完走した感想【エスペラント学力検定3級】
エスペラント語のちゃんとした説明はwikipediaとニコニコ大百科に丸投げするとして、先日行った第105回日本エスペラント大会の感想などを。
(といっても個人的な話すぎて興味のない人も多いだろうから、括ります)
大会の方には偉い人の講演ブース、茶道体験ブース、エス語書籍即売会ブースがあって、スタッフのほとんどは日本語が普通に通じるみたいだった
……けど、まあ自分はちょこっと顔を出したっきり検定会場へ向かって、その後ねこを見て帰ってきたので詳しくはわからない。真相は自分の目と耳で確かめてくれ。
エスペラント語検定3級の出来はぼちぼち。
筆記では、教科書を読むだけで手を動かさなかった時にありがちな「あれこれであってたっけ?(うろ覚え)」が多発、和文エス訳も「単語思いつかないし、あれもこれもmutlaj(英語で言うmany)で誤魔化すしかない……」といった感じ。和訳部分こそ満点の自信があるけど、全体としては大概な予感。
実技パートはたぶん完璧。試験官さんに「本当に学び始めて一年? とても上手に喋れているし、きっとこの試験に合格できると信じています」と(エス語で)言われて、それを聞き取れるくらいには出来た。
Dankon, ことのはアムリラート!
もしかするとこれを読んでいる人の中に受験を予定している人がいるかもしれないので、(たぶんいらないと思うけど、)今回出題された問題を覚えているだけメモ。
第1問:紙に書かれた単語の音読
エス語は綴りと発音(アクセント込み)が1:1対応しているので、知らない単語でも読めるはず。(実際、第2問でも意味がわからないまま音読できた)
第2問:紙に書かれた文章の音読
かなり試験官の裁量次第な気がするけど、私の場合、速読力が試された。
小問と小問の間の猶予時間が短くて、(1)を終えて(2)を黙読していると「どうぞ(私を待たなくて大丈夫ですよ)」と促された。意味はおろか、構文すら全貌が見えていない状態で読み始めるものだから、(3級試験だから採点基準ゆるゆるだと思うけど、)少し不自然な音読になっていたと思う。
これから受験する人は、「もうちょっと黙読していいですか?」くらい言えるようになっておくと焦らずに済むかも。
第3問:試験官との口頭会話
聞かれた5つの質問と私の回答は以下の通り。
「いつからエスペラント語を学んでいますか?」
「どうやってエスペラント語を学びましたか?」(※1)
「奈良に住んでいますか?(どこに住んでいますか?)」
「2018年の年末は何をしてすごす予定ですか」
「好きな季節は何ですか?(理由も)」
↓
「10か月前くらいからです」(※2)
「本と……あとゲーム」
「京都住みです」
「たぶん家で遊んでると思います」(※3)
「夏です。学生だから、たくさん遊べるので……」(※4)
(※1)kiel(手段)とkial(理由)の聞き分けが出来なかったけど、なんとなくの状況判断で手段を答えたらそれであってた。
(※2)自分が学び始めたのは13か月前だから、今思えば「1年前くらい」の方が正確で言いやすかったんだけど、「ええと、今何か月目だっけ……?」とその場で真面目に数えてしまったので「10か月前くらい」になった。
(※3)最初、「2018年」を「2017年」と早とちりしてしまって、動詞の時制を間違えて喋り出したら、試験官がフォローしてくれた。
「Mi estis en hejmo...」
「"estos"」
「Mi estos en hejmo.... kaj probable ludos」ってな感じ
(※4)最初全然聞き取れなくて(「どの??が好きですか?」ってくらいの理解度)、困ったなあって顔をしていたら復唱してもらえた。
受験予定者は「聞き取れなかったのでもう一度お願いできますか?」も言えるようになっておいた方がよさそう。
ちょうど去年の9月頭頃にことのはアムリラート(最高の百合作品なので絶対にプレイしてください)で学び始めて、今月でおよそ1年。
(今年に入ってからほとんど勉強サボってたけど)
エスペラント語に少しでも興味のある人は、とにかくことのはアムリラートをプレイしてください。
余談
ゲーム中に女の子しか登場しないものだから、
ゲームクリア後に"li"(英語で言うhe)という単語を知った時には「え、この単語本当に実在するの???」ってなった。(←完走した完走)
スキを押すと武藤遊戯が使ったカードをランダムに一枚引けます。(noteに登録していなくてもボタンは押せます)