という名前の食堂。
手書きの看板や、海が見えるイートインスペースなど、かなり好みの雰囲気です。
かき氷や天ぷらといった軽食をはじめ、沖縄料理や、お店自慢の「魚バター焼き」といった地元名物の食事をいただくことができます。
「丸吉食品」基本情報
所在地:うるま市勝連浜72-2
営業時間:9:00~18:00
定休日:年中無休
公式Instagram:https://www.instagram.com/maruyoshishokuhin/
もずくコロッケとカニもずく
まず、「もずくコロッケ」というのぼりが目に入りました。
そして、「カニもずく」という気になるメニューも・・・。
お昼ご飯までは、まだ少し時間があるので、「もずくコロッケ」と「カニもずく」をおやつがわりに注文しました。
「もずくコロッケ」は注文してから揚げてくれるので、出来立てをいただくことができました。
その名の通り、マッシュされたジャガイモにもずくが混ぜられたコロッケ。
揚げたてなので、外はサクッとしていて、中はトロ〜として美味しかったです。
「カニもずく」は見た目のインパクトがすごい。
頼んだのは「1つ」でしたが、差し出されたお皿を見ると「あれ2個?」と思いました。
お品書きに書かれていた「カニもずく1ケ」とは「カニ1杯分」のこと。
食べやすく2つに割られているので、シェアしても良いかもしれません。
もずくをふんだんに使った天ぷらで、玉ねぎとにんじんも入っていて、甘みがありボリューム満点です。
カニのハサミを取っ手代わりにして、手づかみで食べてもよさそう。
設備情報(駐車場・トイレなど)
浜集落の海沿いの道路を進んでいくと、駐車場が見えてきます。
駐車場には、公衆トイレも併設されています。
駐車場情報
住所:沖縄県うるま市勝連浜(浜比嘉ビーチに隣接)
利用料:無料
駐車可能台数:20台ほど
施設:トイレあり
注意点
ちなみに公衆トイレには、トイレットペーパーがない時もあるのでポケットティッシュなどを携帯しておくとよさそうです。
また、海水浴場としてのシャワーが駐車場付近にないため、海で遊ぶ場合は、有料でシャワーを貸してくれる近隣の施設をチェックしておくと良いかもしれません。
浜比嘉ビーチ
駐車場に車をとめ、いざ浜比嘉ビーチに。
ちなみに、浜比嘉ビーチは正式名称を「ふるさと海岸」と言うそうで、「海水浴場」として作られたビーチではないそうです。
そのため、クラゲネットや監視スタッフはいません。
(海で泳ぐ場合は、自己責任のよう)
とはいっても、週末になると海で泳ぐ人も多く訪れるので、有料でシャワーを貸し出してくれる場所もあります。
ビーチへの入り口は、木のトンネルのようになっていて、まるで別世界への入り口のようです。
「さらば現実!」と心の中で呟きながら、木のトンネルをくぐります。
すると真っ白な砂浜にエメラルドグリーンの海が・・・!
と言いたいところでしたが、この日は潮が引いていて、エメラルドグリーンの海は少し遠い場所に・・・。
想像とちょっと違ってた。
だけど、潮が引いたおかげか小さな子供たちは遊びやすそうでした。
消波ブロックが剥き出しになっていたので、歩いてみることに。
すると消波ブロックの間に熱帯魚やカニやウニなどを見つけました。
これはこれで楽しい時間です。
▼ちなみに潮が満ちている時はこんな感じ。
この日は、海水浴をしにきたわけではなかったので、浜辺でのんびりすることに。
浜辺には海を眺めながらウォーキングができる道が整備されています。
また、ビーチを囲むように植えられたフク木(防風林)の木陰には、アウトドア用チェアやテントをはってくつろぐ人の姿もちらほら。
カンカンの太陽の元、ビーチに寝そべって日焼けするのも良し。
涼しい木陰でのんびりと過ごすのも良し。
ちなみに私は、紫外線を避けるように木陰でレジャーシートを敷いて、しばらくの間ぼーっとしていました。
木陰に入ると、とても涼しく、何時間でも過ごせそうです。
実際に、ハンモックやリクライニングチェアで横になってお昼寝をしている人もいました。
次来るときは、アウトドア用のチェアとクーラーボックスにキンキンに冷えた缶ビールやコーラを仕込んで、何もせず木陰でだらだらと過ごそうと思いました。
こういう時間って、たまらなく贅沢です。
浜集落を歩く
ビーチでのんびり過ごした後、浜集落の中を散歩することに。
本島と橋で繋がっているとはいえ、やはりこの島も離島ならではの趣ある風景が残っていました。
迷路のようになった小道に、年季の入った大きなフク木。
古そうな石垣や赤瓦屋根が残る集落の中を歩いているだけでも、風景を楽しむことができます。
絵画のような風景の中を歩いているだけで、心が浄化されていく・・・。
▼次の記事では、浜集落にある「古民家食堂 てぃーらぶい」での食事の様子を紹介しています。
▼ちなみに前回の記事では、浜比嘉島へ行く最中に立ち寄った「海中道路」の様子も紹介しているので、こちらもご参考ください。