印鑑と西陣織
デジタル化で消されそうになった印鑑業界がひねり出した自己アピールと、ダメならお金頂戴という最後の一文…。https://t.co/nWfUQn7mU7 pic.twitter.com/yUwlug22oS
— どエンド君 (@mikumo_hk) March 8, 2019
印鑑業界が熱せられている
いつだったか、西陣織の職人がTwitterで後継者を募集した時のことを思い出した(確か西陣織だったと思う)。職人が提示する待遇は悪く、ネット上では「そんなんだから廃れるんだよ」「むしろ廃れた方がいい」といった反応ばかり。むべなるかな。……とはいえ、この場合、千年もの歴史がある伝統工芸を「私の代からお手頃な"商品"にします」とは言えないだろうし、つまるところ、伝統が重たすぎてどの個人も身動きが取れなくなっていたのだと思う。
(わざわざ話題に出しておいてだけど)印鑑業界の場合は別の理由で、単にこれまで印鑑を作っていた会社が「はい、今日で解散!」とはならないという短期的な――それでいてごく当然の理由だろう。特に彼らが愚鈍なわけでもあるまい。
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