風の住人、土の住人。
じわじわと地球の進化のための段取りが進んでいます。すべてには意味があり、すべては地球人の成長のために存在しています。
特に2021年から一年間で本格的にふるいにかけられ、私達は「個人か全体か?」という「生き方の最終選択」をしてきたのです。
本来なら地球人まとめてハートの領域へと移すというのが一般的な星の上昇方法ですが、そこへ移るための身体と意識が適合していない人々が大勢であるという現状から、仮の次元にて調整するという流れとなっています。
目覚めた地球人でさえも大半の方々が「私が進化できなかったのはあれのせいだ、これのせいだ」と言い続けている現状でございます。そのような幼い精神には宇宙の誰も寄り付きもしませんので、ここの世界にてしっかりと、何に対しても誰に対しても最低限つながりを保てる術を身に着けて下さいませ。
光と闇の関係について、その両者ともエネルギーであり切り離せないものだという悟りに辿り着いた方は、本来の量子的世界へ向かいます。
量子とは、身体の事でございます。私達の身体はエネルギーに満ちており、データとしてその場に有るのです。そしてすべての情報がひとかけらの粒の中に含まれております。その力で手から金を取り出すことも、思った場所へ行くことも可能な魔法の次元へ移る方は移るのです。
一方で、古い思考を持った地球のリーダー達と取り巻きの宇宙存在は慣れ親しんだ土の時代を継続していこうとするでしょう。けれども何でもみんなで、みんなで、という思考は既に過去のものなのです。
人々は、時代は変わったという事にまだ気づいておらず、本当に目が覚めるまで道を進みます。そしてリーダーの居るピラミッドなど嫌だと、本当の愛の世界に気づいた方から次々と脱出をするのです。
土の世界の住人は「皆も私も考えることは同じ」という想いを前提に、全体と共に動いています。
風の世界の住人は「皆も私も一人一人違う」という想いを前提に、個人個人で動きつながっています。
両者の思考は完全に異なるため、地球の細胞分裂と同時に住み分けされていきます。片方から片方の存在が見えなくなる。そんな事も起こり得るでしょう。
量子システムは全体ではなく、個人個人のもの。
たとえ皆が土の世界を希望しようとも「個と平等の時代」の段取りは既に始まっています。
水瓶座の時代になった、とは「不正ができない」という意味。
つまりは一人一人の行いについて、いよいよ自分自身について見つめざるを得ない「審判の時」が近づいているという事なのです。
誰が見ていなくとも、お天道さまは見ています。
エネルギーは、常に見ていたのです。
私達はこの世界の本質ーバーチャルであるという真実にこれから触れなければいけません。
朝起きて、夜寝るまで、そこに「有る」のは己しかいないという事。現実。
どんなに忙しく生きようが、フォロワーが何人居ようが、家族や犬が居ようが、私の何の言葉を読もうが、夜眠りに入る時は一人。夢を見ているのも一人。
この現実に向き合うことが、本当の意味での目覚めるという事でございます。
個を見つけ、群れから離れ、この古い地球から卒業するという目標のあるVRゲーム。
忙しいから、支配者がいたから、あいつが悪かったから。ゲーム内においてそんな事を言い続けていても仕方ありません。
大半の方々は、忙しさに任せて、他人に任せて、ワクチンを打って、そうすることで心の声を聞くことをやめたのです。
彼らは「早くお掃除してよ!辛いよ!」という自らの純粋で悲痛な声を、もうしばらく聞きたくないと決めた。つまり道の選択は終えたのです。であるなら、そうではない私達はどこへ向かえばよいのでしょう?
風の住人にシフトするのなら、己と共に飛ぶ時代に行くのなら、向き合わなくてはなりません。
ここは蓮の花の修行の場。自ら泥の中へ入ると言ったのは私達。
しかし泥まみれの中で「何一つ汚れはない」と明るく振る舞っているのが愚かな地球人の現状でございます。
感情の機能不全に陥ったのです。
いや、陥れたのは誰のせいでもなく自分です。
ここは泥の世界。街に出るだけで心は汚れ、すさみ、そういう場所ではごさいませんか。
けれども辛いものに触れても「仕方がない」と我慢し続け継続していく。そういう人々がこの星には集っているのです。愚かだと思いませんか。
酒を飲み、明るくいれば忘れるさと毎日同じ行いを繰り返す。そうして野蛮になった獣達は、地球に何度も嫌われていったのです。
もう繰り返さないというのなら、私達の「自然なプロセス」を思い出すのです。
泥の中に居ることに気づいたなら、明るくなろうとする前に忘れている事があるんですよ。
そう、悲しむのです。純粋に、悲しいと泣く。
そうやって感じるのが本来の人間の姿なのです。
家族の中で、ルーツの中で、あるがままの自分で居ましたよね。どうして社会に出たら忘れてしまうのでしょう?自分を100%消してしまうのでしょう?
誰もがここに居て許されているのです。愛されているのです。
あらゆる感情、素直な想い。
そうではなくプライド、格好良さ、ブランド思考。
そうして人間としての自然な発露を無視しているから、自然に戻りなさいと地球に怒られるのです。
辛いことをそのまま置いておくのではなくて、まずは泣くのが普通の人間ではございませんか?
なぜ自分はこんな目に合わなきゃいけないんだと想うのです。赤ん坊のように目一杯悲しむのです。
そうすれば、どれだけ自分に大きなエネルギーが備わっていたかがきっと分かるでしょう。
泥の中から花を咲かせるにはエネルギーが要ります。これまでの生易しい世界とは異なるのです。
「私の世界に泥などない」と言うのなら、その方はまだまどろみの中に居ます。それも選択です。
しかし根元のつながっていた地球は二つに割れ、両者の思考は今後混ざることはありません。
二つだけではなく、さらに細かくパラレルとなり、もはや自分の周りには自分と似た思考の者しかいなくなっていくでしょう。
今この場で、様々な意見と存在が有るこの場で、私達は最後に確かめています。
自分にとって何が大切なんだろう?
自分は何をしたいんだろう?
そのはっきりとした「身体のデータ」を基に、あらゆるパラレルにて体験を続けます。
あなたは、風の住人になるのでしょうか?
それとも土の住人を続けるのでしょうか?
はっきりしていなければ不幸になるのは世間でもなく周りの人々でもなく、自分です。
ですから、今ここで確認をするのです。
あなたは何者なのか?
お金が中心の世界に行きたいのか?
人が中心の世界に行きたいのか?
それぞれに道を進み、同じ波長になった時、私達はリンクをするでしょう。
全体から個人へ。大きな宇宙の流れに取り残されないよう。そして体験するすべてに、地球に感謝を贈ります。