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note、始めました。

初めまして。
認定特定非営利活動法人 Doooooooo(以下、NPO Doooooooo)でインターンシップをしている、大学4年生の凜乃(りんの)と申します。

この度、インターンシップを通して得た学び、経験をアウトプットする場として、インターン生を中心としてnoteをスタートすることになりました。

新型コロナウイルスの影響により、オフィスで作業する機会は減っていました。しかし、Zoomを通して初めてガーナのワーカーさんからお話を聞いたり、インターン生同士で朝から課題について話し合ったり。何も出来なくなったわけではありませんでした。
また、「お家時間」が増えたからこそ、インプットの量が以前より多くなり、「アウトプットする機会を増やしていきたい」という想いも強くなったと感じています。

これから各インターン生が、学んだことを率直に表現、発信していきますので、どうぞよろしくお願いいたします!

第1回目のテーマは、「Dooooooooって何?」「CLOUDYとは??」です。

Ⅰ.「NPO Doooooooo」と「CLOUDY」の関係性

まずは簡単に。

「NPO Doooooooo」→教育・健康・雇用の3つの課題を軸としたアフリカ支援活動
「CLOUDY」→株式会社DOYAが展開するアパレルブランド

この2つの組織は、下図のようなハイブリッド経営のもと成り立っています。

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「CLOUDY」で販売される商品の一部売り上げが、「NPO Doooooooo」を通じてアフリカでの支援活動資金となっています。

Ⅱ. 「認定特定非営利活動法人Doooooooo」

では次に、NPO Dooooooooについてです。先ほども触れたように、主にアフリカの①教育②健康 ③雇用の3つの社会課題を軸に支援活動をしています。

① 教育
「学校に通うことができない」
「読み書きができるようにならない」
「就ける仕事が制限される」
「安定した収入を得ることが難しい」

その結果、バランスの良い食事ができなくなり、健康維持することも困難になります。体調を崩したとしても、お金のかかる病院に行くこともできません。
この現状を根本的に変えるため、NPO Dooooooooは現地の教育環境改善を実施しています。

2018年には、ガーナの村に公立小学校を建設しました。しかし、学校が出来たからといって、全ての問題が解決するわけではありません。
例えば、自分自身が教育を受けていないため、「学校で教育を受ける重要性」を理解していない保護者の方々がいること。保護者の理解が得られていなければ、学校が近所にあったとしても子どもたちは学校に来ません。「どれだけ教育が必要か」「学校に通うメリット」を話し合い、学ぶ機会を共に創出していくことが大切だと考えています。

② 健康
経済的な余裕が無い家庭は、「食べられるときに、食べる」という食習慣。その場合、満腹感を得られることが重要視され、健康に良い食事とはかけ離れたものになります。結果的に、糖尿病、高血圧などの生活習慣病が貧困層で流行する事態が起こっているのです。

NPO Dooooooooは、学校の生徒、近所の子どもたちへ、栄養価の高い給食を無料で届けることで、彼らの健康を支えています。保護者の方々にとって「子どもを学校に通わせたい」と思うきっかけにもなる給食は、子どもたちの教育機会にも影響を与えるといっても過言ではありません。

また、食を通して健康を支えるだけではなく、「自分の体を自分で守れるようになる」人々を増やすための取り組みも実施中です。
その1つが、性教育授業。10代の望まない妊娠により退学、留年せざるを得ない状況は未だあります。避妊方法、体の仕組みなど、子どもにも理解できる方法で伝えています。

③ 雇用
教育を受けられたとしても、働く場所がなければ、「明日のご飯を心配する生活」から抜け出すことはできません。
特に女性は、十分な社会的保護がなかったり、生産性が低かったりする仕事に従事している割合が、男性よりも高くなっています。また障害のある子どもを、親が隠す習慣が残っている地域もあり、社会参加の機会を失っている障害者も存在します。

NPO Dooooooooでは、全ての人が自分に自信をもち、自立した生活ができるよう、障害者、女性を中心とした雇用の機会を創出しています。

Ⅲ. アパレルブランド「CLOUDY」

大切にしていることは、社会の問題をリデザインしていくこと。
生活に欠かせないからこそ、問題解決に向けた大きな可能性をファッションは秘めています。
ガーナの縫製、籠編みの高い技術を活かしたり、アフリカンテキスタイルを取り入れたりした商品を、適正価格で販売することも、その1つです。

これまで、485名の方々に雇用機会を届けてきました。教育を受けていない人でも、手に職を付け、安定した収入を自分自身で得られるようにサポートもしています。技術指導期間を設けたり、時にはプライベートな相談に乗ったり。
今後も、現地のワーカーさん1人ひとりと向き合う時間をつくり、お客様と共にアクションを起こせる機会を創出していきます。

Ⅳ. これまでも、これからも

教育、健康、雇用。3つの社会課題に軸をおいていますが、いつも同じ問題だけ扱っているわけではありません。次々に解決するべき問題が見つかるからです。NPOと株式会社を独自に両方運営しているため、現場の問題を明確化し、どのような活動が必要か、組織内で把握できることも、NPO DooooooooとCLOUDYの強みです。

これまでアフリカに馴染みが無かった方々にも、「CLOUDYの、あの商品が欲しい!」という商品への興味を通して、自然とアクションに参加するファーストステップを踏み出していただく。そうすることで、より多くの方々と共に、社会問題を改善していけると考えています。

また、現在Yahoo!ネット募金にて、NPO Dooooooooによる支援活動への寄付を募らせていただいています。下記URLから詳細をご覧いただけますので、皆様ご協力の程よろしくお願いいたします。
【Yahoo!ネット募金URL】
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5319002

長くなってしまいましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございます!

今後も、インターン生目線のCLOUDY、NPO Dooooooooに注目していただけますと幸いです。

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