弱くて悪い人のための祈り

＞自分に何かの魅力がある人はそれを活かすために全てをくみ上げればいいし、魅力がない人は何かを探す所からのスタートだ

……なんて前回の記事ではさらっと書いたけど、これでも私なりに一番悩んで、その上でこの形になった一文だからゆるしてほしい。

なるべく「誰にでも魅力はあるよね」「非力な人なんていないよね」みたいな無配慮な物言いはしたくないんだ。私より弱い人はたくさんいるし、そいつより弱い人もたくさんいる。上には上がいるように、下にも下がいる。だから万人に「こうすればうまくいくよ」なんて希望を示すのは不可能だし、そういう不誠実を私は何より嫌っている。

今の私にできるのは、「自分はこういうやり方で戦っている」という自慢話や、自分がたまたま持っていた能力を言語化して陳腐化させることくらいなもので、それでもきっと全ての人が私の産物を活用できるわけじゃない。

自分が人を見捨てていることを常に意識しながら、少しでも多くの人の助けになりたい。それが私のスタンスだ。