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ラッキーナンバー
九条林檎のおかげで好きな数字を聞かれたときにすぐ答えられるようになった。5だ。もしも自分で決められるのなら、ラッキーナンバーも5にしたい。
今日はエッセイらしいことを書くぞ。
ジンクスと私
駐輪場を利用したときに番号が「35」とかだったりすると、「おっラッキー」ってなるくらいには日常生活でも意識している。私がこういうジンクス(厳密には言葉の誤用らしい)を日常に持ち込むのは、たしか幼稚園児の頃以来だ。
私が通っていた幼稚園では、休み時間の過ごし方で最も人気だったのは、ブロック遊びだった。レゴより大きいサイズの、丈夫でカラフルなブロックがあって、当時はベイブレードが流行っていたから、皆でコマを作ってぶつけあって遊んでいたのだ。
そんな中、『白と黒のブロックは他よりも強い(光と闇の力は他より強いのだ!)』という――今となっては幼稚園児がよくそんな抽象的な概念を共有できていたなと思うような――ジンクスがあった。だから、休み時間が終わる際、ブロックを全て片付けるふりをして自分のお道具箱に白か黒かのブロックを隠すような悪知恵を、はたらかせたりはたらかせなかったりしたものだ。
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