今年の抱負その１

『神をも畏れない』

さほどふざけてなどいない。

私は当然わかる人だし、わかる人を面白がらせるような記事を書いている。
先日のVRChatの感想文だってそうだ。私はいつだって、面白いものの面白さを語り、面白くないものの面白くなさを語り、そしてそれを楽しんでいる。

好きなコンテンツのことを考えている時、高確率で頭の中にはいじわるな他人がいて、「で、どこが面白いの？」「『うまく言葉にならないけど』は高校生までに卒業しておこうね」と今にも言わんとしている。

嫌いなコンテンツや、（これは少し余談だが）コンテンツ以外の話題でも同様だ。常に頭の中に他人がいて、私が感じたこと全てに「それって全部あなたの主観ですよね」「むしろなんでそれで他者を説得しようと思ったの？」と冷笑的な構えをしている。

私はいつも自分の中の他人を黙らせるために「どうしてそう感じたのか」を問い続けているし、せっかくなので現実の他者にも伝えられるように文章を書いている。

それをする上で、最も大切なことの一つが『神をも畏れない』ことだ。
いわゆる"信者"や、原作者、先のアンケートの『わからない』に票を入れる人たち……そういったものに気を取られずに、きちんとコンテンツに向き合い、自分の感覚に向き合う――その為の抱負だ。

（たまたま目に入ったツイート）