エスペラント語チョットワカル
エスペラント語検定の記事の続きです。
どこから話し始めるのがスムーズかわからないけど、私がエスペラント語を学ぶ際には、第二外国語でフランス語を学んでいた経験が役に立った。
(英仏語しか知らない私の体感としては、)日常動作の単語はフランス語に近くて、その他の単語は英語に近いといった感じ。(例えば「行く」はiri、「来る」はveni、「作る」はfari、「働く」はlabori、疑問視はwh-ではなくki-)
正確にはエスペラント語の単語は、
英語: salt (ソルト)オランダ語: zout (ザウト)ドイツ語: Salz (ザルツ)スペイン語: sal (サル)ラテン語: sal (サール)フランス語: sel (セル)ロシア語: соль(sol' ソリ)ギリシア語: αλάτι(alati アラティ)ポーランド語: sól (スル)……など。
(中略)
このようにしてザメンホフは共通点を抽出し、名詞の接尾詞「-o」を付けて salo (サーロ)という言葉を作った。
(ニコニコ大百科の記事より引用)
といった風に、複数の言語からほどほどに近くなるように造されているんだけど、主観としてはやっぱり英仏語の知識の応用だ。
どの国の人にとっても等距離にある中立な言語として相互理解と平和を願って作られたはずのエスペラント語なのに、帝国主義のもとで国際的地位を得た英語と仏語のおかげで、世界中の好事家に親しみやすいものになっているのだから、本当に皮肉な話だ。
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